OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

僻みモード

2005-12-19 17:33:49 | Weblog

今日も忙しい限りでした。結局、年末年始は実家に戻れず、というか、今年は雪がたっぷりあるので、家族、親戚、友人達が赴任地の私の家にやってくる展開になりました。

でも、やつらは遊び、こっちは仕事……。僻みモードに入りつつ、本日の1枚は――

Sketches Of Spain / Miles Davis (Sony)

歴史上、名盤ということになっていますが、私には理解出来ないんです……。

もちろん、スパニッシュ・モードに哀愁を感じるんですが、聴いていて、グッとこないですねぇ、これは……。

第一、マイルスがアドリブを吹いている気がしないです。

というこのアルバムは、マイルス&ギル・エバンスのコラボレーションの頂点とされる作品で、録音は1959年11月と1960年3月とされています。メンバーはマイルスが主役で、ギル・エバンスのアレンジを演奏するオーケストラの面々、つまり、作り物感覚が濃厚になっています。

演奏では、あまりにも有名な「アランフェス協奏曲」のジャズ・バージョンを筆頭に、ギル・エバンスの作編曲が冴えた演奏ですが……。

たいくつだなぁ……。ちっとも熱くなれないんです。

でも、名盤とされているんですから、いつかは私にも分かる時が来るはずだと信じて、思い出したように鳴らしてみるんですが、本日もダメでした……。トホホ……。

僻みモードが全開になりつつあります。

コメント
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