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勤務校が4日テレビ出演!NHKスペシャル「セーフティーネット・クライシスvol.3」

2009年10月03日 22時23分55秒 | Weblog
★こんばんは。吉水です。
下記の番組に、私が勤務する学校も収録され、私の授業も撮影されました。
たぶん、僕の授業はカットされるでしょうが。
本校の厳しい家計状況の中で頑張っている生徒のことを前に出したいとのことですが。

【転載】
◆NHKスペシャル「セーフティーネット・クライシスvol.3」
 忍び寄る貧困 子どもを救えるか

<放送日時>
 10月4日(日) 夜9時00分~10時28分  NHK総合で生放送
 ※再放送 7日(水)午前0時45分~2時13分(6日深夜) NHK総合

<番組内容>
経済危機が深刻化する中、大量解雇の波は、非正規労働者ばかりか正社員にまで及んでいる。
世帯主の失職の影響から、いま「子どもたちのセーフティーネット」が危機に瀕している。

OECDは、日本の「子どもの貧困」が際立って加速していると警告した。
厚生労働省の調査でも、医療保険を持たない、いわゆる「無保険」の子どもは全国で3万人以上。
さらに給食費や教材費が払えず小中学校への通学も難しくなったり、貧困から高校を中退せざるを得ない子どもが急増している。
背景には、日本の社会保障制度が「正社員」を前提に設計されたまま、抜本的な見直しが行われていない点がある。
子育て世代に当たる20代~40代の、4割近くが低所得の非正規労働者であるにもかかわらず、子どもの医療費、教育費、住宅費、食費等の負担は、正社員家庭と同じく一律に求められ、貧困に拍車をかけているのだ。

子どもたちの「健全な育ち」を保証する「人生前半の社会保障」を築くには、どのようにセーフティーネットを張り替えていけば良いのか。
番組では、日本の子どもたちの現状を検証し、さらにフィンランドなどの先進的な取り組みも紹介しながら、子どもたちのための社会保障・セーフティーネットのあり方について考えていく。

<スタジオ出演者>  ※順不同

山井和則氏  (厚生労働大臣政務官)      
新浪剛史氏  (株式会社ローソン代表取締役社長)
湯浅誠氏    (反貧困ネットワーク事務局長)
神野直彦氏  (関西学院大学教授)

 ・司会:町永俊雄アナウンサー

<番組ホームページ>
http://www.nhk.or.jp/special/onair/091004.html


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私は、加害者か、被害者か。 らくせき

2009年10月03日 19時39分55秒 | Weblog

殺人事件が起こると、最近は、被害者のことが大きくとり上がられる。
以前にはなかったこと。これまでホトンド無視されてきたことなので
とても良いことだと思う。
一方、加害者については、情状酌量の余地が小さくなってきている。
とくに裁判員制度になって、この傾向が強くなりそう。
一般の国民は、加害者よりも被害者に同情しやすい。

裁判について、なにかが大きく変わったような気がする。
そのひとつに、加害者をどう考えるのか?という問題がありそう。

以前は、「こんな私に誰がした」という言い方に表されているように
犯罪は社会にも責任があるという考えが一般的であった。
どちらかと言えば、加害者に同情する考え方が強かった。
普通の人も、ひょっとしたら私も同じ犯罪を犯すかも、という
メンタリテイを持っていた。
極端にいえば、私も加害者になりうるという考え方。
これには、人間は過ちを犯すが、悔い改めれば生まれ変われる、という
考え方があって、ひろく受け入れられていた。
(実際は、犯罪を犯せば、なかなか受け入れられないのが実態ではあったが)
人間は困難を乗り越えて生まれ変われるという性善説が流通していた。

いまは、どうも考え方が変わっているらしい。
人間は、生れた時に、未来は決まっている、と考えられているという。
教育なども、すでに決まっている自分を開花させてくれるもの、
文化センターのような、一種のサービスとして考える人も多いとか。
だから、教育で、大切なわが子を壊されたと感じた親は猛烈に抗議する。
不良品を買わされて消費者の心情。

殺人事件などを起こすような人は、そういう宿命を背負った人という考え方が
一般的になってきているらしい。
ここからは、社会が悪いという考えは出てこない。
社会が悪いということは、私も悪いと、考えることもない。
社会も私も悪くない。悪いのは犯罪を犯す人。
そうなれば、犯罪をなくすには厳罰ということになりやすい。

でも、この今風の考えでは、犯罪を防止することが出来るのだろうか?

バランスを取る感覚が大切なんでしょうかね?

コメント (2)
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