AH さんの twittter で「ピアノ300年の歴史を変える」という記事が紹介されていた.
クロマチック鍵盤という方がわかりやすい.白鍵も黒鍵も同じ高さで,音高順に一列に配列した鍵盤.平均律ならこれでいい...と言うより,この方がいい.コロンブスの卵だ.
それぞれの鍵盤は蒲鉾型らしい.
鍵盤だけを他のピアノにも設置することも可能とのこと.
世界中のピアノがこれならいいが,慣れてしまうとよそのピアノが弾けなくなりそう.
同様に音盤を配列したクロマチック・ビブラフォンも良さそう.ピアノは行き先においてあるのを使うのが常識だが,ヴァイブやマリンバは自分の楽器を持ち歩くのが常識だから,世界に一台でも問題ない.でもサイズを考えると必然的に narrow bar すなわち幅の狭い音盤になってしまうので,音量・音質を追求すると製作にはかなりの試行錯誤が必要だろう.
菅野邦彦さんの 1970 年代の TBM (Three Blind Mice) 盤が忘れられない.