■盗まれた愛情 / ジュディ・オング (日本コロムビア)
ちょっと見、イメージは違いますが、掲載したのは昭和45(1970)年のファッションがど真ん中のジュディ・オング♪♪~♪
そもそも芸能人は最新流行のヘアメイクや衣装に身を包んでいるわけですが、それをきっちり着こなし、自分のものとするセンスが無ければ、リアルタイムの佇まいが時を経ても魅力的という事には、まあ……、なかなかならないと思うわけでして、その観点からすれば、このジャケ写に登場しているジュディ・オングは素晴らしく、カッコイイィィ~~~、ですよねぇ~♪
しかも、この思いつめた彼女の面立ちにジャストミートしているのが、作詞:なかにし礼&作曲:筒美京平が提供のA面曲「盗まれた愛情」で、それはスバリっ!
湿っぽい情感がたっぷりのヨーロピアンポップス調の歌謡曲で、演奏パートにおけるストリングスの存在感や軽快なドラムスのリムショット、さらにはオシャレなハーモニーの用い方等々、時代を考えれば、ちょっぴりスマート過ぎる感が強いところもあって、それほど大きなヒットにはなっていません。
でも……、サイケおやじにとっては、このジャケ写のジュディ・オングを眺めつつ、この「盗まれた愛情」を聴くという幸せは大切なのです。
ということで、今日は公私ともにゴタつきがあったんですが、後は成り行きに……。
明日はすっきり、いきたいもんです。