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チーズ・イン・ザ・トラップ OST (2CD) (tvN TVドラマ) (韓国盤) |
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ジョンがまた昔のジョンに戻りました。
笑顔を見せるけど、冷たくて感情のこもってない上っ面だけのモノで、ソルの事を無視し・・・。
ソルは、勝手にアヨンを紹介しようとしたことを怒っているんだと思いました。
カン教授の授業で、班別にテーマを決めて研究発表することになりました。
ところが、ソルの班のメンバーは最悪。
勝手で一切協力せず、遊び呆けるサンチョルに、おどおどして真面目そうなんだけど要領が悪いミンス、そして自分の事しかしないダヨン。
勝手に班長にされてしまったソルがいくら協力を呼び掛けても、サンチョルはもとより、他の二人もなんだかんだの理由をつけて、一切手伝おうとしません。
結局、発表前日に、ソルが一人で仕上げることになり、当日、その原稿をメンバーに配った始末。
当然、カン教授はそれらの事を全てお見通しで、連帯責任を・・・と、ソルを含む全員にD判定を言い渡したのです。
自分は人の分まで一生懸命やったのに・・・と不満を抱いたソル。
カン教授に抗議に行きました。
カン教授は言いました。
「ソル、あなたは自分だけが誠実だと決めつけて、メンバーを見限って自力でやったでしょ。その方が楽よね。これまではそれで良い成績がとれたでしょう。でも、社会に出たら一人じゃ何もできない。ここは経営学科よ。経営はコミュニケーションが全てよ。」
ソルにも悪いところがある・・・と言う事ですね。
D判定を受けて、ショックをだったところに、カン教授からの指摘。
ソルは落ち込みました。
そんな時、ノー天気に夏休みには旅行に行こう・・・とボラが言ったもんだから、つい、いらいらして喧嘩になっちゃった。
確かに、ボラの言動もソルの心境を考えたらイラつくところではあるけど、ボラの言う事にも一理あります。
ソルは思ってる事を口にし無さ過ぎる・・・ということです。
辛いなら辛いと、困ってるなら困ってると、本音を言ってほしかったんですね、ボラとすると。
いつも本音を隠しているソルを、理解できないのも仕方がありません。
ソルは、ボラにまで自分の責任を指摘されてしまいました。
そんな時まで、ソルはウンテクに、ボラについていてあげて・・・と言うんですね。優しいというか、人を気遣い過ぎると言うか・・・。
ちょっとイライラしますね、あまりにも人に流され過ぎるソルに。
ジョンは、アヨンのこと、そして見合いのことでソルに対して失望し、怒っていました。
でも、嫌でもソルの事は目に入るし、聞こえても来ます。
そうなると、放っておく事が出来ず、そっと助け船を出すんです。
サンチョルに協力を求めに行ったソルが、お酒を飲まされて、女好きの先輩に連れて行かれそうになるのも、未然に防ぎましたし。
D判定を貰って落ち込むソルを励まそうとしたのかな?声をかけたんですが、ソルが気付かずに行ってしまうと、その後をそっと就いて行きましたし・・・。
その時、ソルにイノが話しかけるのを目撃。
親しそうに見えましたよね、あれじゃ。
遠くから二人の姿を見つめるジョンでした。
やっぱり、イノとイナの姉弟はジョンの父の援助で生活してるようですね。
姉のイナは、ジョンの言葉じゃないけど“寄生”する生活に慣れ切って満足しているようです。何らかの卑屈な感情は見え隠れしますが。
イノは、そんな生活が嫌で行方をくらましていたようですね。
今、ジョン父から再度の援助を申し入れられましたが、それを断っています。
でも、目的も目標も見失ったままのようです。
ジョンはそんな二人が嫌なんです。
自分が会社に入ったら、もうそんな生活はさせない・・・と言っています。
現に、父にも、二人が自立するのを手助けする方が良いと進言していますしね。
でも、イナは一切そんな気は無く、イノもまた援助は受けないまでも、言いなりになる気は無いようです。
ジョンは昔、イノの手を怪我させたように言われています。
イノはその所為でピアノを断念せざるを得なかったようで。それが今でも尾を引いているようですね。
お互い、ソルに言うんです。
表の顔を信じるな・・・とか。裏では何を考えているか分からないから・・・とかね。
ソルは周囲の関係全てがこんがらがってしまって、上手く行く事は何も無い状況。
どこからこんがらがった糸をほどけば良いのか分からないで、悶々としていました。
そして思ったのです、今自分にできる事から始めるしか無い・・・と。
ジョンに謝ることでした。ジョンに自分の気持ちをきちんと話して、謝る事でした。
「勝手にアヨンを紹介して、済みません。」
それを見て、ジョンは微笑みました。彼もまたきちんと話をしたかったのでしょう。
自分も子供じみた真似をして済まなかったと謝ったのです。
お詫びの印に、今度は私が夕食をおごらせてください・・・とソル。
そしたら、ジョンはコンビニのおにぎりをチョイスしました。
やっと二人の間の誤解が解け、自然になれました。
家まで送ってくれたジョンが、道が暗いのを見て、今度から自分が送ってあげる・・・と言いました。
そこで好意に甘えるソルじゃないんですね。自分の事を過信する事が無いと言うか・・・。
以前、アヨンが、もしかしたら、ジョンはソルを好きなんじゃないかな?・・・と言った時も、まさか・・・と一蹴しましたしね。
まだまだ先輩としてしか見て無くて、そこまでしてもらう関係でもないと考えてるんです。だから、大丈夫です・・・と断りました。
でも、ジョンは言いました。
「付き合わないか?」
ソル、呆然です。