先日、ハードオフへ行った時のことです。
そのハードオフは、入り口におすすめ品をいつも展示しています。
その日は、オーディオ機器が展示してありました。
オーディオ機器ですから、当然のように音楽を鳴らしていました。
ボーカリストが朗々と歌う音が、偉く臨場感を感じたので、機器の前に立って暫く耳を傾けてしまいました。
展示してある機器は、ハードオフですから、当然中古です。
でも、スピーカが80万円台、アンプが20万円台、CDプレイヤーが10万円弱で、中古と名乗るには違和感を感ずるセットでした。
さすがに、これだけのセットは、素人の私でも、出してくる音の凄さが分かります。
アンプは、真空管アンプでした。
若いころ、イタズラで真空管を使ったアンプ(ハイ・ファイではありませんが)を作ったことがあります。
真空管のアンプは、柔らかい音がするのですが、どうしてもノイズが気になります。
しかし、私の前でスピーカへパワーを送っているアンプは、ノイズが全く気になりませんでした。
使っている真空管、トランス、抵抗、コンデンサなどは、最高級品、ノイズ源となる真空管のヒーターはDC電源対応、パワーアンプ部分はプッシュプルのA級動作かなと想像しました。
聞いていても、耳に優しい音なので、ずっと聞いていたい気分でした。
だけど、これだけの品質を保証するためには、これだけの仕掛けが必要だとすると、手が出せない世界だとも感じました。
写真は、新発田市月岡温泉地内の調整池で撮影しました。
栗の木に、小さな実が沢山ついていました、秋は確実に近づいています。