夏目漱石 俳句,南伸坊 編・絵,七つ森書簡(2015/3).
漱石に2600もの句があるのだそうだ.これはまだ「猫」も「坊ちゃん」も書いていないし留学もしていない,29歳から33歳までの時代の漱石の28句を,南伸坊が選んでつくった絵本.
菜の花の中に糞ひる飛脚かな 明治29年
「笑う子規」という本の後発だそうだ,そちらは天野祐吉・選,南伸坊・絵,だが,こちらは南さんの単著 (単編?).思い入れも一層のものがあるようだ.曰く「名句というのもいいですが,俳句の名人が作ったそれほどでもない句も楽しいと思う」.絵になりやすい句を選んだんじゃないの...という うがった見方もできるかも,
漱石に2600もの句があるのだそうだ.これはまだ「猫」も「坊ちゃん」も書いていないし留学もしていない,29歳から33歳までの時代の漱石の28句を,南伸坊が選んでつくった絵本.
菜の花の中に糞ひる飛脚かな 明治29年
「笑う子規」という本の後発だそうだ,そちらは天野祐吉・選,南伸坊・絵,だが,こちらは南さんの単著 (単編?).思い入れも一層のものがあるようだ.曰く「名句というのもいいですが,俳句の名人が作ったそれほどでもない句も楽しいと思う」.絵になりやすい句を選んだんじゃないの...という うがった見方もできるかも,
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