うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

①園芸商品・ギボウシの価格を比較すると・・・・・販売に至るまで

2010年09月07日 03時25分34秒 | ギボウシ編---お客様の評価、お問い合わせ

 先日、宇都宮のお客、O様のために準備していたギボウシ ‘ビッグダディ’を残念なことにキャンセルされた。そこで、あらかじめ用意して、鉢あげ養生をしていたらうかつにも数日で葉が日焼けを起こしてしまった。きちんと圃場へ戻して定植する前に、この際だから、商品としてのこのギボウシを話題にしよう。

・ビッグ ダディ・
      

 一般的には、ギボウシを購入するとしたら、園芸店やホームセンターで直接店頭で買う場合か、もしくはWEBの通販サイトになる

 その前に販売に至るまでのプロセスを振り返ってみたい。
 生産者は、前年の晩秋か2から3月にかけて株分けや組織培養をおこないビニール温室で促成栽培して、3月下旬から売り出す。市場や店頭に出すタイミングはこの時と、5月連休直前に加えて梅雨明けごろのギボウシの開花直前の時期である。
 商品のいい悪いは生産者の栽培技術にもよるが、あくまでも前年に地下茎に新芽ができて繁殖し殖えた新芽を仕立てた「苗」の状態なので、まだ幼くて、通常その年の内、今年の開花は無理である。ほかに店先の水やりなどの管理状況とともに言えることは、ずっとその「苗」の荷姿で何カ月も放置されると生育不全におちいることである。どうしても、植物にとって、「苗」の状態は仮の姿である。したがって、商品の品質、つまり品物が悪くなりがちである。

⇒続く


 
●今までのギボウシの育成や栽培については、このサイト左側の、 カテゴリー [ギボウシ栽培日記] などをクリックするとご覧になれます。
●ギボウシの販売は当ブログのみでおこなっております。価格面や数量については、お問い合わせするか、カテゴリー [草花ナーセリーWeb直販コーナー] をクリックし日々の書込み履歴をご確認願います。必ず、最新の情報をお確かめください。
●現在、ギボウシは公開販売中です。どうぞ、7/15付けの下の記事をクリックしてご覧ください。そして、購入をご検討ください。
 夏、初秋向けぎぼうしの販売価格です!!---平成22年下半期
 なお、注文を受けてあつらえたのちに、ギボウシ出荷時の際はこのブログ上でご注文品を画像でアップし、実物を確認していただきます。
 また、同じように、今までの忌憚のないお客様の反応や評価についても、 [ギボウシ編---お客様の評価、お問い合わせ] で読むことが出来ますのでお暇な折にのぞいてみてください。

 購入の受付けやコメント、お問い合わせに際しての連絡は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームにてのメール等でお願いいたします。
       
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ノウゼンカズラの花

2010年09月06日 05時54分02秒 | ガーデニング・庭づくり
ノウゼンカズラの花 撮影: 9月 5日午後 4時30分
9月8日は暦の上で「白露」である。しかし、まだまだ、酷暑は続く。
 台風も、沖縄や西日本や日本海側に向かうだけである。関東では梅雨明け後、全く雨も降らない。例年であれば、水道も水不足問題になるところだ。
 このところの異常気象は、世界的なエルニーニョに重なる ラニーニャ現象ではどうも説明がつかないようだ。
 人が接する緑地や公園、街路樹、それに個人の庭でも水枯れで紅葉したり半枯れの植物が目立つ。むしろ、自然の山の方が枯れていないようだ。

 ここで、わが家の花を掲載する。
 ところで、わたしのブログをご覧になっている方はご存じかもしれないが、わたしの場合、写真の題材、材料はみずから直接タッチしたもの、あるいは現地に行ったものしかとりあげていない。わたしには、撮影するという安易な行為のみで、被写体を他にもとめること自体が気持ち悪いからだ。わたしに言わせれば、ファインダー越しの自然なんて、しょせんまがいものである。
 Web、ブログではかなり植物写真が掲載されていて、それは時間に余裕のある撮影者が、カメラに詳しくて撮影技術に凝ったり、植物好きの方々が多い。それに、正式な植物図鑑ではなく、安直にWeb上のウィキペディアで引いてきたばかりの植物知識の蘊蓄を傾けている。そんな一時的な借り物の知識を加えていることに対し、わたしはそんなお手軽な所作を好きになれないでいる。
 植物はみずから育ててこそ、の思いが強いのだ。

 それはともあれ、ここにわが家で20数年も経っているノウゼンカズラの花咲く画像をアップしよう。多分、これは 輸入種 “アメリカノウゼンカズラ”だと思う。なんとなく、関東の山林にある実生種と比べて、草姿(木本性です、念のため)がラフで花が派手めの印象である。
 わたしは、この植物のあまりの強健な性質に、内心しまったと感じていて、初めて植えてから二度ほど植えかえた。実は持っていく場所も狭く、しょうがなくて、枇杷の木に蔓を誘引したものである。(枇杷にとって迷惑なことである。)
 夏の花は少なくて喜ばしいのいだが、わたしには、「獰猛な花」というイメージがある。

 花壇や庭・植物のご相談に際して、連絡方法は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのホームページから入りお問い合わせくださいませ、ませ。
       
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民主党の代表選挙のこと、小沢一郎さんのこと

2010年09月04日 07時01分38秒 | わたしの日常です。

 8/28のブログにつづき、また、今度の民主党の代表選挙について触れる。一般的には、小沢一郎さんの金のことが演説や記者会見、新聞の論調で、首相候補として人格的に不適切だと争点になっているようだ。

 ところで、ほかの職業の世界であっても邪魔にならない究極の適性はなにかといったら、公然とでもひそかにでもいいのだが、それは自分の非を認めることである。しかし、政治家にとってはそんなことは百万遍繰り返そうが認めてはならない、それよりも事実かどうかは二の次にして、出来れば間髪をいれず相手の虚を突くことが正しいらしい。責任の所在を曖昧にする、他人のせいにする。言葉と行動の真剣な戦い。これが政治にたづさわる者の適性だ。

 わたし個人は、この間のイメージ先行のマスコミに盲従する世間の事大主義的な風潮が嘆かわしい。報道の無署名や後追い記事の不掲載、思い上がった世論誘導の見込み記事、センチメンタルなプロパガンダ記事。
 誰がマスコミは偉くて、清く正しいと決めたのか。
 過去、日本にとって、大東亜戦争の戦争協力と終戦時の論調変換は最大の汚点である。
 実態は単にインテリが高飛車な姿勢を押し隠して商売しているのみで、実は購読部数や広告量、儲けた損したの商売をしているだけではないか。しかも、野党の役割を担うなどと言っている。経営環境もそうだが、既に、今の時代はその記者クラブ制など優先的な既得の権利や、官僚の宣伝の役割りを捨ててほしいものだ。

 わたしは、日本の熱し易く冷めやすい世間にも嫌気がさす。また、他人の顔を見て真似ているくせに自分の考えであると、何気なく言う意見に飽きている。自分の生活や日常感覚をもとに、自分の頭で考えず、大勢に従うのも癪だ。要は自立した生き方をしてないのだろう。
 菅さんはどうも人望がなさそう、お調子者のようだ。日本の政治家の経歴としては期待させる市民運動出身ということで、ひそかにわたしは瞠目していたが、ディベートやアジテーターで政治はおこなわれる、とでも思っているようだ。必要なのは、経歴上に負け戦で身に着いた権力欲と闘争心のみ。あるいは人気商売だ、と。政治家の資質と修練の必要性には気づきもしないようだ。

 たいがいのことはどういう世界でも、人間性で最終的にその人の価値が決められる。殊に政治の世界は、文字通り、あの人のためなら命を賭けてまでという賛同者が多い方が勝つ。
 ところで、小沢さんは弁護士志望の大学院生から、二世としていきなり自民党の国会議員になった。それは職業選択の時機と理由に有無もないことだった。実社会を知らず政治家という職業に専心してきたことが、持って生まれた性向に合わせて謙虚と傲慢に見える二面の難解な性格をつくることになったのだろう。
 因みに、小沢さんから離れていった政治家は、すべて議長や大臣のポストなどの役からはずされたせいである。黄門さまなどとテレビで愛嬌をふりまく、某前副議長などはそのいい例だ。それが発展したのが、今までの新党をこわしたり作ったりの経過であり、これは政治の立党“理念”が空回りしているせいである。そして、政治家個人のねたみとそねみがこの職業の属性である。結果的に、善し悪しでなく、小沢さんはそういう相手の心情に鈍感なところがある。

 小沢さんに政治家として必要なのは、時機と相手を見た日常的な言語による過剰なまでの説明能力と、人間への理解と同情心である。小沢さんは、調査分析・判断と構想力や行動力などのほかの能力は、日本人離れしているほどに、政治家としてみんな持っているのだ。

 参考本:「虚像の囚われた政治家 小沢一郎の真実」平野貞夫著 講談社+α文庫

 小沢一郎さんについては、以前このブログで触れていたので、下記のサイトをご覧願う。
小沢さんのこと
小沢さんのこと Part2

    
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キンミズヒキの花が咲いている。

2010年09月03日 02時41分15秒 | 個人の庭・エクステリア

 これは先日につづき、「キンミズヒキ(金水引)」である。その後の花が咲いた姿を再掲します。
 後部は、お気に入りのギボウシ・サンダーボルトの結実の姿です。
 「キンミズヒキ」は、黄金色の米粒ほどの花をつける。わたしは1.5mも丈が伸びて円錐状になるこの草の堂々とした立ち姿に惚れ込んで植えている。

          

 プランニング、植物のご質問、ご相談に際しての連絡方法は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォーム、メール等でお問い合わせください。
       
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天王洲アイルを歩く4--スフィアタワー天王洲ビル

2010年09月02日 03時24分10秒 | 天王州アイル Project
この間以来、シリーズで紹介してきた天王洲アイル。最後のエリアです、第四弾。
 スフィアタワー天王洲ビル をどうぞ。
 
 ここは、緑地の位置が国道一号線側が正面、側面は 天王洲郵船ビルと緑の広場、後部はパティオと小公園になる。
 ここは敷地に対する緑地面積は狭く、建物のファサードの意匠処理が難しかった正面は当初から建築一体の外部空間を企図していてもともときっちり緑濃くユニット的に配植したもので、維持管理の面ではまずまずの状況だ。
 ただ、残念なことは巨大パーゴラに這わせた 「ヤマブドウ」の枝が褐色に変化し葉が散り、パイプパーゴラ躯体のみの武骨な構造しかみることができない。枯れはしないだろうが、このところの高温と無降雨で散水が間に合わなかったようだ。
 ヤマブドウ:雌雄異株。ここでは果実は期待できない。関東地方ではなかなか着果株を見ることはすくない。この蔓ものの植栽は、「ヤマブドウ」の五角形の葉形がパーゴラの武骨なトラス構造に対して、やわらかくて面白いフォルムを添えることを期したもの。また加えて、本来はうまく秋の季節の推移があれば、紅葉もまた美しい。
 ちなみに写真は、その個所を同ビルのエントランス付近と東京モノレール天王洲アイル駅構内から遠景として写したもの。
 パティオは、プランニング当時の南欧風をゆったりした商業的広場に変えている。わたしの感想としては、アクセントの置き方に中途半端、曖昧感を持つ。

     
     

  前回のアップ記事

 現在、天王洲アイル全体の状況はどうなっているか、下のサイトをクリックしてみてください。
  天王洲アイル

 当時の天王洲アイル開発計画に関する、お問い合わせ、ご質問に際して、連絡方法は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォーム、メール等でお願いいたします。
        
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