マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

DMC-TZ30 GPS

2012年08月18日 | カメラ











DMC-TZ30には、GPS機能が付いています。

GPSで測位した撮影場所の情報を、撮影した画像へ書き込むことができます。
書き込まれた情報を元に、撮影した場所を地図上で表示してくれます。
例えば、Picasaを使うと、Googleから引っ張ってきた地図上に、撮影場所が表示されます。
後から、この写真はどの辺りで撮影したんだっけと思い出す必要はありません、地図上に撮影場所が表示されますからね。

DMC-TZ30は、オマケとして地図データが収録されたDVDが付属してきます。
このデータを、カメラへ転送(SDメモリーカードへ)しておけば、カメラ本体で撮影した場所を地図上で確認できます。
また、GPSが測位を完了すると、地図データから撮影位置の住所や、近くのランドマーク情報がカメラの画面上に表示されます。
地図データは、世界中のデータが収録されていますが、通常は日本の分だけを転送しておけばOKです。
(※地図データを全て転送すると、大変なデータ量になって、SDカードの容量を圧迫します)

で、このGPS機能が役に立つかどうかです。
撮影された画像をどこで撮影したのか地図上に表示しれくれますので、間違いなく便利です。
問題は、測位までの時間と、測位した位置の誤差です。

測位までの時間は、お世辞にも速いとは言えません。
カメラ側で、GPS機能をオンにしておくと、定期的に現在位置を測位します。
だから、撮影するためにカメラの電源を入れた時点で、現在位置は最新になっているはずです。
でも、カメラの電源を入れると、ほぼ測位中の画面に遭遇します。
ひどく長い時間ではありませんが、測位を完了するまで、撮影を待たなければならないので、気になります。
測位が終わらなくても撮影は可能です、その場合は直近に即位したデータを書き込むようです。
だから、歩いて撮影している分には、決定的な問題ではありません。
ただ、ないものねだりで、画面上に表示されるだけに、測位のタイムラグが気になってしまいます。

もう一つ、即位した位置の誤差です。
自動車のナビでも、スマートフォンでも、GPSで即位したデータには、必ず誤差が発生します。
当然、DMC-TZ30にも、誤差はあります。
問題は、写真という特性で、実際に撮影場所した場所と、GPSで即位した結果表示される場所とに、誤差があると気になります。
Picasaでは、かなり詳細な地図が表示されるだけに、10メートル程度の誤差、いや下手をすると5メートル程度の誤差でも、気になってしまいます。
ただ、2万円ちょっとのカメラに搭載されたGPS機能に、そこまでの精度を求めることが間違っていますが。

私のように、撮影した場所を一定の誤差内に表示させたい場合は、以下のような使い方をすれば良いのかなと思っています。
私は、撮影したデータをパソコンへ転送した後は、Picasaを使って画像を管理します。
その際、Picasaが地図上に表示する撮影位置データを確認して、違っていればPicasa上で位置データを訂正してしまうのです。
撮影位置に表示されているアイコンを、マウスで掴んで、実際に撮影された位置へ移動させるだけで修正できます。

いつも撮影している場所は、撮影された写真を見れば、どの位置から撮影したかは記憶が甦ります。
それで、初めての撮影場所意外では、GPS機能をオンにするのはやめました。
なお、GPS機能をオンにしておくと、それだけで電池容量を使うので、電池の減りは早くなります。
また、測位時間を短くするには、Panasonicのウェブサイトで提供されている、DMC-TZ30 GPSアシストデータをダウンロードして、SDメモリーへコピーする方法があります。
アシストデータは、毎日更新されているようですが、データそのものは一ヶ月の有効期間が設定されていました。


写真は、DMC-TZ30で撮影した、このところの青空です。
写真を見る分には、夏らしい青空なんですが、撮影している人間は、容赦ない日差しを浴びて、全身汗だくの状態です。

一番上の2枚は、福島潟の干拓地で撮影しました。
干拓する前の福島潟は、広大な湖面が広がっていましたが、米増産のため埋め立てられて、今は穀倉地帯に変身しました。
私が撮影するために立っていた位置は、かつては福島潟のど真ん中です。































コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする