うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

ハナトラノオ(花虎の尾)も活ける

2010年10月03日 05時52分18秒 | ガーデニング・庭づくり
今は、ほっとするような季節の移り変わりで尋常な秋が過ぎていく。
 収穫の時とはいえ、平年に比べて今年の果樹や野菜は単体あたりの生長量が小さく、標準より果実、草姿が小ぶりのようで、全体的に生産量も小幅で八百屋さんの店先、市場でも価格は高めのようだ。主食のコメをはじめとして糖度にもバラツキがあり、品質も落ちてなんとなくおいしくないという世評のようだ。したがって、出荷時の等級が下がることにつながっている。今年は、例年のように豊作貧乏ではない。そこで農家の生産者が適正な利益を出しているかどうか、は別だが。

 ありきたりだが、先日、思い立ってハナトラノオを活けてみた。いままでのことを振り返ると、アカンサス、ヘメロカリス、ヒメヒオウギズイセン、シラン、シャガ、オダマキ、ムスカリ、セダムなど、わが家では繁殖しすぎて手に負えなくなった草花がある。残念ながら、このハナトラノオもそのひとつになりつつある。

 ハナトラノオの説明について、お手軽な博引傍証であるが、WEB上で見かけた信頼できそうに思われるある方のウンチクをここに掲げる。
・紫蘇(しそ)科。
・学名 Physostegia virginiana
Physostegia : ハナトラノオ属 virginiana : 北米バージニアの Physostegia(フィソステギア)は、 ギリシャ語の「physa(胞) + stege(ふたをする)」が語源。
・別名 角虎ノ尾(かくとらのお)。 茎が角ばっていて、花が虎の尾に似ていることから名づけられた。さらに、花が美しいので「花虎の尾」の名前も生まれた。
・開花時期は、8月頃~9月下旬頃。
・北アメリカのバージニア州原産。大正時代に渡来。
・ピンクのちょっと変わった花。開花直前のつぶつぶがいいですね。
・マイナスイオンを出すことで知られる、虎の尾」と呼ばれる植物はこれではなく、”サンセベリア”という、固く長い葉っぱ の園芸植物です。

 手前は斑入り熨斗蘭(フイリノシラン)を一緒にして、ガラス瓶に挿してみた。
          
 草姿を見比べるとどこが紫蘇(しそ)科なのか、不思議だが、たしかに細かい花びらを見つめてみると、あの‘オオバ’の紫蘇に花の構造が似ている。この科のほかの特性は、育つ場所をそれ程選ばずあちこちに生える性質の強さか。
       
コメント
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