【自民党】:岸田文雄氏、森友再調査を否定 安倍晋三氏への配慮否定も2日には必要性言及
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【自民党】:岸田文雄氏、森友再調査を否定 安倍晋三氏への配慮否定も2日には必要性言及
自民党総裁選への立候補を表明している岸田文雄前政調会長は7日、森友学園問題を巡る財務省の決裁文書改ざんに関し、国会内で記者団に「再調査は考えていない」と表明した。総裁選での議員票獲得をにらみ、森友問題で批判を浴びた安倍晋三前首相や麻生太郎副総理兼財務相への配慮ではないかとの見方が出ている。その後、発言の真意を問われ「(安倍氏への配慮は)全くない」と否定した。
自民党の岸田文雄前政調会長(2021年9月2日撮影)
岸田氏は2日夜のBS-TBS番組で「調査が十分かどうかは国民が判断する話だ。国民は足りないと言っているわけだから、さらなる説明をしないといけない」と指摘。党内からは「安倍氏が総裁選で高市早苗前総務相の支援に回ったのは、岸田氏の発言に怒ったからだ」(幹部)との声が出ていた。
岸田氏は7日、森友問題について「行政において調査が行われ、報告がなされた。裁判が続いており、これから判決が出る」と指摘。「必要であれば国民に説明すると申し上げている。従来のスタンスと全く変わっていない」と強調した。(共同)
元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・政局・自民党・総裁選挙】 2021年09月08日 05:52:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。