九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

妻の呼び方    らくせき

2010年05月30日 16時53分22秒 | Weblog
こんな歌があります。

 夫より呼び捨てらるるは嫌ひなり
   まして<おい>とか<おまへ>とかなぞ  松平盟子

前期高齢者である私は、こう詠む作者の気持ちは
分かるつもりです。
一方、こんな歌も。

 一度だけ名前で呼べと妻は責む
    「おーい」「おーい」で片づくわれを  竹田利根雄

これも分かります。父の世代はこうでした。
私は、この中間に位置しているようです。
名前で呼ぶのはなんとなく・・・抵抗感があって。
かといって「おい」とも言えません。
なんとなく、呼んでいることが伝わるような言い方を
しているようです。
「あの、あれ・・・」とか。

若い世代でも昔人間はいるようです。

 「また電話しろよ」「待ってろ」
     いつもいつも命令形で愛を言う君   俵万智

この恋人は、結婚したら、どう呼ぶのでしょうね?

    

妻をどう呼ぶのか。
妻のいない時、母と話す時は名前で呼んでいるのですが、
二人しかいない時に、どう呼ぶのか?
明治の北村透谷風にいえば「実に人生の一大問題である」です。



コメント (7)
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 本日イングランド戦   文科系

2010年05月30日 10時28分01秒 | スポーツ
 本日オーストリアはグラーツで、代表のイングランド戦がある。最初に、現イングランド代表の実力程度をまとめてみよう。スペイン、ブラジルなどと並んで優勝候補にあげる専門家も多いというように、この国としては近年まれなほどの強さと思う。その根拠をざっとあげればこんなところだろう。
①クラブとして世界10強クラスのチームが4つもあるリーグにおいて、日常的に切磋琢磨し合っていること。当たりが世界1厳しくて、猛烈に走り回るリーグでもある。
②ジェラード、ランパード、ルーニーという点取り屋がいる上に、ウォルコットという新星が予選段階に生まれてきた。ウォルコットは本番ではレギュラーか、点が欲しいときの切り札になるはずだ。イングランドにあってもその猛烈なスピードは、ルーニー以上に名高い選手である。
③世界3本の指に入るかというファッビオ・カペッロ監督が、長期に渡って作り上げてきたチームである。予選成績は、9勝1敗。得点3.4、失点0.6。なお、カペッロが率いたチームはどこも、失点が極端に少なくなるという特徴がある。

 こうして、現在は世界8位の国でありながら、現代表の攻守両面を見るならば世界4位のオランダよりもまず強いと思う。現代表が当たったことがないというほどの強豪ということになろう。だから面白いとも言えるが、対する日本はもちろん大苦戦のはずだ。イングランドの当たりに対抗できる選手がまず少ない。長谷部、本田、松井の外国組に、あとは長友、阿部、闘利王ぐらいか。だが、そのスピードを比べるならばさらに難しくなって、まともに対抗できるのは長谷部、本田、長友と、さらに限られてくるはずだ。

 こうして結論。
 日本得意の中盤のパス回しが去年のオランダ戦前半のように上手くいけばよいが、さもなければ前半で失点を食らうだろう。ウォルコットが先発すれば、その可能性がきわめて大きいと思う。あのスピードは、日韓戦序盤でぶっちぎりの得点をされたパク・チソンの比ではないからだ。そして、前半先取点被弾なら日本の超苦手なケースで、大量失点大敗もありうる。なんせカペッロが鍛え上げたこのチーム、「後半に走り勝って得点」という日本最大の武器も通じそうにないのである。
 また、日本中盤のパス回しも今回に限っては発揮できないという不安も大きい。俊輔が主張する「攻めながら守る」を岡田が封印したもようだからだ。伝えられる4-1-4-1も守備的布陣であるし、従来の4-2-3-1をとっても守備的なそれになる。中盤が間延びしてボールの受け手が少なくなるとしか僕には思えない。これでイングランド相手では、韓国戦の2の舞であって、日本お得意のボール保持率さえ心許ない。
 逆のケースを言えば、こうなる。前と後ろが多少離れても、味方2人程度が常にパス受けに走っていれば、先手先手で早めにボールを回すことが出来る。そうなれば一応日本お得意のパターンなのだが、本番優勝を目指しているあのカペッロ監督が、去年のオランダのように序盤に様子見で来るとは到底思えないのである。

 0対2までなら大善戦であって、本番に希望が見えたというところだろう。このイングランドは、日本本番最強の相手・オランダとやってもまず、2対1以上で勝つと、そんな力の持ち主と見るからだ。
 日本の見所は、ずばり長谷部誠。重要なアンカー役を託された阿部を、その前後左右を縦横に走リ回るであろう長谷部がどれだけ支えられるか。時にリスクをも冒す憲剛並の縦パスも含めて、彼の本領発揮がこれほど期待されるゲームは、無かったと思う。ボールの行方や迷解説に従うよりも、長谷部や長友を目で追う観戦法のほうが、よほど有意義だとも述べておきたい。
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