うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

オオバギボウシの山取り

2015年10月07日 05時14分31秒 | ぎぼうし栽培日記
 これは、先日、近所の標高550mの山中で見かけたギボウシである。アスレチックコースの長いローラーラダー(滑り台)の周りに施工時の砕石混じりの地盤に群生していた。オオバギボウシ の特性として葉の形もいろいろ、結実種もある。結実種は空莢であるか発芽するかは分からない。
 画像で根を見ると分かるがゴボウ根が土壌に深く入り込む。掘る道具として現地では移植ごて代わりに、やじりのような薄くて硬い粘板岩のようなとがった石を探し出して用いている。根鉢の周囲を直根はあきらめて、少し側根を切る要領で掘り取ったもの。上手くやらないと難しい。幾たびかの植物の活着の経験がないと、この作業はおすすめしない。画像の下段に オオバギボウシ の特性やわたしなりの栽培メモを付す。
            

オオバギボウシ: Hosta Montana
(大型中葉・濃緑色・淡紫色系白花・花茎;長・結実;○・発芽;×・・・芽出し;早・成長度;中・伸長時期;春)∪----山野に自生し山菜として食用にされる、野生種。定植・露地植え向き。これこそが、食用ギボウシとして山菜や栽培作物として “ウルイ” と呼ばれる。暖地よりも寒い東北地方の自生地では草姿が大型になる傾向がある。くせがなく食べやすい。わが関東の地元では色々な野菜が栽培されているのと、多年草なので、数年間のあいだ、畑を占めてしまい単年作物に向かず、あまり重視されない野菜である。
           
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