朝、空を見上げたら、青空が結構広がっていました。
それで、今日は五頭方面の紅葉を見納めしようと思って、カメラの支度をして出かけました。
先日購入したカメラバックも初出動です、普段使うレンズが全て入りました。
菱ヶ岳の登山道へ到着した頃には、空模様は曇天、しかも急に強い風が吹き始めました。
山の風ですから、体感温度はさらに低く感じて、ボアコートを羽織っていても、寒かったです。
空模様は生憎でしたが、何とか紅葉の見納めをすることができました。
山頂から少し下までは、既に葉っぱが散ってしまって、グレーの世界。
その下の裾野は、今が紅葉の盛りでした。
これで、山頂付近に冠雪していればベストだったのですが、さすがにそうは問屋が卸さないです。
一番上の写真は、帰りに寄った福島潟のオニバス沼から遠くの山を撮影した様子です。
こちらの山は標高が高いので、雪をまとっていました。
風は、撮影にとって、困る現象の一つです。
三脚を使って撮影しても、風が強いと、手振れならぬ三脚振れが発生します。
それに、被写体も風に煽られてしまって、被写体振れとなります。
下の写真は、菱ヶ岳登山道で撮影しました。
この木は、毎年良い被写体となってくれて、私を楽しませてくれます。
ただ、今日は風が強くて、相当煽られていたので、まともに静止した写真が撮影できませんでした。
で、風を逆手に取って、シャッタースピードをうーんと低速にして、枝がゆれる様子を表現してみました。
でも、これはこれで難しいです、格好良く枝が揺れるシーンを写しとるのは、根気と運が必要だと感じました。
風に吹かれていてたら、体が冷えきってしまって、予定よりも早く下山しました。
帰りに、福島潟のオニバス沼へ寄りました。
田んぼでハクチョウたちが餌をついばんでいる姿が見えたので、近くで双眼鏡を使って、観察しようと思ってです。
その内に、福島潟上空は、良くまあ鳥達が衝突しないものだと思うほどのラッシュとなって、カモにハクチョウ、それにオオヒシクイなどが乱舞していました。
それを双眼鏡でのぞいて、楽しんできました。
そうそう、福島潟のオスプレイ(ミサゴ)もいましたよ、上空でホバリングして獲物を見つけると、湖面に向かってダイビングしていました。
私の隣で、外国の方が撮影してたんですが「Oh, Misago!」と呟いて、盛んにシャッターを切っていました。