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腹案は徳之島だったのか。     森永卓郎の戦争と平和講座

2010年05月05日 20時57分23秒 | Weblog
★久しぶりにマガジン九条にアクセスしてみました。森永卓郎の戦争と平和講座に納得できる記事がありました。(ネット虫)

 鳩山総理の「腹案」が徳之島だったということを知ったのは4月19日のことだった。毎日新聞の岸井成格さんが、周辺を取材した結果、そう確信したと言うのだ。「そんなバカな話はないでしょう」と私が言うと、岸井さんも徳之島ではないと思っていたそうだ。ところが取材を進めるうちに、そうとしか考えられないことが分かったと言うのだ。最近の状況をみると、どうやら、岸井さんの判断は正しかったようだ。
 徳之島であれば沖縄県外という扱いになるし、沖縄との距離も近いから、嘉手納基地との連携も取り得る。それでアメリカを説得しようという腹づもりだったらしい。しかし、鳩山総理は、徳之島の島民の過半数が反対集会に参加するとは思っていなかったようだ。島民との事前調整をまったくせずに、いきなり基地移転だと言われたら、住民が反発するのは当然だが、私が落胆したのは、鳩山総理に日本の安全保障に関する理念がないことが明確になってしまったことだ。
 正直言って、私は鳩山総理の腹案は「グアム」だと思っていた。「常駐なき日米同盟」を主張してきた総理だから、新しい時代へのビジョンを持っていると信じていたのだ。しかし、総理の腹案が徳之島だったということで、総理が新しい日米関係を築こうと考えているわけではないことが、明確になってしまったのだ。

 戦後65年が経ったのだから、いくら何でも、すべて戦勝国の言いなりで居続ける必要は、もうないだろう。それでも、「日本は米軍に守ってもらわないと、国民の安全を確保できない」と多くの「有識者」が言う。私は、そう思わないが、仮にそうだとしても、普天間基地の機能が、日本のために本当に必要なのだろうか。
 アメリカは、アジアの部隊を再編し、グアムに集結させようとしている。それは何を意味するのか。米軍はアジア方面に二つの防衛ラインを持っていると言われる。第一のラインは、日本から沖縄、フィリピンを結ぶラインで、第二のラインはグアムを中心とするミクロネシアのラインだ。アメリカが部隊をグアムに集結させるのは、防衛ラインを第二のラインまで後退させるという意味なのだ。
 では、なぜ普天間基地の機能はグアム移転されないのか。それは普天間基地が海兵隊の前線基地だからだ。海兵隊というのは、海戦を担う海軍と異なり、上陸作戦を担当する部隊だ。つまり、敵国に上陸し、敵地で戦うのが、海兵隊の本来業務なのだ。アメリカの立場からすれば、中国や台湾への上陸を早期に果たすためには、海兵隊の戦闘機をその近くに置いておく方が有利だ。だから、沖縄に普天間基地が、そして同じく航空団が配備されている、嘉手納基地が必要になっているのだ。
 しかし、そのことを考えれば、海兵隊の前線基地を日本に置くことが、日本の安全を確保することにつながる可能性がほとんどないことは明らかだろう。上陸作戦をする部隊が日本を守るはずがないのだ。
 つまり、普天間基地はアメリカのためにあるのであって、日本のためにあるのではない。その前提を踏まえれば、自ずと答えは明らかだろう。沖縄県民も、徳之島の住人も、そして日本のすべての地域の国民が、新たな米軍基地の建設は嫌だと言っているのだから、普天間も嘉手納もグアムに引き取ってもらえばよいのだ。
 そうした理念の下で、普天間の問題をアメリカと毅然たる姿勢で交渉すれば、当面の結果がどうなるかは別にして、国民は納得するのではないだろうか。
 理念を持たずに場当たり的な対応を繰り返していたら、政府はあらゆる層から見捨てられてしまうだろう。
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グラの対浦和戦  文科系

2010年05月05日 16時21分22秒 | スポーツ
 ワールドカップ前の3連戦が今期のグラの試金石。浦和、仙台、鹿島だ。本日は浦和戦、1対2で逆転負け。押し詰めて言えば、「前半頑張った分、結局走り負け」
 
 出だしの名古屋は正直、これがあの名古屋かと思った。攻めては、球離れよくぽんぽんと行く。よく見るとみんながダッシュを繰り返していたから、ボールを受ける動きが良かったのだと思う。守ってもよく走り、球際にも強いこと! 「闘ってるなー!」の感。「先取点!」で余程強い意思一致をしていたのだろう。
 ただ、ケネディめがけて放り込む戦法だけしか効果的な攻め手がなく、後半が心配になってきた。前半も半ばを過ぎると、浦和の攻勢がはっきりしてきた。

 後半は、初めから一気に浦和の攻勢だ。10分ほどの内に2点取られる。中盤で競り負けていたし、お互い敵陣営に入り込んでからの攻め方に差が出てきた。浦和はポンテを中心に縦に行けるが、グラは例によってなかなか行けず、放り込み以外では横に回すのが目立った。ボールがサイドに行ってからのクロスにも、精度を欠く。守ってもゴール前のラインがどこか甘い。ポンテやエジミウソンなどに2人で行っても交わされることも目立ったし、攻める敵のボール保持者にも、誰も密着マークに出て行かないという光景も普通に見られた。あれでは、良いパスを出されてしまうから、ダイレクトに攻め込まれる。グラもハユマ、中村などはよく闘っていたのだが、チームとしての球際がしだいに劣勢になってきたと言える。やはり浦和に比べて、走力に問題があるのだろう。
 結論、ケネディ以外には特徴がない、攻守とも弱点が多いチームになっていると思う。トゥーリオと玉田がいれば、もう少し違うのかな? ピクシーの1年目は、この浦和戦の出だしのようなゲームがもっと出来ていたはずなのだが。
 
 次の仙台、意外に強くて要注意だろう。失点が多いが得点力がある。鹿島に勝っているのに、下位に負けるのだ。J1の戦い方をあれこれと模索真っ最中なのかも知れず、不気味だ。そして次が、鹿島戦になる。勝てば希望はあるが、鹿島はこういう大事なゲームに強いからこその、王者なのだ。結果はまだ見ていないが、清水は取りこぼしをしないだろう。 
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鳩山さんの正念場    らくせき

2010年05月05日 08時33分27秒 | Weblog
沖縄にも基地を残すという案をもって
現地にいった鳩山さん。

案の定、現地の猛反対にであって、
前門の虎、後門の狼、といった状態に。

でも、これは予想された事態。
想定内のこと。

ここから突破口はあるのか?
それは鳩山さんの決断にかかっている。

鳩山さんは自ら見込みを誤まったと述べていた。
この見込みが、どのように違ったのか?

軍事機密に触れても国民のまえに明らかにする。
この一手しかないかも。

そこからがホントウの問題への取り組み。
ここがスタートライン。
なぜ、マスコミは、そういう観点が取れないのか?

各党は批判していたが、どこがやっても同じこと。
いうだけなら、誰でもいえる。
マスコミも。私も。





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