Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

雛人形たち

2019-01-26 10:51:56 | 読書
テレビでおばさんが「そろそろおひなさまを....」などと言っていた.

カット右下は「裸雛(はだかびな)」.

図書館で借りたヘタウマな色刷の挿画がたのしい本 (ヘタウマはけなして言っているのではなく,とても技術的なヘタウマである).
佐々木一澄「てのひらのえんぎもの-日本の郷土玩具」二見書房(2019/1)
で知った.

「住吉大社の土人形 大阪府 ほがらかに性を描く縁起物」と題する図2ページと文2ページで紹介されている.ただし上に引用したのは佐々木さんのイラストではなく,ネットにあった人形の写真.
佐々木さん曰く...戦後しばらくは手作業による味わい深い人形が作られていましたが,現在は機械でつくるようになって味わいは薄まり,質感のそっけなさを寂しく思います.とはいえ独特のおおらかさは健在で,今でも十分におもしろいことは確かです.

右上,同じ住吉大社の「睦犬(むつみいぬ)」たちの恍惚の表情 !! 猿カップルの人形もあるそうだ.
五段飾りなどは権威と富の象徴めくが,雛人形を辿れば夫婦和合・子孫繁栄の縁起物,となるのだろう.

こちらは我が家の雛飾り
コメント (2)
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