まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『ああ、私の幽霊さま』12話まで

2017-01-27 18:18:02 | 韓国ドラマのエトセトラ
ああ、私の幽霊さま (コンプリート・シンプルDVD-BOX5,000円シリーズ)(期間限定生産)
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NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

レビュー一覧は、こちらから。

 

スネの気持ちを知ったボンソン。

自分の気持ちを抑えて、身体から出て行ったスネを考えると、罪悪感みたいなものがボンソンの中に生まれたのです。

それでも、ソヌを失いたくないと思いました。

今だけは自分勝手に、自分の気持ちを最優先しようと思ったのです。

胸に飛び込んで来たボンソンに、ソヌは驚きながらも、嬉しさがこみ上げて来ました。

 

ウニの事故の防犯カメラの映像が復元できたと喜んでいた警官が、ソンジェに襲われて入院していましたが、ようやく退院できました。

素知らぬフリをしてソンジェに変わらない態度を取っていますが、目は鋭くソンジェの腕時計に向けられていました。

確信が持てないのか、それとも、もう少し様子を見て・・・と思っているんでしょうか。

 

レストランでも、こっそり熱々のソヌ&ボンソン。

でもね、とっくにジュンには気付かれていたし、今度はジウンにも現場を目撃されちゃった。

驚いたジウンは、ミンスたちに報告しますが、全く信じてもらえません。ジュンは何も答えませんでしたが。

ミンスはソヒョンと交際してると思いこんでいますからね。

 

スネは霊媒師のアジュンマの元に転がり込んでいました。

自分の気持ちを整理出来ず、かと言ってアジュンマの言うとおり儀式で昇天する気にもなれず・・・。

ごろんっと横になったまま、話しかけても答えず、何も食べず・・・。幽霊もお供えなら食べる事が出来るようです。

 

ボンソンはスネがいなくなって、ずーっと自分自身のまま、ソヌと付き合っています。

毎日が楽しくて、ソヌの愛情が嬉しくてたまらないんだけど、時々戸惑う事もありました。

それはスネが憑依している時の思い出をソヌが話す時です。

確かに、ボンソンは目立たず消え入るような声で自信無げに話し、ソヌとは目も合わせられない性格でした。

でも、スネが憑依している間は、明るく積極的で何にも怯む事無くぶつかって行く性格になっていたわけで。

ボンソンとスネは、性格的にも正反対だし、食べ物の好みも違っていました。だから、これ好きだったろ?・・・とソヌに強く勧められたのが苦手なモノだったりするわけです。

ボンソンは、そう言う事が出てくるたびに、頑張ろうと自分を鼓舞しながら明るく振る舞うのです。

 

そんな時、店で出す前菜の一つをボンソンに任せるとソヌが言いました。

怯むボンソン。

どうも以前、スネが作ったモノを、ソヌは覚えていたようで。

まだまだ自分なんか・・・と尻込みするボンソンを、ソヌはもとより、他の仲間も頑張れと声をかけてくれ、引くわけにはいかなくなりました。

で、ボンソンを夜を徹して料理を作り上げたのです。何度も何度も失敗しながら・・・。

翌日、それが店で好評を博しました。

ボンソンは初めて、自分の料理がお客さんに食べてもらえ、それだけじゃなく、美味しかったと言われる喜びを知ったのです。

やっと自分一人の力で頑張れた・・・という達成感もあったでしょう。

 

そんな気分に水を差す出来事が起りました。

その日、店でソヒョンの番組の撮影をすることになっていたのですが。

撮影監督というのが、えらそーな男でね。

自分より下と見ると、酷い言葉でこき使うんですよ。それは、局のスタッフだけじゃなく、店のミンスたちに対しても同じでした。

ソヒョンを始め、皆嫌な気分になっていたんですね。

ソヌなんぞは、いい加減切れそうになってました。

そんな時、撮影監督がボンソンを散々酷い言葉で顎で使い始めたんですよ。

それを見たら、ソヌはもう我慢できなくなりました。

突然起りだしたソヌに、皆声も出ません。撮影監督は上の者に対しては弱いんですよね。だから、ソヌにそう言われると、途端にトーンダウン。

で、取り繕うように言いました、まさか恋人同士か?・・・なんて。

「ええ。俺の彼女だ。無礼は許さない。」

その瞬間、辺りは水を打ったように静かになりました。

 

ミンスたちは大騒ぎになりました。

ミンスなんぞ、これまでボンソンを苛めてきたことを仕返しされるかも・・・なんて不安がるし。そんな事無いと分かってるのにね。

気の良い仲間たちです。

 

ソヒョンが、ボンソンも一緒にお酒を・・・とソヌを誘いました。

何かとボンソンに気を使うソヌを見てると、ソヒョンは呆れるばかりです。

ボンソン自身の性格も可愛いってこともあって、ソヒョンは勝てないな・・・とさっぱりとソヌへの想いを整理出来たみたいです。

そこに、ソンジェから電話が入りました。

リハビリに行ってるウニの迎えを頼みたいと言うモノでした。出動がかかってしまったので・・・と。

でもね、それは嘘でした。

 

ソンジェはこれまでもボンソンを狙っていたのですが、ソヌが傍にいて出来なかった経緯がありました。

だから、ソヌを放しておこうって魂胆でしょう。

 

ソヒョンと別れて帰路についたボンソン。

そしたらそこに車が突っ込んで来たーっ

ボンソンを救ったのは、スネ。

突き飛ばす事が今回も出来たんです。

 

スネは、翌日儀式を行う事になっていました。

そうなったらもう会えなくなるからと、父と弟に会いに行ってたのです。

そして、その帰り道、TVにソヌが映っているのを見て、もう一度だけ会っておこうと、店の方に来ていたところだったんですね。

 

去って行こうとしたスネをボンソンが呼びとめました。

「ごめんなさい。そしてありがとう。」

ボンソンが言いました。

「あなたは謝ることはない。私が勝手に身体を借りただけだから。ボンソン、幸せになって。」

スネはそう言って去って行きました。

ボンソンはスネの代わりに自分が幸せになるように思えたのでしょうね。

 

スネは直後、ボンソンをはねようとした車を見つけました。

乗っていたのはソンジェ。

信じられない思いで見ていると、突然ソンジェがクラクションを鳴らしたんです。ボンソンを救ったスネの姿を見たんでしょうか。

クラクションの音に驚いた通りがかりの男が、ソンジェに文句を言いました。

そしたら、ソンジェはその男にひどい暴行を加えたのです。スネが知ってるソンジェではありません。

恐怖に身を固くして見つめるだけのスネ。

このまま儀式をして昇天することはできないと思いました。

そして、霊媒師のアジュンマに、ソンジェの話をしたのです。

 

ソヌが南山のロープウェーにボンソンを連れて行きました。

以前、ボンソンがやって無い事ばかりだ・・・と例を挙げた事なんです。他にも、遊覧船に乗るとか。

それを全部やってあげる・・・とソヌは言いました。

でもね、聞いてるボンソンは複雑でした。

だってそれは全てスネの言葉ですから。

それでもボンソンは受け入れようとしました。自分さえ黙って耐えれば、誤魔化せば、大丈夫・・・と。

 

でも、下りのロープウェーに乗った時、黙ってはいられなくなったのです。

「シェフが好きなのは私じゃ無い。」

「???」

ですよ、ソヌは。当たり前ですよね。

「じゃぁ、誰だ?」

と、戸惑いながら聞きました。

「幽霊です。」

私は幽霊が見えるんです。私の身体に幽霊が取りついてました。憑依と呼ぶやつです。

「だから、シェフが好きなのは、幽霊が取りついた私で、今の私じゃない。ごめんなさい。」

泣きじゃくるボンソンの涙を拭いたソヌ。

でも、呆然としてしまってて、ボンソンがロープウェーを降りても追いかけて行けませんでした。

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『シンデレラと4人の騎士』6話まで

2017-01-27 16:59:03 | 韓国ドラマのエトセトラ

                        

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来ない・・・と思ったその時、まずソウが、そして次にヒョンミンがやって来ました。

でも、ジウンの姿はありません。

「今回はミッション失敗です。」

ハウォンはそう言ってカン会長に頭を下げました。

そして、家族の集まりだから・・・と一足先に帰宅したのです。

でもね、ジウン、来ていたのです。

皆が集まる前に、一人で来ていたのです。そして、母の納骨堂に供えられていた白いバラ、その一輪を持ってきて、写真の前に置きました。

 

法事の後、ヒョンミンとソウの母、そしてカン会長夫妻がお茶を飲んでいました。

ま~ヒョンミン母の言いたい放題なこと

会長の前だと言うのに、ま~よくあれだけ言えるよねって感じ。再婚した妻に向かって、姑の待遇を望むのは欲張りだと言うし、グループ後継者が既にヒョンミンに決まったような言い方をするし。

妻の方も負けてはないから、年に一度だけ顔を見せて何を欲張るつもり?・・・ときた。

でも、カン会長はきっぱりと言いました。

「まだ資格も無い孫たちを後継者と決めつけるのなら、息子たちに隠し子がいないか世界中を探しまわるぞ。」

 

ところで、このカン会長の妻チ・ファジャですが、なんとユンソンの母らしいです。

なーんか、最初っからユンソンへの態度が変だと思ってたんですよ。

孫より息子がいれば・・・なんて、以前ちらっと会長に話してたように思います。それって、連れ子でも息子の方がって事を言いたかったのかしらね。つまり、有能な秘書のユンソンが・・・。

 

ミッションに失敗したハウォンは、ハヌルの家を出て行きました。

ところが置き手紙が、風で飛んじゃって。目に留まらない場所に行っちゃうんですよ。だから、皆、ハウォンが出て行った事に気づかないんですね。

 

その直後、ハウォンの継母&義姉のユラがハヌルの家にやって来ました。

彼女たちはとにかくハウォン一人恵まれた環境に居るって事が許せないんですよ。おこぼれをいただこうって感じ。

しおらしく、娘が心配で・・・とか言って部屋に案内してもらいました。

家政婦のアジュンマは、彼女たちがどんな人間かというのをある程度知ってるようですね。慇懃な態度で二人を案内しました。

彼女たちは何をしに来たんでしょう。

結局、ユラが勝手にヒョンミンの部屋に忍び込んで、そこにあったハウォンの制服を切り刻んでインクで汚しただけ?

ユンソンに見つかって、今後ハウォンに連絡もしないで来るのはご遠慮ください・・・ときっぱり言われました。

でも、母と姉だから・・・と食い下がるので、

「ハヌルの家にとってのお客様は、ハウォンさんただ一人です。」

と、釘を刺したユンソン。

気持ち良いわ~っこの二人を見るだけでムカつきますもんね。

 

そしたら、ユラ、まだ腹の虫がおさまらなかったと見え、ネットの掲示板に書き込みしましたよ。勿論、嘘八百を並べ立てて。

拡散しますわな・・・。この手の話って。

 

ハヌルの家を出て来たハウォンですが、行き場がありません。

その日泊まるところも無いわけです。唯一の友達のジャヨンに頼みますが、家が狭くてダメだと断られました。

困ってるところに現れたのがへジ。

ジェヨンが押しの強さで、へジに頼みこんでくれたのです。

 

驚いたへジですが、了承してくれました。

ハウォンは、本当の事を話ました。

ヒョンミンの婚約者じゃない。ただのアルバイトだった・・・と。ハヌルの家に住んでいたのも、カン会長から頼まれたアルバイトだったんだと。

ほっとした表情のへジ。

「本当にヒョンミンとは何の関係も無いの?」

「勿論よ。最初からへジと彼はお似合いだと思ってた。」

一気に二人の間が縮まりました。

翌日のハウォンの卒業式に、誰も家族は来ないだろう・・・と言うので、へジは自分が行くと言いました。

ハウォンには、それだけで嬉しかったのです。

 

実はハウォン、父にずっとメールを送り続けていたのです。

『明日は卒業式なの。来られる?』

でもね、それまでのメールにも“既読”の印は付いていないようです。

 

卒業式だと言うのに、ハウォンはジャージ姿で登校しました。

それを見て同級生は馬鹿にして笑うんですね。その先頭に立ってるのがユラなんで、余計にムカつきます

そして、ユラが投稿した嘘の掲示板の文章が皆の間に広まりました。

もう、式どころじゃありません。

 

その頃、ヒョンミンは制服の事を思い出し、見てみると散々な状況になってて・・・。

慌てて店に駆けこんで新しい制服を用意し、学校に駆け付けてます。お伴にはキッチンカーみたいなのを引き連れて。

 

式が終わった時、継母がやって来るのが見えました。

もしかしたら・・・と一瞬期待したのかもしれません。でもね、ハヌルの家を出たと聞いた継母は、冷たく言ったのです。

「行き場は?ウチはダメよ。」

ムカつく~っ

 

ソウは、自分のファンからの情報で、ハウォンが同居している事がばれたと知りました。

ファンがハウォンを痛め付けに行くと知ったら、もうじっとしてはいられませんでした。スケジュールをすべてキャンセルし、学校に駆け付けたのです。

 

ジウンは学校の前まで来ていました。

来たものの、思い返して引き返そうとした時、学生がハウォンの事を騒ぎながら入って行くのを見たのです。踵を返しました。

 

ヒョンミンが到着しました。

まード派手な演出。

 

その頃、ハウォンは学生たちに閉じ込められていました。

リンチに合いそう

ハウォンって、腕が立つんじゃなかったっけ?相手は女子学生なんだから、やっつけられるんじゃない?

多勢に無勢ってことかしら。

結局、押さえ付けられて、ジャージを切り刻まれちゃった。

その時に、ジウンが

 

あっさりと学生たちを倒したジウンは、ハウォンを助け出しました。

そして、次に来たヒョンミンは、彼らしいやり方で学生たちを追い払い。

持って来た新しい制服に着替えるよう言いました。

「話がある。」

と、ヒョンミン。

 

そんな時に、ソウも到着。へジも・・・。

 

着替え終わったハウォンに、ヒョンミンが話始めたのですが・・・。

場所が放送室だったのと、ヒョンミンが偶然オンエアのスイッチを入れてしまったがために、全てを生中継してしまうことに。

「告白。君以外の女はもうつまらない。それに君が気になる。他の男と一緒にいてほしくない。特に、カン・ジウン。」

見ていた学生たちは大騒ぎになり、へジ、ソウ、そしてジウンはあっけにとられました。

特にへジは、ハウォンから二人は何でもないと聞いた後ですからね。ショックでしょう。

へジの様子を見たジウンは、すぐに放送室に行き、スイッチを切りました。

でもね、その前に、ハウォンがきっぱりと振ったのは生中継されてしまいました。

「カン・ヒョンミン。私たち、終わりにしましょう。」

 

スイッチを切ったあと、ヒョンミンが言いました。

「まだ俺たちは始めてもいない。」

「ううん。もう婚約者のフリはやめる。嘘の恋愛はやめよう。」

じゃぁ・・・とヒョンミン。

「本当の恋愛をしよう。」

くじけないわぁ・・・ヒョンミン。

それを、ジウンが聞いていました。そして、放送室の前に来ていたへジも。

 

おお~っ本格的にきらっきらの三角関係が始まりますな。

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『シンデレラと4人の騎士』5話まで

2017-01-27 14:56:38 | 韓国ドラマのエトセトラ
韓流ラブストーリー完全ガイド夢幻の愛号 (COSMIC MOOK)
クリエーター情報なし
コスミック出版

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「お前から奪う。」

と、ジウン。

その言葉に激したヒョンミンが、ジウンの胸倉を掴んだ

ハウォンが、二人を止めに入って・・・という一触即発状態だったんだけど、ソウとユンソンが花火を打ち上げ、ケーキを持って現れたため、一気にぐずぐずに・・・。

サプライズパーティだとソウが言ったので、ヒョンミンも、これは芝居だ・・・なんて言い繕いました。

で、ユンソンの料理が並ぶテーブルに全員で着席。

ジウンだけプレゼントを用意してないと言ったので、ハウォンが、じゃぁ・・・ってなことで自撮り写真をパチッ

「これがジウンのプレゼントね。」

でもね、本当はその日はハウォンの誕生日じゃなかったのです。ソウが間違っただけ。

でも、3兄弟が初めて同じテーブルにつくというミッションは成功

 

カン会長はその写真を見て大いに喜びました。初めての家族写真だ・・・と。

で、額縁に入れて飾るんですよ。それほどまでに嬉しかったと言う事です。

ハウォンにはミッション成功の報酬として、1年分の学費とボーナスが支払われました。

あまりにも多い額にハウォンは恐縮しました。

でも、カン会長はハウォンへの信頼をますます篤くしたのです。

 

ハウォンにはボーナスの意味が分かっていました。

ユンソンが、カン会長にハウォン母の納骨堂の話をしたようで、その費用と同じだったんです。

ユンソンは裏がばれたと、焦りながら身元調査した事を謝りました。でも、ハウォンはお礼を言いました。

ユンソンとカン会長の心遣いが本当にありがたかったのです。

ハウォンは、無事に母のお骨を収める事が出来ました。

白いバラを供えて行こうとした時、上の段のお骨に何も供えられていない事に気付きました。で、一輪、お裾分けしたんですね。

これが、ジウンの実母だったようです。

 

ハウォンの次のミッションは、3兄弟を法事に出席させること。これはハウォン自ら言いだした事です。

カン会長の二男は自殺で、あとの二人は同時に事故で亡くなったとか。二男というのは、ジウンの父ってことですよね?

そこんところに何か事情がありそうです。

 

その一方で、ハウォンは、自分を奪うと言ったジウンの言葉に一瞬動揺した自分に戸惑っています。

無駄にイケメンだけに、動揺してしまう・・・と言ってますが。

 

ハウォンは、まず一人一人個別に説得を試みました。

まずは、ソウ。

「死んでから家族として認められたみたいで気が進まない。」

と、言いました。ソウの祖母はカン会長の愛人だったんだそうです。だから、ソウの父は隠し子としてひっそり生きて来たんだとか。

こんな事を聞いたら、それ以上は言えなかったハウォンでした。

 

でも、後になって知ったのです。

ソウは父を慕っていると。父に会いたいと思っていると。

その思いを、詩につづり、曲にしていたのです。

「この歌、お父さんに聞かせたいんでしょ?会いたい気持ちを直接伝えに行けば?」

ソウの心が少しだけ動きました。

 

ヒョンミンは“会いたくない人が来る”と言いました。

それは母のことでした。

自分を捨てて出て行った母を、ヒョンミンは決して許していないのです。

ハヌルグループの後継者を狙う駒としてしかヒョンミンを見てないようですもんね。

 

ヒョンミンの母が突然やって来ました。

ハウォンがヒョンミンの婚約者だと聞いてチェックしに来たみたい。

と言うよりは、ハウォンは息子の相手として不適格だと思い、別れさせようとしたのかもしれません。

散々買い物のお伴にこき使い、挙句の果てに大金を差し出しましたよ。今日のお手当・・・ってことです。

当たり前のことをしたまでだから・・・と言うハウォンに、ヒョンミン母の表情が変わりました。

もう嫁になったつもり・・・です。

 

ハウォンが何も言えずにいるところに、ヒョンミンが入って来ました。

家政婦から母が来た事を聞いたんです。

「行こう。」

と、まっすぐハウォンのところに来て、手を取り、そのまま出て行きました。母には目もくれません。

 

ヒョンミンはハウォンにも腹が立っていました。

「誰にでも使用人みたいなことをするのか

「誰にでも?お母さんだからついて行ったの。友達のお母さんだもの、手伝うの変?」

何が友達だ・・・ヒョンミンが大声を出しました。

 

胃もたれがするというハウォンに、親指からちょっとだけ血を抜くという例のヤツをしてあげたジウン。

これって、東洋医学にある治療法の一種のようです。日本では・・・少なくとも私の周辺では見た事無いですけどね。

ジウンが意外に慣れた手つきなのを見て、理由を聞いたら、母親にしてあげていたと言うジウン。本当は優しいんです。

その表情にも表れていましたよね。

母親が死んでからは初めてだった・・・とハウォン。

父親にしてもらえば?・・・とジウンが言うと、

「してくれない。本当の父親じゃないから。」

ハウォンにも苦しみがある事に気がついたような表情です、ジウン。

「万が一、本当に万が一お父さんが実のお父さんじゃなかったら、本当のお父さんに会ってみたい。」

ジウンはハウォンをじっと見つめました。

 

その後、コンビニで二人してラーメン食べてたんですが。

胃もたれしてたんと違うんかいと、私は思わず突っ込みを入れてしまいました。

ジウンとハウォン、生活環境が似てたってこともあるのかな。こういうところでほっとできる相手だと感じたかもね。

「正直なところ、会いたいでしょ。お母さんが愛して人じゃない。お父さんよ。会いに行きなよ。」

ハウォンが静かに言いました。

ジウンも、ハウォンに惹かれていってるのが分かります。

 

そんな二人を見て、ヒョンミンが嫉妬。

嫉妬・・・と言っても、自分のモノと思ってる物を取られそうに思う・・・レベルでしょうが。

ハウォンに大声を出した事を後悔してるんです。だから何度も電話してたんですが、ハウォンが気付かなくてね。

そんな時に、二人して帰宅したもんだから・・・ね。

あれこれと文句を言うヒョンミンに、ハウォンは言いました。

「会いたくない人っていうのは、お母さんでしょ。仲直りして法事に行けとは言えないけど、お父さんは寂しいはずよ。」

 

そして法事の当日。

待ってもなかなか来ない3兄弟。

 

ミッション失敗しました・・・と頭を下げるハウォンでした。

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『恋はチーズ・イン・ザ・トラップ』7話まで

2017-01-27 12:05:22 | 韓国ドラマのエトセトラ
恋はチーズ・イン・ザ・トラップ DVD-SET2
クリエーター情報なし
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

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私の回復度合いは、食欲と韓国ドラマの理解度で計れるかもしれません。タミフルのお陰か、昨日の夜には丸一日ぶりに固形物を食す意欲が湧いてきました。

もう少し食欲不振が続けば、ほっそりした所謂病み上がりの姿を新鮮組メンバーに見せる事が出来たんですけどね。

持つべきモノはやっぱり友。あれこれと気を使ってくれて、差し入れが多い事

本当に本当に嬉しいです

・・・と、まずは回復傾向に向かっていると言う事を、お知らせしまして。本題に入ります。

ドラマを理解できるようになりましたもので・・・

 

ソルは実家に引っ越す事になりました。

いろいろと費用がかさむので、アパートの保証金を返してもらう事になったのです。

で、実家に戻り、往復4時間の通学をする事態となったわけです。

 

部屋の片づけをしていたら、ボラやウンテク、ジョンが手伝いに来てくれました。弟のジュンは当てになりません。

まずは腹ごしらえ・・・ってことで食事に行こうとしたら、ジュンとイノにばったり。

結局、6人で食事をすることに。

まぁ、そうなるとジョンとイノは、いつものように喧嘩口調になってしまうんですが、ボラたちがいることで、それはかなり緩和されていました。

で、話の流れで、職を失ったばかりのイノは、ソルの実家の店でアルバイトすることになりました。

ジョンは気に入らないようですが・・・。表向きは鷹揚な態度を見せています。

 

この夜、事件が起りました。

元々ソルのアパートの辺りで頻発していた下着泥棒が、ソルの部屋に忍び込んだのです。

例の大家の孫でした。ま、本当は大家の孫でもなんでも無かったんですけどね。

 

一足先に帰ってきたソルが襲われました。

それを見つけたジョン。驚いたけど、慌てる様子も無く“放せ”・・・と言いました。

そしたら、犯人は、ソルを階段から突き落とし逃走したのです。

ジョンが追わないんですよね。で、その後に来たイノたちに追わせたんです。

何故?・・・と思ったら。

自分がやり返そうとしたから

イノたちが見つけられなかった犯人をいとも簡単に見つけ、ぼこぼこにやっつけたのです。

かなり酷く。

「どうせ下着を盗む手だ。潰そうか?」

そう言って手を踏んだのです。

 

このやりとりを、偶然ソルが聞いちゃった。

以前、イノが言ってた言葉を思い出しました。

「手の怪我はジョンの所為だ。」

まさか・・・です。だから、その直後に差し伸べられたジョンの手を振り払ってしまいました。

 

犯人が捕まったお陰で、コン・ジュヨンに掛けられた下着泥棒の疑いは晴れました。

 

拒否された・・・とジョンは敏感に感じ取りました。

ソルは落ち着いたら素直に気持ちを伝える事が出来ました。

「ありがとう。でもあそこまでしないで。」

「後悔してる。」

そう言ってうつむくジョン。その手は傷だらけでした。犯人を殴ったことで、自分も傷ついていたのです。

ソルはそっとその手に触れました。ジョンはそれだけでほっとしたようです。

 

2学期が始まりました。

驚いたのはソン・ミンスという女子学生が、ソルと同じ恰好になっていた事。以前のメガネで黒髪と言うスタイルではなく、茶髪でくるくるヘア。服装も似たようなモノです。

一瞬戸惑ったソルです。周囲の学生も、ソルとそっくりだと口ぐちに言いました。

なんか・・・怪しい雰囲気です。ミンスもまたソルに付きまといそうです。

 

そして、何と言っても皆の注目の的になったのは、ジョンとソルが付き合い始めたこと。

ジョンの相手としては本当に意外なタイプだったみたい。ま、そーかも。

 

オ・ヨンゴンは相変わらずストーカー的言動満載。

ジョンが自分をソルに近づけさせたと思っていますが、どうもそれも彼の思い込み、勘違いのようです。

元々は、ボラに対して好意の押し売りをしてたんだけど、それにウンテクが猛反発し、小競り合いになっちゃってね。他の学生も巻き込んで、皆から総スカンをくらっちゃったんです、ヨンゴンが。

ソルはヨンゴンの言動は嫌いだったけど、一人落ち込んでる姿を見ると、ちょっと可哀相になったのね。

「大丈夫?」

と、声をかけたのです。その上で、ヨンゴンのやり方が間違ってると指摘し、ボラに謝るよう言ったのです。

その日からソルに付きまとい始め、行動がエスカレートして行ったのです。

ヨンゴンは、ソルは自分を好きだとジョンが言った・・・とソルに話したようです。

でも、本当は、

「自分の味方はソルしかいない。」

と言うヨンゴンに相槌をうっただけだったのです。

それだけで、ソルは自分を好きなんだ・・・と思いこんでしまったようです。怖や~っ

 

ソルの実家てアルバイトを始めたイノ。

働き者で明るい彼は、すっかりソルの母にも気に入られています。

そんなある日、カフェをやってるソルの叔父さんに頼まれて、店の片付けに駆り出されました。

倉庫で電子ピアノを見つけたイノ。

思わず蓋を開けて引こうとしたんだけど、コードがつながってなくてね。

 

イノは将来有望なピアニストでした。

指導教授からも関係者からも注目されていました。でもある日、怪我をし、そのまま道を諦めたのです。

姉イナが絵の道を進もうとしているのを見て、才能が無いと一刀両断に決めつけ、その所為でイナは夢を諦めた経緯がありました。

ピアノが弾けて、将来に何の陰りも無いと思っていたその頃。イナが夢を諦めた意味、忘れかけた昔の夢が心をえぐる事を分かっていなかったのです。

 

ソルはある日、ジョンがテラングループの御曹司だと言う事を知りました。

自分とは世界が違う・・・と改めて感じました。

そして、ジョンの未来に自分は存在していない・・・と感じたのです。

正直にそんな気持ちを口にしたソル。そしたら、そっとジョンが抱きしめました。

「心配するな。」

で、kiss・・・となったのですが、なる筈だったのですが。ソルが引いちゃった。

一瞬気まずい雰囲気になった二人。

ジョンが手を放そうとした瞬間、ソルの心の声が叫びました。

“このまま帰したら、私は大馬鹿者よ

パッと手を取ったソルは、次にジョンの顔を両手で挟みました。むにゅ~っと

ソルはタコのように唇を突き出し、kissしようと近づきました。が、最後の最後でほっぺにちゅっそこかいっ

 

恥ずかしがって駆け足で帰って行ったソル。

一瞬呆然としたジョンですが、ま~愛しさがこみ上げてきたって感じですかね。

丁度雨が降り出したので、傘を持って追いかけたんです。

ところが、あとちょっとで追い付くってところで彼が見たのは、イノの傘にジュンと3人で入って騒ぎながら歩くソルの姿。

 

ソルはイノの様子を見て、ピアノが弾きたいんだと感じました。

で、コードと楽譜を持って行ってあげました。楽譜を見てイノは苦笑しました。初心者用だったからです。

でも嬉しかったようです。

 

イノとジュンがソルの大学にやって来ました。お昼をおごってもらおうって魂胆だったんですけどね。

音楽学部の練習を見て、イノはつい引き寄せられるように練習棟の中に。

その時、指導中の教授が彼に気付きました。イノの師事していた教授の知り合いで、この大学の教授シム・ヨンスでした。

イノの才能を認めていた彼は、覚えていたんですね。

だけど、イノは逃げ出しちゃった。

シム教授は必死に追いかけたけど、追い付ける筈ありません。で、たまたまイノを捜しに来たソルに、名刺を預けたのです。

自分のところに来るように伝言しました。

 

その名刺を、ジョンが見つけちゃうんですね。

で、自分が渡すと言い張るので、ソルが、それなら自分も一緒に・・・と言いました。

二人が喧嘩になるのは目に見えてますからね。

 

名刺を渡しながらジョンが言いました。

「ピアノ弾きたいか?だったら、留学させてやる。お前の好きなようにしろ。ただしソルは巻き込むな。」

ジョン・・・けんか腰です。

そうなるとイノだって・・・。

ソルは二人の間で呆然とするだけでした。

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