時として、自分だけが不幸に感じる瞬間、あるでしょう?
私は、ほとんど毎日という……。
あ~ぁ、と夜に車を運転していると、そういう感じに襲われますね。
そういう時、カーステレオに入れるのが、これ――
■最も危険な遊戯・サントラ盤(バップ)
松田優作主演のアクション映画のサントラ盤です。
作曲&演奏は大野雄二と彼のグループ、そうです、あの「ルパン三世」と同じ♪
とはいえ、こっちはさらに、ジャジーです。
まずテーマ、これが孤独とハードボイルドのトランペット、哀愁のメロディ、そして仄かな歌謡曲テイストが、クー、たまらんです。
演奏で目立つのはジャコ・パス系のエレキベース、バイブラフォーン、シャープなリズム・ギター♪
またモードを使ったアドリブでの転調の心地よさ♪
とにかく車で独り聴いていると、シミジミと自分が映画の中の登場人物になったようです。
でも、けっして松田優作になっている、という自惚れは申しません(~_~;
不幸せな気持ち、ハードボイルドな雰囲気には、このアルバムが激オススメですって、なんかM的ではありますが……。