こんな歌があります。
夫より呼び捨てらるるは嫌ひなり
まして<おい>とか<おまへ>とかなぞ 松平盟子
前期高齢者である私は、こう詠む作者の気持ちは
分かるつもりです。
一方、こんな歌も。
一度だけ名前で呼べと妻は責む
「おーい」「おーい」で片づくわれを 竹田利根雄
これも分かります。父の世代はこうでした。
私は、この中間に位置しているようです。
名前で呼ぶのはなんとなく・・・抵抗感があって。
かといって「おい」とも言えません。
なんとなく、呼んでいることが伝わるような言い方を
しているようです。
「あの、あれ・・・」とか。
若い世代でも昔人間はいるようです。
「また電話しろよ」「待ってろ」
いつもいつも命令形で愛を言う君 俵万智
この恋人は、結婚したら、どう呼ぶのでしょうね?

妻をどう呼ぶのか。
妻のいない時、母と話す時は名前で呼んでいるのですが、
二人しかいない時に、どう呼ぶのか?
明治の北村透谷風にいえば「実に人生の一大問題である」です。
夫より呼び捨てらるるは嫌ひなり
まして<おい>とか<おまへ>とかなぞ 松平盟子
前期高齢者である私は、こう詠む作者の気持ちは
分かるつもりです。
一方、こんな歌も。
一度だけ名前で呼べと妻は責む
「おーい」「おーい」で片づくわれを 竹田利根雄
これも分かります。父の世代はこうでした。
私は、この中間に位置しているようです。
名前で呼ぶのはなんとなく・・・抵抗感があって。
かといって「おい」とも言えません。
なんとなく、呼んでいることが伝わるような言い方を
しているようです。
「あの、あれ・・・」とか。
若い世代でも昔人間はいるようです。
「また電話しろよ」「待ってろ」
いつもいつも命令形で愛を言う君 俵万智
この恋人は、結婚したら、どう呼ぶのでしょうね?

妻をどう呼ぶのか。
妻のいない時、母と話す時は名前で呼んでいるのですが、
二人しかいない時に、どう呼ぶのか?
明治の北村透谷風にいえば「実に人生の一大問題である」です。