九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

随筆 僕は「サッカーオタク」  文科系

2010年01月21日 18時11分46秒 | 文芸作品
 僕は確かにサッカーオタクだ。何がこんなに好きなんだろうと、時々振り返ることがある。サッカー記事でも、自分がどんなのを特に楽しがっているかな、とか。サッカー週刊誌でもサッカーダイジェスト以外はほとんど買わないし、そのダイジェストでさえ内容によって買わない時も多いから、好き嫌いはわりにはっきりしている。そんな点などから自分の「オタク観点」がよく見えてくる。感情の分析、表現は本来難しいものだが、とにかくやってみよう。

 昔は中田英寿に、この数ヶ月では長谷部と長友それぞれへのインタビューなどに惹きつけられた。後2者のポイントを思い出してみると、例えばこんなところらしい。
 まず、いずれもが世界的名選手と最近マッチアップしてきたその実体験を生き生きと語っている、その部分だ。そこで僕の印象に特別に残っている話は、マッチアップ選手とのやりとりとか、相手の優れた点の表現とかであったりする。自分のここを補えば十分以上に対抗できるという下りなどがあれば、僕も一緒になって興奮しているのかも知れない。つまり、1人の若者の、健康で一途な世界水準の野心の揺さぶられ方、自己反省、抱負などに、一部でも本人同様に浸り、興奮し、勇み立ってでもいるらしい。これは、考えてみれば実に幸せなことである。
 ちなみに、分析・表現力が乏しく、単に抽象的な反省や抱負の言葉などが連ねられたインタビューにはさっぱり興味が湧かないみたいだ。ダイジェストに比べてマガジンはそう感じるし、サッカーは他のスポーツに比べて特に、表現力がない選手は大成しないスポーツなのだと思う。0コンマ何秒で組織流動し、ほとんど休みがないという11人同士の闘いは、「身体が覚えたからもう良い」では全く手に負えず、表現力こそ大切になってくるのではないかと思う。 
 表現ということでは代表選手は今、岡田監督から一人一人の「改善点レポート」を渡されている。聞けば、個人としてもベスト4を目指す水準のものらしい。長谷部も長友も、最近は特にその最先端を走る選手であるわけだ。そこに表現された世界水準への改善点を日々意識しつつ、ガーナのエシエンやオランダのファンペルシーらと実際に対決してみてこれを反省したりしながら、個人としても「世界ベスト4選手」を本気で目指しているわけだ。

 そんな長谷部のインタビュー部分を抜粋して終わる。24歳(当時)にして09年5月ドイツ優勝達成チームの純然たるレギュラーになりおおせた選手である。
【 質問 ブンデスリーガでは、ドイツ代表の選手を相手にしても普通にプレーできている。
答「確かに代表クラスとやっても、あまり差は感じないですね。ドイツ代表のほとんどの選手がブンデスリーガでプレーしていますけど、正直怖さを感じたことはないです」
質 12月8日のチャンピオンズリーグのマンチェスター・U戦では、ポルトガル代表のナニとマッチアップして、ほぼ仕事をさせなかった。
答「ああいう攻撃を武器にしている相手にも、やられる気はしませんね」
質 マンチェスター・U戦の試合後には、手応えを得たと言っていた。具体的には?
答「攻撃の部分です。以前からある程度守備には自信を持っていましたが、最近は攻撃のときに、どんどん前に行けている。自分の調子がいいというのもあるんですけど、強いチームが相手でも攻撃面でいいプレーができて、これはやれるなと手応えを得られました」
質 あの試合では、簡単にワントラップで前を向いたり、積極的にドリブルで突っかけていた。
答「今、すごく気持ちがノッているんですよ。前へ前へというゴールへの意識が強くなっているのを自分でも実感しています」
質 今年5月にブンデスリーガで優勝した頃と比べても、さらに成長しているように見える。この半年で何か変化があった?
答「今季が始まって約5ヶ月が経ちましたが、攻撃面で自分の色を出せるようになってきたんですよ。ドイツに来た当初、Jリーグでボールを運ぶ感覚でプレーしていると、周りから足が出てきて、ボールを取られてしまうことが多かった。今季やっと、攻撃の感覚がつかめてきました」(中略)
質 (ブレイクのきっかけとなった)シャルケ戦では81分に右サイドを抜け出し、グラウンダーのクロスで決勝点をアシストしている。
答「クロスを上げる前のワンタッチ目のトラップが、僕の理想ですね。マッチアップしていたドイツ代表DFのベスターマンを、簡単にかわすことができた。シャルケ戦は本当にターニングポイントになりました」(後略)】

 ちなみに去年のドイツは、世界2位にいた期間が最も長かったチームであり、かつワールドカップなどのここぞという本番ゲームに極めて強い国である。技術的と言うよりも、体と心が特別に屈強で、組織的守備に身体を投げ出すと言ったお国柄と言える。
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砂川政教分離訴訟大法廷判決を傍聴して 森田麻里子さんのメールより

2010年01月21日 17時39分03秒 | Weblog
★差し戻し判決は苦肉の策でしょう。どういう現実的解決が有るのでしょう。しかし判決が突き付けた意味は大きいので拍手。(プログウオッチャー)
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今朝の新聞で「違憲判決」という見出しが出ていると思います。
朝日は「妥当な判断」と書いていますが、…という思いの判決でした。
 空知太神社に関しては「違憲」と判断しつつ、原審を破棄し、札幌高裁に再戻しです。
富平神社は「違憲状態が解消されている」とし、「合憲」。しかし「地縁団体」としての町内会への「譲渡」についての憲法判断はしていません・微妙な判決です。原告は20年近く砂川市と交渉し、どうにもならないので裁判に訴えました。最高裁は「違憲だけれど、解決の余地を探すために、差し戻し」という判断をしたのです。
 原告の竹内さんと弁護団は「最高裁は憲法を守った」「富平神社不当判決」のという垂れ幕を出しました。判決後の協議がとても長かったです。
 記者会見では弁護団が「このような判決は始めて」と述べましたが、「この判決の評価出来る所をいかして、改憲阻止に利用したい」とも述べました。
 原告2人の内、竹内さんが日本キリスト教会信徒。
所属教会の加藤牧師が支援団体の事務局です。
竹内さんは「平和遺族会」の活動で、もう一人の原告高橋さんと出会われたそうです。高橋さんはシベリア抑留後中国ブジュン刑務所に7年いて、帰国後「中国帰還兵の会」で活動されていたとの事。
87歳で、病気療養中です。
 記者会見で「何点の評価が出来るか」など竹内さんに質問がありました。
竹内さんは「65点。8月に80歳になるが、差し戻しになったが、頑張る」と話されました。
 なお神社庁からもたくさん傍聴に来ていたそうです。
神社庁の概算では公有地の神社は6万か所とか。
富平方式で行くと、日本全国の公有地の上に立つ神社が町内会に無償で神社が譲渡されてしまいます。地縁団体と一定の宗教が強く結び付くって、政教分離原則に違反してると、私は思いますが…
 

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政権交代を機に「大岡越前」「遠山の金さん」から卒業を    JANJANさとうしゅういちさんの意見

2010年01月21日 16時31分08秒 | Weblog


★「政権交代を機に「大岡越前」「遠山の金さん」から卒業を」
というJANJANに載ったさとうしゅういちさんの記事を紹介します。いい加減マスコミの低レベルな報道姿勢を卒業して大人になるべきでしょうね。(ネット虫)
http://www.janjannews.jp/archives/2367321.html
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はっきり言って、今までの司法(とくに自民党政権末期)は、
「大岡越前」からあまり進歩していないのが実態ではないでし
ょうか?国民も国民。マスコミもマスコミ。被疑者・被告人=
悪人であるかのような固定観念はやめるべきです。そういう意
味では「一般論」と断りながら「指揮権発動はありえる」とい
う千葉法務大臣の発言は、まっとうです。さすがは弁護士ご出
身だな、と思いました。

ちょっと、疑問なのが、鳩山総理の国会答弁です。

取調べの可視化法案について、検察批判と誤解されないために
、提案を見送る、ということ。

また、企業団体献金の禁止についても、「各党の議論にお任せ
する」という消極的な態度です。

可視化については、小沢さんがどうこうではなく、志布志事件
のようなでっち上げなど、冤罪・でっち上げ被害者が相次いで
いるから、可視化が必要なのではないでしょうか?小沢さんの
ためではなく、国民の人権のため、と言い切れば良い。

企業団体献金禁止についても、消極的過ぎる。「小沢さんは自
民党的な人であることはわかっているが、企業団体献金を禁止
するのでその点は自民党とは違う」と期待した有権者も多いで
しょう。予算がかかる話でもないので、この問題ではマニフェ
ストを遵守し、企業団体献金を禁止すべきです。それにより、
自民党の反撃(というより、共産党ならともかく、自民党があ
れこれいうのは言いがかりに近い)も断ち切り、雇用対策、景
気対策に全力を挙げるべきでしょう。


いまこそ、大塩平八郎!
さとうしゅういち Satho Shu-ichi
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ムネオ語録「検察はフォワードに出てきたGK」@民主党大会 池田香代子プログより

2010年01月21日 09時08分39秒 | Weblog
★大好きな池田香代子氏のプログにhttp://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/archives/51323542.html先日の民主党大会での鈴木ムネオ氏の来賓あいさつの文章と音声が載せられていた。なかなかの迫力であった。 (プログウオッチヤー)
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16日の土曜日に開かれた民主党党大会の映像が、党のサイトにアップされています。

そつなく誠実な鳩山代表も、異様なほどの凄みを漂わせる小沢幹事長も、まあ想定内でしょう。

それに先立ち、各党党首のあいさつが続きます。社民党の福島瑞穂さんは、沖縄の米軍基地のことを民主党員の前で念押しし、国民新党の亀井静香さんは、鈴木さんの言葉によると、スマートな、お行儀のいいごあいさつをしました(寝癖ヘアスタイルはいつものとおり)。新党日本の田中康夫さんは、ベーシックインカムについて、わかりやすいレクチャーをしました(これ、一見の価値があります)。

そしてしんがりに登壇した新党大地代表の鈴木宗男さんは、おおよそこんな演説をしました。党の規模順だと思いますが、まさに大トリでした。映像は「来賓挨拶1」の最後、15分30秒あたりからです。

「来賓挨拶1」
http://asx.pod.tv/dpj/free/2010/20100116taikai_02_v300.asx


「検察はゴールキーパーだ。手も足も使える。それがフォワードに出て、手も足も使って何でもありになったらどうなるか。狙われたら、誰でもやられる。わたしは8年前経験した。みなさんの中にも、わたしを批判した人はいる。

あのとき、検察のリークで、わたしはムネオハウスで、三井物産の北方領土関係で、アフリカODAで捕まると言われた。これらの件は裁判になっていない。検察のリークで、世論誘導されていたのだ。結局わたしは、政治資金規正法にもとづいて400万円の領収書を切ったことで逮捕された。

冷静に考えてほしい。千葉法務大臣、12月8日、わたしは検察リークの有無について質問趣意書を出し、その答弁が閣議決定を経て戻ってきている。「検察リークはない」と。閣僚のみなさん、チェックしてほしい。石川代議士に、マスコミに情報提供しているのかと訊ねたら、「してない。なのにわたしの発言が新聞テレビに出てくる。ふしぎだ」と言っていた。それを知っているのは、もういっぽうの検察だけ。検察が正義だと思ったら大間違いだ。

特捜部は、昭和22年、隠匿物資捜査のためにできた。今の時代にあっているか(ヤジ「事業仕分けだ!」)。おっしゃるとおりだ。特捜部がエリート意識をもって、俺たちが国家の支配者だ、国民が選んだ政治家ではなく俺たちが国をリードするのだと、思い上がって権力を行使したらどうなるか、考えてほしい。取り調べの全面可視化をしなければだめだ。中井国家公安委員長、よろしくお願いする。

今、石川さんに検察はこう言っているはずだ。「民主党も小沢もおまえを守らんぞ、だからこっちに協力すれ。誰もおまえを支える者はいないぞ、鈴木も離れるぞ」こんなささやきをしているはずだ。神経戦だ。情報戦をしかけてめろめろにして、つごうのいい調書を取っていく、これが特捜のやり方だ。わたしの秘書もそうやって落とされた。

間違った権力とは断乎戦っていこうではないか。鳩山代表には決断力がないと、マスコミは言うが、たいへんな見識と胆力を持っている。アンドレイ・マルコフという19世紀後半の有名なロシアの数学者は、壊れた機械をどう立て直すかという論文を書いているが、鳩山首相は1977年の博士論文でこれを引用している。壊れた機械を立て直す、まさにこれが政権交代だったのだ。今、鳩山代表には堂々と権力に立ち向かってもらいたい。

小沢幹事長にお願いがある、ここは堂々としてほしい。『秘書を信じている、何もやましいことはない』というあの発言こそが説明責任を果たしている。自信をもって幹事長の役割を果たしてほしい」

とまあ、内容としてはこんなところですが、文字で読んでもあの迫力は伝わりません。ぜひ5分間の視聴をお勧めします。行政のトップにある鳩山さんに、「堂々と権力に立ち向かえ」もあったものではありませんが、この日の朝には鳩山さんご自身が、「(小沢さん)どうぞ戦ってください」と言っていて、この人たちが実感からついこういう言い方をしてしまっているのなら、これはひょっとして検察とのすさまじい暗闘がくり広げられていて、そこでこの人たちは隠然たる権力の存在を感じているのかと、想像をたくましくしてしまいます。

それにしても、5分でこれだけのことが表現できる話術は圧巻です。先にあいさつに立った各党代表にコメントし、小沢代表、そして鳩山、千葉、中井各大臣を名指しし、全閣僚も、かつて自分を批判した人もいるという言い方で満堂の民主党員も名指しして、結局その場のほぼすべての人を名指しし、どきっとさせ、自分一人に向かって話されたような気にさせる。脱帽ものです。

ムネオさんの話芸に感心しているばかりではいけません。メディアはあいかわらず、「関係者」という名前の検察の人間のリークを報じ続けています。これは国家公務員法違反だ、と若手閣僚がテレビで発言していました。内閣も調査に乗り出すそうです。

メディアもメディアです。検察リークは論外で、そうでなくても、裁判員制度が始まったことから、予断をあたえるような犯罪報道は慎むことになったのではなかったでしょうか。なのに、「小沢まっ黒」と断定したい「関係者」の発言を垂れ流す。それについての反省は、メディア内からは出てこないのでしょうか。

そんな中、石川さんの弁護人、安田好弘弁護士らが千葉法相に取り調べの全面可視化を要求した、というニュースがちいさく報じられました。時事通信などは、弁護士らは任意の取り調べの時、「検事が『容疑を認めないと帰さない』などと自白を強要したと主張している」としていますが、同じニュースでもこの恫喝ともとれる検察の発言に触れない朝日新聞などは、ごくそっけない、一般論のような書き方です。

そこで思ったのですが、弁護団の記者会見は映像化して、逐一、youtubeなどに挙げたらどうでしょう。そうすれば、マスメディアが報じない、けれど弁護団は重要だと考えていることが、遺漏なく知れ渡ります。弁護団記者会見の可視化、これはすぐできます。やってください、お願いします、安田さん。

そして、きょうも書きます。小沢さん、わたしたちにわかるよう、説明してください。
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