坂本司 著,光文社文庫(2012/10).
帯によれば,2011年「心に残った本」第一位だそうだ.
「デパ地下を舞台にしたほのぼのミステリー」であって,解説 (藤田香織) が言うように,「主人公の成長」と「日常の謎」が二大要素.
18 歳のヒロインは大福みたいで美味しそう.いかにも男子が描く女子.
日常の謎のほうは,和菓子の由来とか デパ地下業界の裏側とかを題材としていて,知識がなければ謎に見えるという程度.ミステリとしてはもの足りない.アンちゃんの恋愛等からめた続編に期待したいが,この調子ではミステリのほうが方がネタ切れになりそう.
二篇目の,客がどの菓子を何個買おうと客の勝手なのに,店長が客の心理にまで立ち入るというストーリーはちょっと苦しい.
悪人が登場せず,犯罪も起こらずという,甘党むきの1冊.
かくいう小生も,じつは甘いもん好きです (お酒も好きです).
帯によれば,2011年「心に残った本」第一位だそうだ.
「デパ地下を舞台にしたほのぼのミステリー」であって,解説 (藤田香織) が言うように,「主人公の成長」と「日常の謎」が二大要素.
18 歳のヒロインは大福みたいで美味しそう.いかにも男子が描く女子.
日常の謎のほうは,和菓子の由来とか デパ地下業界の裏側とかを題材としていて,知識がなければ謎に見えるという程度.ミステリとしてはもの足りない.アンちゃんの恋愛等からめた続編に期待したいが,この調子ではミステリのほうが方がネタ切れになりそう.
二篇目の,客がどの菓子を何個買おうと客の勝手なのに,店長が客の心理にまで立ち入るというストーリーはちょっと苦しい.
悪人が登場せず,犯罪も起こらずという,甘党むきの1冊.
かくいう小生も,じつは甘いもん好きです (お酒も好きです).