長らく入院していた幼馴染が退院したとの知らせを受けました。
久々の嬉しいニュース♪
思えば、脳梗塞で絶望かと思われたのが2年半前だから、長かったなぁ……。これからはリハビリの日々が続くらしいけれど、まずはメデシタです。
ということで、本日のBGM――
■Bookends / Simon & Garfunkel (Sony)
言わずと知れた名盤の中の大名盤! 個人的にも大好きな1枚ですが、なんかこれも、今時期のアルバムでして、A面のトータル性とB面のなんでもあり風のミスマッチが、アルバムをひっくり返す儀式によって、見事に完遂されるところが魅力です。
CDではこういう部分が蔑ろにされてしまいましたが、それはそれで良しとなるのが、本当の名盤かもしれません。
内容は、いつもながらのS&G節に加えて、今回はビートルズ、ディラン、ビージーズ、ビーチボーイズ、ジャズ、モータウン、シャンソン、そしてイギリス~欧州民謡をたっぷりと、ミエミエに取り入れて、緻密に組立てた曲ばかりですから、もう最高♪
中でもお洒落な「パンキーのジレンマ」、それに続く「ミセス・ロビンソン」の流れが美しいです。他も全く捨て曲無しという奇跡的なアルバムで、欠点は出来過ぎという部分かなぁ。
今日は「旧友」が身に染みます。