落穂日記

映画や本などの感想を主に書いてます。人権問題、ボランティア活動などについてもたまに。

毛がどうした

2009年01月22日 | diary
整形の話をしたならばハゲの話もせずばなりますまい(なんで?)。

ぐりはハゲ好きです。いや違うな。好きか嫌いかを問われれば、どっちかといえば好き。ハゲフェチではないです。つかハゲてよーがモッサモサの剛毛だろーがどっちでもいい。頭に毛があろーがなかろーがどーでもいい、というのはちょっとランボーか。
ただ、薄くなった髪を頭頂部に渡したり、後退した生え際を隠そうと前髪をおろしたりして、不自然なヘアスタイルになってるのはあんまし好感もてない。潔さがなくて。髪なんかあったってなくたっていい!とスカッと見せるのが男気じゃない?とか思っちゃう。
昔、初めて海外旅行に行くのに乗ったアリタリア機のキャビンアテンダント(男)がほぼ全員若ハゲで、全員がスカッとハゲた/後退した頭を晒してるのがすごいサワヤカ〜な印象がしてキョーレツでしたけども。やっぱし、渡したりおろしたりしてる人よりも、自然にそのままな人の方がなんか自信ありげに見えるんだよね。そんなことないですか?ハゲててもかっこいい人、いっぱいいるじゃん。竹中直人とかさ。ジェイソン・ステイサムとかさ。最近人気の小日向文世もそーですね。

老いること同様、髪が薄くなることは罪でも悪事でもない。単なる生理現象でしかない。
以前育毛剤の仕事をしたときにメーカーから聞いた話では、髪が薄くなるのは遺伝的要因と環境的要因がだいたい半々くらいだそーですが。親族にハゲてる人がいる場合、大抵の男性はいずれ髪が薄くなる。そうでなくて薄くなるのは、不規則な生活やストレスで頭皮の新陳代謝やホルモンバランスが悪化して、毛母細胞が劣化するのが原因。不規則な生活とは、アルコールやタバコの過剰摂取、栄養バランスの偏った食事、入浴や洗髪が不十分で頭皮が不潔になりやすくなるといった要因が髪を薄くする。
男の人ってだいたいが髪洗うの雑だもんねー。本来なら美容院や床屋さんで洗ってもらうのと同じくらい丁寧に洗わないといけないのに、雑な洗い方だと汚れは落ちないし頭皮に傷はつくしシャンプーは残るし、そのうえやんなくてもいいトリートメントまで残しまくってちゃー頭皮がカワイソーです(男性は皮脂の分泌が活発なので日常的にトリートメントをする必要はないらしい)。

けどストレスだけはどーしよーもない。ストレスで髪や頭皮が傷むのはぐりも身を以て経験しました。
ぐりはもともと髪は綺麗な方で、十代のころは真っ黒でサラサラのロングヘアが自慢で。サラサラすぎてお下げに編んでも簡単にほどけてしまうし、どんだけ頑張ってブローしても強力な整髪料を使っても全然スタイリングがまとまらないくらい、必要以上に元気とゆーか頑固な髪の毛だった。常につるっつるのてっかてか。量もかなり多い方だったと思う。毛の太さはふつうよりちょい太めくらい。
それが大学受験の浪人一年間で抜け放題に抜けまくり、髪質自体もか細く変わってしまった。気づけば二十歳前にしては異常なくらい髪が白くなっていた。それくらい、苛酷な浪人生活と受験のプレッシャーが髪に悪影響だったってことです。

ぐりが不可解だなあっていつも思うのは、男性って自分がハゲるかもしれないってことは異常に気にするわりにはヘアケアの正しい知識には関心がなくて、それでいてハゲかけてる人に対する視線がみょーにつめたいこと。
明日は我が身なのに、なぜハゲごときで他人を評価できるのかがわからん。男心、理不尽なり。


待ち犬。コンビニにて。

男性の1割が「本命チョコと義理チョコの区別がつかない」
今年のバレンタインデーが土曜日で嬉しいのはぐりだけじゃーありますまい。だってうちの仕事場、女ひとりだぜー。ひとりで全員分のチョコ用意すんのってしんどいよ。不景気でお財布も厳しいしヤメたいなーと思ってたんだけど、土曜日!会社休みじゃん!ワーイ。

それでも前日に義理チョコを配らんならんお方はこんなんいかがざんしょ。
JIM-NET 限りなき義理の愛大作戦 2009
六花亭のチョコにかわいいカードが添えられたこのセット、売上げはイラクで怪我や病気に苦しむ子どもたちの救済活動に充てられます。詳しくは上記リンクにてどーぞ。