写真は、イヨボヤ会館(村上市)で撮影しました。
イヨボヤ会館というのは、村上市にある日本で最初の鮭の博物館です。
こちらは、種川の流れを垂直面で観察可能な施設が設置されています。
種川というのは、三面川の流れを、鮭の遡上を促すために、人工的に分流した川です。
なんと、江戸時代に分流したそうです。
下の写真に、窓ガラスのような写真があります。
観察のし掛けとしては、種側の流れへガラスを垂直に設置して、川の中を見ることができるようにしています。
訪れたのは12月16日の日曜日です。
実は、川の中を見ることができるかどうかは、結構運次第です。
自然相手ですから、川の水が濁っていると見ることができません。
16日は、水の透明度はベストではありませんでしたが、鮭の遡上する姿を見るのみは問題ありませんでした。
その様子を撮影したのが、今日の写真です。
以前、鮭の季節ではありませんでしたが、こちらを訪れたことがあります。
その時は、水が濁っていて、水の中を全く見ることができませんでした。
もう20年近く前のことになりますが、今回やっと見ることができました、良かったです。
遡上する鮭は、次の世代を残すために、ふるさとの川に帰ってきた鮭です。
したがって、体は写真のようにボロボロです、そんな姿だから、感動するのだと思います。
ただ、そんな姿を見ているのに、隣接するレストランで、鮭料理に舌鼓をうつのですから、私を含めて日本人は不思議な人種です。