今日も忙しい限りでした。結局、年末年始は実家に戻れず、というか、今年は雪がたっぷりあるので、家族、親戚、友人達が赴任地の私の家にやってくる展開になりました。
でも、やつらは遊び、こっちは仕事……。僻みモードに入りつつ、本日の1枚は――
■Sketches Of Spain / Miles Davis (Sony)
歴史上、名盤ということになっていますが、私には理解出来ないんです……。
もちろん、スパニッシュ・モードに哀愁を感じるんですが、聴いていて、グッとこないですねぇ、これは……。
第一、マイルスがアドリブを吹いている気がしないです。
というこのアルバムは、マイルス&ギル・エバンスのコラボレーションの頂点とされる作品で、録音は1959年11月と1960年3月とされています。メンバーはマイルスが主役で、ギル・エバンスのアレンジを演奏するオーケストラの面々、つまり、作り物感覚が濃厚になっています。
演奏では、あまりにも有名な「アランフェス協奏曲」のジャズ・バージョンを筆頭に、ギル・エバンスの作編曲が冴えた演奏ですが……。
たいくつだなぁ……。ちっとも熱くなれないんです。
でも、名盤とされているんですから、いつかは私にも分かる時が来るはずだと信じて、思い出したように鳴らしてみるんですが、本日もダメでした……。トホホ……。
僻みモードが全開になりつつあります。