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この「エスカレータで歩くな」写真は2018年暮れの東京駅だが,広島駅では一年遅れ?で歩くな表示が目につく.
エスカレータで片側を急ぐ人が歩くのは事故の元らしい.
かてて加えて,東京大学・先端科学技術研究センター教授の西成活裕氏によれば,利用者が片側だけに立ち,もう一方の片側はまったく利用せず、通常のように1段空けて乗った場合,エスカレーターの輸送量は毎秒0.625人である.両側立ちならば輸送量が毎秒1.25人にまで高まる.さらに無理をして1段も空けない状態で使えば輸送量は一気に毎秒2.5人に増える.ちなみに,混雑時にエスカレーターの乗り口に押し寄せる群衆のペースは最大で毎秒1.4人だそうだ.
私見では「歩くな」という禁止表示ではなく「2列に詰めて乗ろう」という積極表示が効果的と思うが,いかがだろうか.
今朝の「チコちゃん」を見たところでは,片側を空けるのは世界共通,ただし左右どちら側に立つかを,車が道路のどちら側を走るかと比較すると,大阪だけが例外なんだそうだ.
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