日曜日,くらら大ホールのピティナ・ピアノステップのステージで (連弾ではなく!)2台のピアノによる演奏を鑑賞.
全日本ピアノ指導者協会による このシステムには,ピアノを習い始めたばかりの小さな子供から大人の方まで,世代を問わず参加できるという.外部から招いた複数のアドバイザーによる演奏に関するコメントが書面でもらえるそうだ.
見聞きしたのは,2台のピアノという今回の特別企画の一部分,演奏時間にして1時間ほど.8組が登場した.2台のピアノをふたり以上で弾く曲もあった.左写真の「ブルグミュラー,フランク編曲,2台ピアノによる 25 の練習曲 第 25 番乗馬」に至っては,8人 80 本の指が登場.奥のピアノの蓋を開けば,手前のピアノの音も反射されるのか,なるほど.
町内のピアノの先生にこのステージをご案内いただいたのだが,その先生ペアが「プーランク 2台ピアノのためのエレジー」を演奏された (右写真).帰宅後下の Youtube で,同じ曲の別な演奏をゆっくり視聴してみた.同じコードをふたりが半拍ずつすらして弾いたり,ひとりのメロディが もうひとりに移ったり,この曲は演奏量を公平に分担しているらしい.素人考えだけれど,ピアノを1台にして,もう1台のパートをギターとか (ぼくにはできませんが) ビブラフォンとかにしたらおもしろそう.
この動画だが,ふたりの表情をつきあわせた場面が見もの.開始前.女性は泰然自若としているが,男性は落ち着きがない...とか.
浅学にして,8組のうちで聞いたメロディが現れたのは「バッハ - 大原 知編曲 2台ピアノのためのフーガ ト短調 BWV578」くらい.小フーガの2台ピアノ版だが現代的でかっこいい.Youtube を漁ったが,こちらの演奏は見あたらなかった.
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