Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

ワンダーランド北朝鮮

2018-09-11 09:51:40 | エトセト等
熊ちゃん映画会のプログラムの一部.
ドイツのパスポートを使い、北朝鮮に入国した韓国人女性監督の作品.監督も積極的に画面に登場する.

将軍様賛美には目を瞑ることにして,残る映像は北朝鮮に都合が悪い映像はないのだろう.以下のようなシーンは「都合がいい」かどうかは知らないが...

田舎の農家では,生ゴミは家畜に食べさせ,家畜の糞を肥料にし,糞から発生するメタンガスは調理に使う...という,自給自足的循環.
自前の太陽光発電でテレビを見るのだが,電力が大きいときはカラー,小さいときは白黒.よくわからなかったが,テレビは2セットあるらしい.
部屋は殺風景だが,テレビにレースのカバーがかかっている.
都会の台所は現代日本と大同小異だが,農家の台所は床レベルにガスコンロがあったりする.

どこでもちゃぶ台に座って食事をするのが一般的らしいが,われわれからすると 畳がないことに違和感.

公務員画家の男性が働く女性を描いている.「誰でもきれいな女性が好き」とかいって,顔だけ別な女性にしていた.モデル嬢がいい面の皮.

縫製工場.とつぜん作業が中断して音楽が鳴り響き,エアロビのようなラジオ体操のようなものが始まる.昭和のニッポンとおなじ... 今でもそうかもしれないが.朝礼で今日・今週の目標でリーダーが活を入れるところも同じ.
製品はアメリカやカナダにも行くらしい.


「これはプロパガンダか? それとも現実か?」
というコピーは,万人の感想を先取りしている,と思う.NHKだってわからないが...


コメント
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