Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

「戦争の結末」という絵など

2019-02-17 08:47:30 | お絵かき
2/14 広大マスターズ友の会 交流サロン 「トルコ・ロシア・グルジア 美術紀行」で,講師の難波平人氏が紹介された絵が,パワポでも迫力十分だった.ヴァシーリー・ヴェレシチャーギン (1842-1904),1871 年の作,「戦争の結末」モスクワ・トレチャコフ美術館蔵.ぜひ実物にお目にかかりたいものだ.

この画家は親日家であったが,日露戦争で取材すなわちスケッチのために,たまたま乗っていた戦艦が日本の魚雷に触れ沈没して亡くなった.Wikipedia によれば幸徳秋水や中里介山が追悼文を残しているそうだ.


ニコ・ピロスマニはジョージア (グルジア) を訪れたフランス人女優マルガリータの泊まったホテルの前の広場をバラで埋め尽くし,それが加藤登紀子の「百万本のバラ」という歌になったというお話も.下はビロスマニ (1862-1918)と,彼が描いた「女優マルガリータ」(1909 グルジア国立美術館).ビロスマニは素朴派だ.彼の絵はマルガリータにアピールしただろうか.



洋画といっても,西ヨーロッパのものしか知らなかったな...

なお,「百万本のバラ」の原曲はラトビアの歌謡曲で,歌詞はビロスマニともマルガリータとも無関係だったそうだ.
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