うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

ギボウシ・アバダバドゥの変異

2012年05月07日 03時45分50秒 | ぎぼうし栽培日記

 ここではギボウシのなかで、アバダバドゥ の変異をアップする。切斑(キリフ)という斑入り葉が出現したもので、芽変わりという現象であるらしい。通常は アバダバドゥ の葉の色は青葉一色でありこのような突然変異は珍しい。

 切斑(キリフ);葉の中心線を境にして片方が全緑、もう一方がうぶといったタイプの斑で、覆輪や掃込み斑、縞斑などの生育過程でも時折り出現する。葉一枚だけの切斑もあれば、その枝全部が切斑でそろっていることもある。模様が単調であるためあまり好まれないタイプの斑である。
 ーー参考資料・「斑入り植物の観察と栽培」 広瀬嘉道著 ニュー・サイエンス社ーー

 この品種は栽培歴4年目になるが、在庫6株の内の1株だ。実は昨年からこのようになっていた。今回、根株を確認すると、どうやら、増えていて今年の春は3芽に分けることができそうなので、芽変わりした変異種1芽を分離してどのようになるか見ていくことができる。遺伝的にこの形質を安定させることができればしめたものだが? そうすれば新品種の誕生・・・?
 わたしの経験では、以前に 寒河江 にもこんな現象がみられて、なんとかこれだけ保存しようとしたがうまくいかず、一回限りで斑入り葉そのものが消失したもの。その後、変異種のこの株の採取した実を播いているが、いまだにこの形質を確認できていない。
 そのうちに、今後の経過をレポートしよう。
 アバダバドゥ の栽培上分かった特性と、株分け・出荷履歴は以下の通り。

●アバダバドウΔ
(大型大葉・ 色系白花・花茎; ・結実;×:・・・芽出し;遅・成長度;早・伸長時期;春?)
   200611 仕入れ、→1
   200627株分け1→2
   ⇒◎21.0vp--1    6号プラ鉢--1    計 2株
   210905鉢替え1→1
   ⇒6号プラ鉢--1→21.0vp--1    計 2株
   221019株分け1→3
   ⇒21.0vp--1→ 21.0vp—1 15.0vp—1 13.5vp—1 計 4株
   230521株分け1→3
   ⇒8号プラ鉢--1→21.0vp —215.0vp—1    計 6株
   23521出荷→1                 計 5株
   230605 株分け1→2
   ⇒21.0vp—1
   230605出荷→1       計 5株
   240501 株分け1→3
   ⇒13.5vp—1 12.0vp—1
   240503出荷→1      計 6株

          

          
     
 ※今年のギボウシの単価・購入方法については、長文になり恐縮ですが、どうぞ 4/17付けブログ記事をご覧ください。
 
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