
図書館に
戸田 拓夫 監修「「宇宙」紙ヒコーキ」 宝島社 (2019/9)
を発見.子供たちが我が家で紙ヒコーキで遊んだ直後だったので,借用した.
書名の由来. スペースシャトルは大気圏に突入すれば燃えてしまうが,紙で作ったスペースシャトルならふわふわと軟着陸にまで至る? かどうか,それをホリエモンのロケットで実験するはずだった.しかしこの7月の打ち上げではロケットは高度13kmで落下してしまった.
この本のメインは10機の紙ヒコーキの作り方.B5サイズのデザインされた紙ヒコーキ用竹紙が10枚ついていたようだが,図書館で借りた本にはなかった.ライブラリアンさんたちが遊んだのかな...そんなわけないか,
最初の3機ほどは子供の頃遊んだものと似ていた.あの頃はでたらめにたくさん作ったので,多少似ているのは他にもあるが,この本では折る寸法が半定量的に抑えてある.そこが子どもがやることと違うところ.かってよく作った烏賊ヒコーキがなくて残念.
滞空時間29.8秒の「ゼロファイター」は,たしかにふわふわとなかなか落ちない,大気圏突入を想定した風洞実験に耐えた「スペースグライド」,スリムな「スーパーミサイル」などが難易度大.四角い紙ヒコーキ「コンセプトSR」,蛇腹の「うちゅう扇」など,エキセントリックな形を持つものも,作ってみるとほどほどに飛んだ.
折り方に,紙の厚みを考えて隙間を空けて折るべしとあるのはとても親切.ふつうの折り紙の本にはあまり書いてないことだ.
しかし子供時代のように夢中にはなれなかった.
個展で久々にお会いした方々からは,誰それが亡くなったという話も聞いた.人生は紙ヒコーキ…
こちらは烏賊ヒコーキ.
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