今日(6日)の夕刊は、『中日』『朝日』とも一面の大見出しは(中国 新車世界一〉。
子供から国に至るまで「一位をめざせ」と息せききってきた結果、たしかに物質的には豊かになりましたが、現在では「こんなはずではなかった」状況。
今一つ連想したのは、「スパコンの開発予算」事業の仕分けで、「世界一を目指す理由は何でしょうか」との、まことに時機を得たと思われる蓮肪発言。マスコミはこの場面のみをクローズアップし、大事な論点を殆ど避けた。
例えば、このスパコン予算の凍結を主として発言したのは、「スパコンの申し子」と言われる金田康正東大教授を始めとする学者であり、その凍結理由は、去年春までは開発に参画していたNEC、日立が撤退して富士通だけが残った結果、技術方式も単式になったことなどがあり、(詳しいことは「HP金田研究室」をご覧ください)そうしたことあっての凍結主張であったこと。
その「富士通」には31名が天下っており、更にこの次世代スパコンの開発勧進元は、文科省の傘下である「理化学研究所」で、役員には文科省・農水省・財務省の多くが天下っていることを指摘するのはセコイことでしょうか。
また、仕分け後、鳩山首相に「何事ですか!」と詰め寄ったノーベル賞受賞者の野依良治氏は「理研」の理事長、利根川進氏は役員。同席されていた小林誠氏も、役員には天下りが名を連ねる「日本学術振興会」の理事。
同じノーベル賞受賞者でも、サラリーマン受賞者の田中耕一氏とか、名古屋弁が時々出る益川「九条の会」世話人は、多忙故にお顔が見られなかったのでしょうか。「スパコン」も、天下りビジネスになっていなければ幸いですが…
子供から国に至るまで「一位をめざせ」と息せききってきた結果、たしかに物質的には豊かになりましたが、現在では「こんなはずではなかった」状況。
今一つ連想したのは、「スパコンの開発予算」事業の仕分けで、「世界一を目指す理由は何でしょうか」との、まことに時機を得たと思われる蓮肪発言。マスコミはこの場面のみをクローズアップし、大事な論点を殆ど避けた。
例えば、このスパコン予算の凍結を主として発言したのは、「スパコンの申し子」と言われる金田康正東大教授を始めとする学者であり、その凍結理由は、去年春までは開発に参画していたNEC、日立が撤退して富士通だけが残った結果、技術方式も単式になったことなどがあり、(詳しいことは「HP金田研究室」をご覧ください)そうしたことあっての凍結主張であったこと。
その「富士通」には31名が天下っており、更にこの次世代スパコンの開発勧進元は、文科省の傘下である「理化学研究所」で、役員には文科省・農水省・財務省の多くが天下っていることを指摘するのはセコイことでしょうか。
また、仕分け後、鳩山首相に「何事ですか!」と詰め寄ったノーベル賞受賞者の野依良治氏は「理研」の理事長、利根川進氏は役員。同席されていた小林誠氏も、役員には天下りが名を連ねる「日本学術振興会」の理事。
同じノーベル賞受賞者でも、サラリーマン受賞者の田中耕一氏とか、名古屋弁が時々出る益川「九条の会」世話人は、多忙故にお顔が見られなかったのでしょうか。「スパコン」も、天下りビジネスになっていなければ幸いですが…