衛星劇場で、日本未公開の作品を、年末年始の3ヶ月間にわたって放送しています。
その中の、1作品が、これ
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「トンマッコルへようこそ」や「結婚遠征記」でおなじみのチョン・ジェヨン氏主演のコメディ・・・う~ん
、ハートフルコメディと言った方が良いかな。
盗掘を生業としているデチュルが、ジェヨン氏。
彼は、同業だった父親から盗掘の技術(?)を仕込まれ、警察内部の仲間と結託して、仏像などの盗品を売りさばいて生きています。
この警察内部の仲間が、「マラソン」のコーチ役だったあの方。名前忘れちゃいましたが・・・
ワルなんですよ、この方。デチュルをいいように扱って、小ずるくお金をかせいでるんです
ある時、金の仏像を発掘したところを女の子に見つかってしまい、自分は政府の重要な人物で、発掘隊の隊長だと嘘をつきます。
その名も”文化財管理局特殊捜査隊”・・・

そして、その女の子を3番隊員として任命(・・・
)しちゃうわけです。
その女の子は、母親に捨てられ、祖父と犬と貧しい生活をしてる、かなり変わった子です。
もう一人、関わってくるのが、白血病の男の子。
サーカス団員の子供なんですが、お金が無い為、充分な治療も受けられず、学校にも行ってません。
そして、輸血等の経験から、自分はバンパイアで、いつか完全なバンパイアとして永遠の命を持つ事になるんだと思い込んでます。
この男の子が、偶然忍び込んだ学校で、女の子の隠した金の仏像を見つけ、持ち帰って隠してしまったところから、そのお宝を探す騒動が始まるわけです。
あの手この手で、子供達を騙して仏像の在り処を聞き出そうとするデチュル。
でも、あまりにも純粋な子供達と付き合ってるうちに、自分の行き方を見つめ直すようになって来ます。
結構、”おいおい・・・
”って感じの、だるい、お先読めまくりの始まりなんですが、あまりにも馬鹿馬鹿しいデチュルの話を信じきる子供達の姿を見てると、視聴者である私も、なんだか徐々に自然に楽な気持ちになりました。
ちょっと御伽噺的すぎる展開ではありますが、小さな子供と一緒に観ても良いかなと思える作品でした。