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小笠原満男は代表に残るか  文科系

2010年01月27日 14時18分06秒 | スポーツ
 南アワールドカップ代表に小笠原満男は残るだろうか。僕は是非残して欲しいし、岡田も残すだろうと確信している。その理由を述べてみたい。なお、MFが9人より多くなることはないと思う。センターバックを3人としても、サイドバックにセンターバック兼用の人材も含めて4人選ばれるだろうし、日本のFWも4人が限度に近いであろうから。また、世界比較での日本はMFこそ特に秀逸なのだから、必然的にここを増やした方がよいと思う。日本MF陣には、本田や石川などFWに劣らぬどころか、それ以上に点を取れる人材もいる。外国人相手の点取りには、彼らの方が意外性もあって、案外通用するような気もする。

 過去の呼ばれ方を見つつ、伝えられてきた岡田監督の優先基準を次のように考慮して、論ずることにする。
 ①1ゲーム、12~3キロもチームのためにこそ走れて、回復力も強大。②ボール際の競り合いなど、防御で闘うことができる。③(現代表の)チーム戦術理解度がチーム有数であって、かつパスの精度が高い。④異能を持っている。
 さて、現在確実なのは、これだけだと思う。長谷部、遠藤、中村俊輔、中村憲剛の他に、岡田監督が重視している④の異能者として、本田、松井、石川が入ると思う。その次に僕は小笠原の名前を挙げるから、8名とすればここまでだ。稲本潤一や小野伸二も、香川などの若手も、ここまでには入らない。また、9人目があれば、若手を入れるというのが、岡田監督のやり方だと思う。 

 小笠原の力、利用価値は極めて高い。
 彼をまず攻撃的MFとして選んだと岡田は語っているが、彼の上記①③は両中村に劣らないだけではなく、俊輔はもちろん憲剛よりも「ボール際の競り合い」に強く、②がはっきりと彼らよりも優れている。③についてはちなみに、鹿島の代表選手はみんな口をそろえてこう言ってきた。「代表は鹿島とコンセプトが似ていて、すんなり入れる」と。縦の間を狭くした陣形を取り、前線からプレスをかけていく点が一緒なのだ。またなお、小笠原の溶け込み具合については、以下に記すような監督や本人の言動がしきりに伝えられている真っ最中である。サッカーファンみんなが小笠原を気にしているのだろうなと思うと、面白い。
 【日本代表MF小笠原が急ピッチで“岡田流”の吸収を図った。2日目の練習を終え「みんなが3年ぐらいやって積み重ねてきたものにプラスアルファをやっている中で、自分はここ何日かで急いで覚えて(チームに)合わせていかないといけない」と戦術を理解することに必死だ】(スポニチ27日)
【岡田監督は攻撃的MFでの起用を明言しているが、午後の11対11のミニゲームでは右の攻撃的MFとボランチの両方でプレーした。「(ボランチの方が)最近やり慣れているというのはあるけど、前は前で面白い」と、どのポジションでも対応していく意気込みを見せていた】(同27日)
【日本代表の岡田監督が初招集のMF小笠原にチームコンセプト吸収を命じる。「どこかで1回は話すと思うけど、1から10までコンセプトを話す必要はない」と合宿の中で“岡田流”を体感することを求めた。もちろん期待の表れでもあり、「彼ならパッとやれば感じる。チームに入っていける。全く心配していない」と付け加えた。
 攻撃的MFでの起用を明言しているが、ボランチが駒不足の場合は「ボランチでの起用もありえる」と話した 】(同25日)

 ボランチとしてはどうか。トータルで、遠藤と同格だと思う。上記②が、遠藤よりも劣った点をカバーしてくれるからだ。稲本とくらべるとこうなる。稲本のワンボランチがありえないならば、彼を選び小笠原を落とす理由がないのである。稲本は、ワンボランチを狙って必死の努力をするべきであったのだが、それが足らなかったと思う。ワンボランチとしての力ももはや、長谷部誠の方が上ではないか。

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