九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

これが物的証拠か     らくせき

2010年05月12日 15時50分52秒 | Weblog
東亜日報が、海軍哨戒艦「天安」の煙突と沈没海域の海底から
発見されたという火薬について、こんな記事を載せています。

1898年、ドイツで発見され、第2次世界大戦から本格的に使用された。
米国とカナダで開発された極秘工法で、米国で大量生産された。

水中兵器システムでは、機雷よりも魚雷に主に使用される。
韓国軍も魚雷には、これを使っている。
軍当局は、火薬の同位元素分析などの精密検査をすれば、
使用国と製造国が分かると見ている。

    

事件現場に残された物的証拠。
これがモノをいえば、犯人が分かるが・・・・


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鳩山さん支持の条件    らくせき

2010年05月12日 15時30分20秒 | Weblog
徳之島や名護市にだけ要請するのではなく
その時に、同じくらい、あるいは
それ以上にアメリカに、キチンと要請していくこと。
そして、交渉の経緯を、分かるように公表すること。

抑止力について説明することを
まずやって欲しいものだが・・・

これの説明責任を果たしているようには思えない。
ここに鳩山さんの変心の鍵がありそう。

少なくともアメリカに対等な立場で
交渉する姿勢を貫いて欲しい。
それが原因で、総理を退陣するのなら退陣に意味がある。

このまま徳之島と名護市に押し付けるのだったら
自民党時代とそんなに変わらない。

むしろ悪い先例になる可能性もある。



コメント (2)
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軍事基地とは異なる、平和と安全保障のパラダイムを

2010年05月12日 02時12分16秒 | Weblog
★NYでのNPT関連、「非核、平和、正義、持続可能な世界を求める国際会議」での
ハワイ代表カイル・カジヒロさんのスピーチを紹介します。   (ネット虫)

1世紀以上の間米国は太平洋を「アメリカの湖」、太平洋の諸島を、西に向かいアジアという報償に至る
「領土獲得」の行進を伸ばすための踏み石として扱ってきました。太平洋の人々のことは後から考える対象にす
ぎませんでした。マーシャル諸島での核実験についてのヘンリー・キッシンジャーの発言がこの米国の態度を示
すよい例です:

「太平洋には9万人の人間しかいない。誰が気にするだろうか?」

独立王国ハワイは米帝国による海外侵略の最初の犠牲の1つです。1893年にハワイは、太平洋における前哨
基地を確立するため、米軍により侵略され占領されました。スティーブン・キンザー(著者、NYタイムズ記者
「(仮称)体制転覆:ハワイからイランまでアメリカによるレジーム・チェンジの世紀」)が認めたように、ア
メリカが裏で支援したハワイ王国の転覆は、繰り返される「レジーム・チェンジ」戦術の原型でした。米軍のハ
ワイ占領により米国は1898年にスペイン帝国を打破してスペインが各地に持っていた植民地を獲得し、世界的な
勢力として台頭することができました。第2次大戦中には、在ハワイの米軍基地が日本帝国に対する米国の勝利
と、核武装大国としての世界的地位にきわめて重要な働きをしました。

  その戦争のあと米国はハワイに、最も古く最も大きな統合司令部である太平洋司令部を創設しました。それ
は世界の大半の陸地とそこに住む人口の過半数を囲む管轄をもちます。一般にパール・ハーバーと呼ばれます
が、本当の名前で Ke Awalau o Pu'uloaという港はかつて、水産養殖と農業技術がすばらしく発達したところで
した。その港はオアフ島の食料庫でした。しかし米軍はそれを海軍基地に変えたがりました。現在、命を与える
宝の地であったかつての場所は、これまで確認されたところで740以上の汚染箇所を持つ、有害物質の大貯蔵庫
となってしまいました。

パール・ハーバーはまた、戦争記念の象徴にもなっています。それは軍事化と戦争をとおした米国の救い
という神話を維持し再生産する工場です。ハワイと米国は未だにこの神話の人質となっているのです。ハワイに
おける米軍の存在は、フィリッピンやグアム、沖縄、韓国、クォジェリーン(マーシャル諸島)にいる我々の兄
弟、姉妹をその足でつかんでいる、怪物のようなhe'e、すなわち巨大タコの頭としてイメージできます。ハワイ
は米帝国の犠牲であると同時にまた、その帝国を築いた共犯でもあるのです。米国の「フルスペクトラム・ドミ
ナンス(全方位支配)」の企ては、海の底から天空まで、宇宙から仮想空間にまで伸びています。カウアイ島沖
の海底のセンサー網とレーダー、アンテナ、そして我々の聖なる山の頂上に置かれた光学観測所が、その巨大タ
コ,he'eの目と耳です。スーパーコンピュータと光学観測所がその頭脳と神経組織です。 この巨大タコを止め
るためには、その頭を制圧しなければなりません。

  2009年の基地建築報告書によれば、米軍はハワイにおいて合計139の基地と施設を、合計239,000エーカーの
土地を使って運用しています。これに加えて、ハワイの州兵が13の基地を持ち、858,000エーカーを占有してい
ます。(*1エーカー=4046.8 ㎡)ハワイの主な島々は軍事上の防衛海域に完全に取り囲まれ、ハワイ群島全
体が、210万平方マイルの暫定的軍事行動エリアに包囲されています。

  軍事化のプロセスはハワイ先住民の文化と聖地を破壊し、自然生態系を危機に陥れています。その軍事化プ
ロセスは、劣化ウラン、鉛、ダイオキシン、放射性コバルト60、化学兵器、その他たくさんの物質で、我々の環
境を有毒なものにし、我々の健康を脅かしています。軍事化は中毒に近い経済的依存性を生み出し、我々の文化
的アイデンティティーと社会的な優先順位事項に対する我々の感覚をゆがめています。

  9/11以降、ハワイは第2次大戦以来最大の軍事力増強を経ました。我々がいろいろな抗議を行い、また環境
上も文化的にも影響があったにも関わらず、米軍は25,000エーカーの土地を接収し、328台のストライカー(8輪
の大型武装車)を配置しました。ミサイル防衛計画と連邦議会の予算配分は、軍産複合体を利するゴールドラッ
シュに拍車をかけ、カウアイ島のミサイル射場にある、我々の最良の海岸の一部への立ち入りを禁止したままで
す。経済刺激策の資金ですら、軍隊の住居とその他の施設の建設を活況にするために横取りされてしまいまし
た。

     圧倒的な劣勢にも関わらず、人々は抵抗し続けています。1976年、抵抗の波状攻撃をなす、活動家の
グループによる最初の一波が、カホオラエ島に降り立ち、その聖地への海軍の爆撃に抗議しました。この運動は
最終的にその爆撃を止め、島の浄化と返還を米軍から無理矢理に引き出しました。マクア(オアフ島)では、数
十年に及ぶ抗議や訴訟、カナカ・マオリ文化の伝統的な慣習の実戦を求める主張が、陸軍の実弾トレーニングを
この5年間止めさせています。マクアにおいて軍事訓練再開するという陸軍の計画には、地元の激しい反対があ
ります。2003年にワイカネ谷での海兵隊によるジャングル戦訓練の計画を地元の人々が打破しました。海兵隊は
現在、不発弾の一連の処理を始めたところです。ハワイ島では活動家たちが、ポハクロアでの実弾訓練の終了、
劣化ウランの浄化、州管轄地の軍隊へのリースの中止を求めています。

  2002年、ハワイの軍事基地に反対する様々な地元の運動を統一するために、DMZ-Hawai'i / Aloha 'Aina
ネットワークが結成されました。我々の要求は次の4つです。1.軍事増強の中止  2.軍が占領している土地
の浄化と返還 3.維持可能な、(基地に替わる)経済的代替手段の開発  4.ハワイでの軍隊駐留により生
じた各種被害への正当な補償費の支払い

  巨大タコhe'eの触手は断ち切られてもまた生えてきます、それが今、(基地を返還して退去した米軍の)
フィリッピンへの帰還と「リリパッド」(いつでも訪問してきて、どれくらいでも滞在する訪問軍)基地の設
置、そしてエクアドルからコロンビアへのいくつかの基地の移転について我々が目にしている現象です。我々は
圧倒的な暴力の脅威を通じた命令の強要でなく、人々の必要と環境的持続可能性に基づいた、軍事基地とは異な
る、平和と安全保障のパラダイムを必要としています。

  我々は海外軍事基地に反対するグローバルなネットワークの出現に、鼓舞され励まされています。ハワイで
我々はヴィエケス(プエルトリコ)、沖縄、グアム、韓国、マーシャル諸島を支援するための各種行動を組織し
ました。

  私は平和と正義の運動に携わっている我々の仲間に対し、特別な訴えと申し入れを行いたいと思います。そ
れはどうか、我々の小さな島々での正義を求める闘いに注目し、それを支援して頂きたいということです。国防
総省は、各地域の島々を戦略的なハブにして、それらのネットワークから地球を支配したがっています。現在の
戦争を終わらせ、今後の戦争を防止するため我々は、この軍事基地帝国という建築を解体しなければなりませ
ん、だからこれら軍事基地の撤退を推し進めるために、その帝国の中心にいる人々の連帯は、以前よりもっと重
要です。

  アメリカの湖という、帝国主義的見方とは対照的に、太平洋の様々な民衆は我々の地域のための、異なる
ヴィジョンと安全保障を持っています。核兵器のない、自主独立の太平洋運動は、覇権よりは連帯によってアジ
ア太平洋を結ぶ広大な海、Ka Moana Nuiという概念を普及させました。ハワイの概念を借りれば、”haku," す
なわち、我々が各地で行う運動を、個々の糸よりずっと強く壊れることのない

コードに編み上げて、戦争を遂行し核兵器と軍事力の脅威を通じて我々を支配する強力な武力に対し、一緒に縛
りをかけましょう。 (終)

kyle Kajihiro:
Program Director, American Friends Service Committee - Hawai’i Area Office, member of DMZ-Hawai’i / Aloha ‘Aina network
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