■スプーンダンス〈タイフーン'79〉/ 小林泉美&F.M.B (フィリップス)
あまりの猛暑に体力的には滅げていますが、やはり仕事に関しては光明が見えているので、気力は充実なんですよ、申し訳ありませんが (^^;
ですから、アッパーな気分で、こんなものまで朝から聴いてしまったというのが、昭和53(1978)年に小林泉美が出した本日の掲載のシングル盤A面曲「スプーンダンス〈タイフーン'79〉」でありまして、もちろん、これは当時流行のフュージョンとディスコ歌謡の幸せな結婚みたいな、ノリが良すぎるのが弱点ともいうべき仕上がりなんですねぇ~~♪
このあたりは阿久悠の職人的歌謡曲フィーリングに彩られた作詞とキャッチーで刺激的なミミちゃんの作編曲、さらには一緒にやっているF.M.B=フライング・ミミ・バンドの的確で熱い演奏があればこそ、これは実際に聴いていただければ納得されると思うんですが、メインボーカルと合いの手コーラスの楽しさもニクイばかりの大衆性と申しましょうか、こ~ゆ~フュージョンサウンドは普通ならばスマート過ぎて敷居が高いところもあるんですが、それを逆説的に気軽なミミちゃんのキュートなヘタウマ歌唱がイイ味出しまくりでしょうか、サイケおやじは好きです (^^)
ちなみに、ここでのF.M.Bはジャケットスリーブ裏の記載から土方隆行(g)、渡辺モリオ(b)、マーティン・ブレイシー(ds)、清水靖晃(sax) という、何れも凄腕の面々ですから、ミミちゃんのキーボード&ボーカルとの緊張と緩和も全くノー文句で楽しめるわけです。
そして、だからこそ、このジャケ写は……、ちょいとねぇ…… (^^;
実は同時期に発売された彼女の2nd アルバム「Sea Flight」のジャケ写が最高にイケてたもんですから、尚更ですよっ!
気になる皆様は、ぜひともチェックしていただきたいんですが、この「スプーンダンス〈タイフーン'79〉」は件のオリジナルLPには入っていなかったというシングルオンリーの楽曲というのも、悔しいところでありました。
しかし、もちろん現行CDにはボートラ扱いで収録されておりますよ。
あぁ~~、ファンキ~~タイフゥ~~ンレィディ~~♪
ということで、この手のレコードや楽曲は如何にも「季節物」かもしれませんが、最近の「シティ・ポップ」ブームに名を借りた往年のニューミュージックのリバイバル商戦においても、強力なアイテムになっているみたいですよ。
実際、先日急襲した新譜専門店では、そんなこんなの再発盤のディスプレイの中にミミちゃんのCDもありましたからねぇ~~♪
前述した「現行CD」云々の情報は、そこで確認した次第です。
う~ん、彼女のCDは1枚も所有していないので、車の中で聴くためにも、ゲットしようかなぁ~~ (^^)
いゃ~~、やっぱりアッパーな気分でいられる事の幸せに感謝です <(_ _)>