8時頃 パラパラパラッの音 外を見ると みぞれが降っていた
おおっ 寒いッ
午後から 陽が射してきたので 葛城市の 「二上山ふるさと公園 」 へ散歩に行く
ここには、展望台があり、階段470段を登ると頂上である、中ほどから急勾配になっている。
大和の盆地が見渡せてなかなかいい景色
冷たい風がヒュッーヒュッーと頬に刺す
こんな寒い日でも、モト若者も今の若者も展望台に登りに来ている
展望台から、橿原神宮方面を望む
今日は空気が澄んでいて遠くまでクッキリ見渡せる
階段を二往復して、当麻寺へ向かう
当麻寺の横に大津皇子の歌碑があった
『 あしひきの 山のしづくに 妹待つと
我れ立ち濡れぬ 山のしづくに 』
大津皇子は天武天皇の子=皇太子である、その彼が 恋する女性に贈った歌である。 恋する女性は「石川郎女」=草壁皇子の妻であったのだ。
石川郎女は、この恋文に こんな歌を返している
『 我を待つと 君が濡れけむ あしひきの
山のしづくに ならましものを 』
何だか悲恋の物語みたい、いや不倫の物語か? ・・・・・ なんて考えながら当麻寺へ
国宝の当麻寺金堂、後方は東塔
当麻寺は、冷たい風の中に、参詣客もほとんどなく、大晦日も正月も関係ないよ、というように ひっそりと佇んでいました