三重県津市美杉町太郎生(たろう)の日神(ひかわ)渓谷へ
ここは何回か訪れているが、紅葉の頃は今回が初めてだと思う
国道165号線で名張へ ~368号線に入って ~比奈知ダム ~美杉へ向かう、名張の市街を抜けたら車も少なく快適な道路である
比奈知ダムを過ぎて数キロ走ったら、右手に鮮やかな紅黄葉が見えた
名張市長瀬の国津神社、真っ赤と真っ黄の競演である
国津神社から4~5Km走り美杉町太郎生に入る、道路沿いに日神石仏群の案内板がある、ここから細い道に入って行き止まりが日神石仏群、この奥が日神渓谷への入り口だ
ここに平家六代君の墓があると伝えられているらしい
石仏群のすぐ近くには、三重県指定天然記念物のオハツキイチョウ
高さは25m 枝張りは25m以上
渓流沿いの岩がゴロゴロの歩道を渓谷の奥へ進む
小滝
青く苔むした岩に落ち紅葉が広がり清流が流れる
大滝
紅葉のピークはちょっと過ぎたようだが、苔むした緑の岩に広がる落葉、清流に流れ漂う落ち葉、滝壺に浮かぶ黄葉がとっても美しく、大自然の営みの素晴らしさを見せてくれた日神渓谷でした
そして、こんな山里の平家六代君(ろくだいのきみ)の墓を見て
“ 行き暮れて 木の下蔭を宿とせば 花や今宵の あるじならまし ”
こんな歌を思い出しました、平忠度の歌です