今民主党が表記のことを考えるのは、一面当然のことだと思う。その次第を書いてみたい。
①従来の官僚たちは、政府見解への自分らの反対意見を意識的に報道させて世論誘導をはかることがたびたびあった。これを「官僚益実現」などの便利な手段としてきた。谷人事院総裁、田母神俊雄氏、防衛庁給油問題での文民統制違反的言動や、厚労省の年金問題でのサボタージュ言動。こうした実におかしな例は、日本国民なら誰でも知っている。こんな例で、官僚の肩を持つような人は極少数であろうし、官僚たちからこんな発言が続きそうな時ならば誰でも「官僚は事務屋のはず、暫く黙っておれ」と言うのではないか。
②政権交代直後の今、民主党がこれを恐れていることは十分過ぎるほどに僕には理解できる。上記の実績を持つ官僚たちが、このどさくさに紛れて何を語るか分かったものではないからである。自民党と一蓮托生で結託してきた者が、意識的にこれを行う危惧すら大いに存在する、今現在でもあろう。
③またこんなときのマスコミが、「政権に反するような官の主張」を興味本位に大々的に報じてきたというのもまた、周知の事実である。マスコミと官の「利益誘導結託事例」さえもまた、数々存在してきた。このことも、ほとんどの日本人が知っていることである。
④こういう事実に対して何の考慮なく、民主党の官やマスコミへの態度をまず今単に「規制強化」という視点だけで見るとしたら、これは滑稽なだけであろう。こんな「滑稽」はまず、自民党にこそ最も相応しいとでも言えそうな。正しい「報道規制反対」と、上記のようなこととをよく区別して話してもらいたいし、時節柄それが重要なときでもあると考えるが、どうだろうか。
さて、以上のことは特に、自民党の例で上に示したように、民主党政権誕生を快く思っていない者が意識無意識を問わず陥りがちな「死角」でもあるのではないだろうか?
①従来の官僚たちは、政府見解への自分らの反対意見を意識的に報道させて世論誘導をはかることがたびたびあった。これを「官僚益実現」などの便利な手段としてきた。谷人事院総裁、田母神俊雄氏、防衛庁給油問題での文民統制違反的言動や、厚労省の年金問題でのサボタージュ言動。こうした実におかしな例は、日本国民なら誰でも知っている。こんな例で、官僚の肩を持つような人は極少数であろうし、官僚たちからこんな発言が続きそうな時ならば誰でも「官僚は事務屋のはず、暫く黙っておれ」と言うのではないか。
②政権交代直後の今、民主党がこれを恐れていることは十分過ぎるほどに僕には理解できる。上記の実績を持つ官僚たちが、このどさくさに紛れて何を語るか分かったものではないからである。自民党と一蓮托生で結託してきた者が、意識的にこれを行う危惧すら大いに存在する、今現在でもあろう。
③またこんなときのマスコミが、「政権に反するような官の主張」を興味本位に大々的に報じてきたというのもまた、周知の事実である。マスコミと官の「利益誘導結託事例」さえもまた、数々存在してきた。このことも、ほとんどの日本人が知っていることである。
④こういう事実に対して何の考慮なく、民主党の官やマスコミへの態度をまず今単に「規制強化」という視点だけで見るとしたら、これは滑稽なだけであろう。こんな「滑稽」はまず、自民党にこそ最も相応しいとでも言えそうな。正しい「報道規制反対」と、上記のようなこととをよく区別して話してもらいたいし、時節柄それが重要なときでもあると考えるが、どうだろうか。
さて、以上のことは特に、自民党の例で上に示したように、民主党政権誕生を快く思っていない者が意識無意識を問わず陥りがちな「死角」でもあるのではないだろうか?