うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

竹林の清談、タケノコ狩りの成果

2016年05月03日 06時09分23秒 | わたしの日常です。
先日、午後遅くお世話になった方を訪ねる。地元で大規模に植木材料を商っている。道々、大判焼き4個をもとめて持参。知り合ったきっかけは東京都品川区内の「天王州アイルプロジェクト」の造園工事で始まる。話し込んでいくうちに、それから30年は過ぎたことを知る。

 元々、地元の名士であったらしくて広大な敷地を有していて、家人に伺うと主人は裏の方でタケノコを掘っているとのことで、そこに回る。夕方に迫る時刻、薄暗い中でゆっくり作業をしている。ちょっとむくんでいて白っぽい顔をしている。医者の見立てでは良くならないらしい。糖尿病が悪化し近くしか目が見えない。車も駄目で外出はできない。彼は現在は代替わりしていて、寄る年波とは言うけれど77歳である。
 さすがに材料屋さん、ここのは孟宗竹でも稈に黄斑入りの園芸品種は珍しいのだが、タケノコは美味しいとのこと(金明孟宗竹)。積もる話には国内の樹木生産者のうわさや、現代の利用される造園樹木の話などだが、近所の造園業者、物故者の話、近所の樹木医の話、しかし頭脳は明晰で反応が早い。かつては日本植木協会のトップも務めたこともあるし、辣腕の人。資金力と全国規模の顔を活かした樹木材料収集力で敵も多かるべし。清濁併せ呑む明るい性格の人であったが、今は竹藪、いや竹林の清談を語るのにふさわしい。
 昨年の3月、故郷の彼岸に高校恩師に会った時にも感じたことだが、わたしにとって会えるのは今しかないと感じる。また、たびたび遊びに行くことにしよう。

 ついでに今年のタケノコ狩りの成果を羅列する。毎週必ず、都合のいいことに水、木、金曜日に一度雨が降り土曜日の早朝に勇んで行ってきた。「雨後の筍」の生育パターンを学んでいる。都合、4回になる。わたしにとっては豊作である。わが家の食事はほぼ毎日、タケノコ尽くしである。毎年そうだが、その内の3分の2は義兄の家庭、近所、愚妻の友人、息子の彼女にお裾分け、配布する。
4月29日  6本


4月23日 26本


4月16日 17本


4月 9日 3本


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