吉野川源流～山・川・滝の中奥へ

８月も今日で終わり、３５℃を越えたあの暑い日はすでにどこかへ去って、かなり過ごしやすくなってきた。


ホツリッ、ポツリッの雨、今にも降り出しそうな鬱陶しい天気だが、こんな天気の方が山の緑に雨霧がかかって美しい光景を造りだしてくれそう ・・・ と期待して奈良県吉野郡川上村の中奥へ向かう


　川上村大滝 「土倉翁屋敷跡」にて


国道１６９号の道の駅 「 杉の湯川上 」 を過ぎて１０Ｋｍ程度か？ 八幡トンネルを抜けると白川渡のバス停、ここの橋を渡れば県道２５８号中奥白川渡線で、中奥川ぞいに走っている




　中奥川


　大変な労力を使って植林した山も荒れ果てて行きます
　こんな時代になるとは誰も予測できなかったんでしょうねえ・・・・




　中奥川の清流



　緑いっぱいの深い谷を流れる中奥川





　道路わきの滝
先日来の雨で山はたっぷり水を含んで、美しい滝を造っています



▽ 中奥川沿いの県道から狭い急カーブの林道に入り中奥の集落へ　　１Ｋｍ弱走ったら集落の最奥、行き止まり



　山の斜面に石垣を積んで建っている家
　どちらの家も傷んで屋根が抜けそう、まもなく朽ちて木々に埋まってゆくのでしょうね


　相当古そうなお墓、手入れはされているようです



集落の奥から林道を少し歩いたら細～い滝があった、
高さ３０ｍほど、青天が続いたらなくなるのでしょう






集落から県道への途中にて








県道からちらっと見えました
落差 ５０ｍほどありそう、でも残念ながら全景を撮れません




大鯛林道から中奥川を望む、濃い緑の山また山の中をゴウゴウと豪快に流れる


傘を着るほどの雨にも遭わず、
雨霧のかかった風景はなかったが、シットリ濡れた山々の木々、美しい中奥川、中奥川に注ぐ渓流と滝、すばらしき川上村 でした。

風景写真展と法隆寺

朝から斑鳩町へ 「 あつまってん 」　風景写真展 を見に行ってきました。

テーマは 「 美しき大和の６０景 」 　
作品は６０余点の力作、プロの写真も展示していました





▽ すぐ近くの法隆寺
１９９３年 世界文化遺産に指定されています、が、自宅から近くで、あまり有難味が少ないので境内を少し散策するだけです











柿くへば　鐘が鳴るなり　法隆寺
子規の詠んだ句です

大台ケ原へ

７時半に家を出る時、空模様はちょっと怪しい感じだった

でも、気象情報によれば　「本日は晴れ、所により少し降る程度」 の予報だ、降ってもどっかで雨宿りしたらすぐにあがるだろう、と思って出かける

国道から大台ケ原ドライブウエイへ入ったら、路面に水が流れている、道路脇にはあちこちに滝が出来ている、先日の雨で滝になっているようだ

登って行ったら、路面はだんだん乾いてゆく、が 所々に水が流れ、そして土砂が流れている




国道から２０Ｋｍほどでドライブウエイ終点の駐車場
　標高１６００ｍほど、ゆっくり走ってても寒いくらいだ、空は灰色である




　日出ケ岳への途中にて


　頂上近くの展望台より　　
　快晴なら熊野灘が見えるそうですが、霧（ 雲？ ）で全く見えません


　日出ケ岳頂上近くより
　霧がすごい勢いで流れています


　すぐ近くの日出ケ岳展望台も霞んでいる

標高１６９５ｍにある頂上の展望台に登ったけど、３６０度すべて霧に覆われて何も見えません

　～　～　～　正木ケ原へ向かう

　霧に抱かれる木々




　正木ケ原



　大自然の中を流れる清流、手を浸けてみたらかなり冷たいですね


　
こんな景色を見ながらの６Ｋｍ弱の散策コースを、３時間ほどかけて歩いてきました

日出ケ岳頂上からの景色は全く見えなかったが、それでも充分納得できる大台ケ原でした



　国道１６９号・滝の脇トンネルそばの滝、水量多く豪快に流れ落ちていました

道の駅杉の湯川上まで帰ってきた頃には快晴で 「 暑い夏の日 」　になっていた

近江八幡・信長の館へ

台風の影響か？　怪しい空模様、ポツリッとメットのシールドに雨、でも、天気予報の降る確率は低い

とにかく針ＴＲＳへ行こう、そして行き先は空を見て考えよう 、、、、 というワケで空を見ながら雨の降らないだろう方向へ走ってきました


名阪国道の壬生野ＩＣ　～あやま　～広域農道とかで東近江市の愛東マーガレットステーション　～近江八幡市の　「 安土城天主 信長の館 」　へ

帰りは琵琶湖岸のカイザーベルク琵琶湖　～道の駅竜王かがみの里　～国道１号　～　～　～ 名阪国道壬生野ＩＣ　～針ＴＲＳへ帰る



　８時前の針ＴＲＳ、こんな天気でバイクは私一人



　雨雲を避けながら 「 信長の館 」 へ到着、駐車場はガラガラ


　



　天界をイメージした黄金の間です
　
写真はフラッシュを焚かなければ撮影可、でも、ネットとかに載せるのは禁止です、なので、パンフの写しです




　リッパな石碑
鳥羽一郎さんの歌　「天下布武」　　　冒頭に　「 人間五十年 下天の内にくらぶれば 夢まぼろしの如くなり 」 と刻まれている、
信長の好んで舞った 「幸若舞」 の一節ですね


　隣の考古博物館、 兜をイメージした屋根

天気予報では、所により雨だったが、こんな快晴になっていた


▽ 琵琶湖岸のカイザーベルク琵琶湖にて









　こんなのが展示されてました、４～５０年前のバイクです

ここへ来る途中、雨がパラッパラッときたが、それ以上は降らず

　雲間から射す光を受けて、湖面がキラキラと輝いてました

途中で 「鈴鹿スカイライン 豪雨により通行止め」 の表示も出ていたが、ほとんど雨に遭わず快適に走れて、豪勢な信長の館も見せてもらった、３１７Ｋｍ走行の一日でした

山・川・海～奥伊勢おおだいから南伊勢へ

今日は二十四節気の　「 処暑 」　・・・ 暑さが和らぐ頃のようです

酷暑猛暑も峠を越えたようで、今日も３０度を超える気温だったが、陽が陰ったらちょっと涼しかったですね



相変わらず針ＴＲＳへ出勤です

針ＴＲＳから国道３６９号　～榛原　～菟田野　～国道１６６号　～高見トンネル　～途中で国道４２２号へ入り湯谷峠　～宮川沿いを走り 「道の駅奥伊勢おおだい」 へ

国道４２号を南へ　～紀勢大内山ＩＣ前から県道６８号で　～南伊勢の国道２６０号へ・海の景色を見ながら東へ　～県道２２号で北へ　～玉城ＩＣから一志嬉野まで高速　に乗って　～ ～ ～ 国道１６５号の青山トンネル　～ ～ 伊賀の友生ＩＣから名阪国道で針ＴＲＳへ帰る



　国道４２２号にて、　宮川に注ぐ清流です



　濃いグリーンの宮川




▽ 南伊勢町の贄浦にて







▽ 南伊勢町の贄浦の近くにて












濃い緑・青い海・岩に砕ける白い波が素晴らしい光景を見せてくれます、ちょっと霞んでたのが残念ですが ・・・


　帰りもやっぱり針ＴＲＳです


山・川・海の素晴らしい景色を楽しんだ、３３３ｋｍ走行のツーリングでした。

河南町のイチジク

平石トンネルを抜けると、そこは雨上がりの里だった ・・・・



今年もイチジクの季節がやってきました

スーパーカブで香芝の屯鶴峯前　～道の駅近つ飛鳥の里太子　～南河内グリーンロードに入り　～河南町の平石トンネルを抜けて 道の駅かなん へ向かう


曇り空だったが雨は降らないだろう、と思わせる空で路面も乾いてたが、平石トンネルを抜けたら、突然濡れた世界になっていた、当然路面も濡れてる、降っていないが空は泣きだしそうな感じである。
でも、降っても土砂降りにはならないだろう、と思って 道の駅かなん へ向かう





　
この前で いちじくジュースの試飲
濃厚なイチジクの香りが素晴らしく、まったりとして大変おいしい “ 昔懐かしい故郷の味 ” のような感じでした
何杯も試飲したかったが、一杯だけでガマンしておきました







９時４０分頃に着いたらほとんど売れて残りはわずかでした、
ここのイチジクは人気で、開店時刻の９時に着くように行かなくちゃダメですね




▽ イチジクと関係ありませんが、また家の庭にキノコが生えていました


昨朝は 「 小さな赤ちゃん 」 だったのが、今朝は 「 リッパな大人 」 になって、直径１５ｃｍほどの笠が開いてました、人間と比べたらすごいスピードです

本薬師寺跡のホテイアオイ

奈良県橿原市城殿町 「 本薬師寺跡のホテイアオイ 」　です

中心に鮮やかな黄色、その周りに濃い紫、その外には淡～い薄紫色の花が 濃い緑の葉を従えて本薬師寺跡の周囲に広がっている

すぐ西方には畝傍山があり、その右後方遠くに二上山が見える、藤原宮跡に近くに位置し日本の歴史を感じさせる光景である



左後方に二上山が見える


　ハスとホテイアオイの競演













　リッパなカメラを持った人たちがたくさん来ている






ホテイアオイの後は、明日香の万葉文化館へ行ってきました

　「 すべて見せます万葉日本画 」～ 花鳥 ～　　
が開催されており、万葉集に詠まれた歌をモチーフにした日本画５１点が展示されている





　　気に入った絵があったので２枚買いました 、、、
　　　、、、と言ってもハガキですが


　万葉文化館玄関より

九品寺のハス

猛暑酷暑は一段落した感じだが、まだまだ３０℃を越える暑い日が続く

久しぶりに二上山ふるさと公園の４５６段の石段を登ってから、御所市楢原の九品寺へ行ってきた。

九品寺のハスは満開の見頃である
檀家の方が育てており、お盆頃に満開になるように水や肥料を調整しているとのこと


　石段の頂上より
　写真中央やや左は奈良市内方面



















　ピンクの花をつけてる時は美しいけど、こういうお姿になるとちょっと不気味な感じがします

百日紅

百日紅の季節です

隣町、奈良県葛城市染野の石光寺へ行ってきました。

暑さにもめげずすくすくと育つ濃い緑の稲、石垣と白い塀に 紅い花が良く合います、これに抜けるような青い空が加われば最高でしょうが、なかなか注文どおりにはいきません。




















▽ 王寺町畠田の永福寺にて






石光寺に比べたらちょっと見劣りしますネ

南伊勢の海へ

今日も暑い日が続くが、
私の大好きな 三重県度会郡南伊勢町 の海を見に行ってきました。

８時半に家を出て　～中和幹線　～榛原の西峠交差点　～国道で道の駅伊勢本街道御杖　～道の駅美杉　～仁柿峠　～飯南町の相津峠　～道の駅奥伊勢おおだい　～紀勢自動車道の大宮大台から紀勢大内山ＩＣ　～三重県道６８号で南へ向い、途中で紀勢南島トンネルで東へ

トンネルを抜けたら南伊勢町である


　紀勢南島トンネル東口より、　中央に古和浦湾が見えている


　古和浦湾の奥・新桑竈　　海の色が素晴らしい


　古和浦湾の奥・新桑竈にて



国道２６０号に戻ってすぐに海沿いの道に入る、ほどんど使われて無い道のようだ、枯れ葉が落ちて所々に小石が転がる、そして繁る木々の間から古和浦湾の景色が見える











　ニラハマ展望台より


ニラハマ展望台より



　古和浦


　方座浦


　方座浦

ここで引き返して往路を帰る



吉野川源流の川上村もいいけど、海の無い奈良県産れ・奈良県育ちの私には、南伊勢の海はより一層憧れるものがあります
　
暑い中、２９６Ｋｍ走行の 海景色堪能ツーリングでした。