百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

母の日

2008年05月11日 | 千伝。
毎年やってくるツバメが、今年もまた実家の上にある空を何度も舞うように飛び回る。

だが・・今年のツバメは、降りてこない。


「ツバメは、喪中の家には来ぬそうな」

・・ 燕の巣を見ながら、母は、ポツリと言う。

「父さんが、ツバメになって、見守っているんだよ」 

・・ 母を見ながら、兄は、ポツリと言う。

プレゼント

2008年05月11日 | 千伝。
思い出すと、案外いろんなものを頂戴していることに気がつきます。

その中でも、印象深いものをあげると・・

小生、音符も読めない音楽音痴ですが、バイオリンを持っています。
いつか弾いてみたいものですが・・どこかでお稽古事でもしないと難しいのかなぁ。
このバイオリン・・かなり値打ちのあるものらしいですが・・
英国の貴族から頂いたものですが、もう埃を被った状態になっています。

学生の頃、近所の煙草屋さんのお爺さんから、写真現像一式も頂いたことがあります。
申し訳ないのですが、とうとう一度も使うこともありませんでした。

社会人になりたての頃、ある方から新古車を貰ったこともあります。
東京では、車が必要ないので、自動二輪バイクと交換しました。

一番困ったのは、取引先の大事なお客様の義理妹さん(奥さんの妹さん)を貰ってもらえないかと縁談を勧められたことでした。
勿論、丁重にお断り致しました。

最近・・よく貰い物があります。
お中元やお歳暮の次元レベルの話ではありません。

生涯の宝物として、貰えるという事は、そうなる道理、決まり事があるのです。
笑顔の多い方には、プレゼントが多いはずです。

笑顔という宝の持ち腐れになるないようにしないと・・(笑)。

プレゼントとは、「現在生きている」という天から恵みです。

福となれ♪