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路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【東京地裁】:池袋暴走事故被告に禁錮5年の実刑判決 アクセルとブレーキ踏み間違え認定

2021-09-03 06:00:30 | 【裁判(最高裁・高裁・地裁、裁判員制度・控訴・冤罪・再審請求、刑法39条】

【東京地裁】:池袋暴走事故被告に禁錮5年の実刑判決 アクセルとブレーキ踏み間違え認定

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【東京地裁】:池袋暴走事故被告に禁錮5年の実刑判決 アクセルとブレーキ踏み間違え認定 

 東京・池袋の都道で19年に乗用車が暴走し、松永真菜さん(当時31)と長女莉子ちゃん(同3)が死亡した事故で東京地裁は2日、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)罪に問われた旧通産省工業技術院元院長・飯塚幸三被告(90)に禁錮5年(求刑禁錮7年)の実刑判決を言い渡した。下津健司裁判長は、アクセルとブレーキの踏み間違えを認定した上で、判決に納得するなら過失を認め、遺族に謝罪するよう説諭し同被告がうなずく一幕もあった。

判決後、会見を開く松永拓也さん(右)と義父の上原義教さん(撮影・村上幸将)判決後、会見を開く松永拓也さん(右)と義父の上原義教さん(撮影・村上幸将)

妻・松永真菜さんと長女・莉子ちゃんの遺影を胸に東京地方裁判所を訪れた松永拓也さん(左)(撮影・中島郁夫)妻・松永真菜さんと長女・莉子ちゃんの遺影を胸に東京地方裁判所を訪れた松永拓也さん(左)(撮影・中島郁夫)

   ◇   ◇   ◇

 裁判長は判決を読み上げた後、飯塚被告に呼び掛けた。

 「裁判に納得がいったなら罪を認めた上で遺族、被害者に謝って下さい。もし納得いかないのなら2週間、控訴の権利があります」

実刑判決を受け東京地方裁判所を後にする飯塚幸三被告(撮影・中島郁夫)実刑判決を受け東京地方裁判所を後にする飯塚幸三被告(撮影・中島郁夫)

 起訴状によると、飯塚被告は19年4月19日に都道を走行中、車線変更の際にブレーキと間違えてアクセルを踏み続け、時速60キロから96キロまで加速して交差点に進入したとされる。検察側はアクセル、ブレーキともに故障の記録がないと指摘。被告側は運転していたトヨタ「プリウス」の電気系統などの経年劣化が原因で「アクセルを踏んでもいないのにエンジンが異常に高速回転し加速した」などと無罪主張を続けていた。裁判長は判決で、事故原因は約10秒間にわたりブレーキと間違え、アクセルを踏み続けた過失だと認定した。

 被害者参加制度で裁判に参加した遺族の松永拓也さん(35)は「裁判長が仰ったことを被告も受け止めて欲しい。判決を受け、もう1度、自身に問いかけて欲しい」と訴えた。裁判長の「尊い命が奪われて、2人(松永さん母子)が感じた恐怖心は想像しがたい。残された遺族、被害者の苦悩は察するに余りある」との言葉と、判決が出た時には涙が出たという。

 判決について「2人の命が戻ってくるなら、どんなに良いことかと思うと、むなしさが出てきた」と語る一方、「少しでも前を向き、生きていくための大きな1日、判決になったと思います」とも語った。

 「あくまで権利ですから被告が決めること。心情的には裁判を続けたくない。人と争い続ける私は、2人(妻子)が愛した私ではないから」と、飯塚被告の控訴は望まないことを重ねて強調。高橋正人弁護士は「飯塚さんの良心に期待したい。裁判官が『納得するなら謝罪を』と言った時はうなずき『控訴する権利がある』と言った時は無反応だった」と語った。

 松永さんはこの日夕方、事故現場近くの慰霊碑を訪れ、手を合わせた。【村上幸将】

 ◆池袋暴走事故

 19年4月19日午後0時25分ごろ、東京都豊島区東池袋4丁目の都道で、乗用車が交差点2つを含む約150メートルにわたって暴走。赤信号を無視し横断歩道に突っ込んだ。自転車に乗っていた松永さん母子が死亡し、運転していた飯塚被告と助手席の妻を含む、2歳から90代の男女9人が重軽傷を負った。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・裁判・東京・池袋の都道で19年に乗用車が暴走し、松永真菜さん(当時31)と長女莉子ちゃん(同3)が死亡した事故】  2021年09月03日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政局】:総裁選で菅首相の運動しないと自民神奈川県連幹事長

2021-09-03 01:11:50 | 【政党・自民・立憲・維新の会・公明・国民民主・共産・社民・れいわ・地域政党他】

【政局】:総裁選で菅首相の運動しないと自民神奈川県連幹事長

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政局】:総裁選で菅首相の運動しないと自民神奈川県連幹事長

 自民党神奈川県連の土井隆典幹事長は2日、地元選出の菅義偉首相が出馬する総裁選の対応に関し「何とか支えたい気持ちもあるが、目の前の衆院選に勝つにはどうするか考えないといけない。県連としては特に菅氏を頼むという運動をするつもりは一切ない」と横浜市内で記者団に述べた。

 横浜市長選で首相が全面支援した小此木八郎前国家公安委員長の敗北について「新型コロナウイルス感染者が増えて逆転された。首相の責任かは言い切れない。響いているとは思うが、全てとは思っていない」と指摘。次期衆院選を巡り「横浜市選出の議員は相当厳しい戦いになる」と語った。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・政局・自民党・総裁選】  2021年09月03日  01:11:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。 

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【自民党】:岸田文雄氏、森友問題さらなる説明を「国民は足りないと言っている」

2021-09-03 01:11:40 | 【政治とカネ・政党交付金・「企業・団体献金」・政治資金・議員歳費・賄賂・後援会

【自民党】:岸田文雄氏、森友問題さらなる説明を「国民は足りないと言っている」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【自民党】:岸田文雄氏、森友問題さらなる説明を「国民は足りないと言っている」

 自民党の岸田文雄前政調会長は2日夜のBS-TBS番組で、森友学園問題を巡る財務省の決裁文書改ざんに関し、政府としてさらなる説明が必要との認識を示した。「調査が十分かどうかは国民の側が判断する話だ。国民は足りないと言っているわけだから、さらなる説明をしないといけない」と述べた。

 再調査を巡り「説明するために何が必要なのかを考えるべきだ。国民が納得するまで努力することが大事だ」と語った。

 「桜を見る会」問題で安倍晋三前首相を不起訴とした処分の一部を検察審査会が不起訴不当と議決したことについては「検察で取り扱われているので、その行方を待つ」と述べるにとどめた。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・政局・自民党・総裁選、森友学園問題を巡る財務省の決裁文書改ざんに関し、政府としてさらなる説明が必要との認識】  2021年09月02日  23:41:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。 

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【東京地裁】:飯塚幸三被告90歳 実刑の高齢者、収監は? 判決確定すれば刑務所へ

2021-09-03 00:16:50 | 【裁判(最高裁・高裁・地裁、裁判員制度・控訴・冤罪・再審請求、刑法39条】

【東京地裁】:飯塚幸三被告90歳 実刑の高齢者、収監は? 判決確定すれば刑務所へ

『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【東京地裁】:飯塚幸三被告90歳 実刑の高齢者、収監は? 判決確定すれば刑務所へ 

 東京・池袋の暴走事故で禁錮5年の実刑判決を受けた飯塚幸三被告(90)。公判には車いすで出廷し、被告人質問で「パーキンソン症候群の疑いがある」と話したが、判決が確定すれば他の被告と同様に刑務所に収監される見通しだ。禁錮は懲役と同様に身体の自由を奪う刑罰で、希望者のみが刑務作業に従事する。

実刑判決を受け東京地方裁判所を後にする飯塚幸三被告(撮影・中島郁夫)実刑判決を受け東京地方裁判所を後にする飯塚幸三被告(撮影・中島郁夫)

 刑事訴訟法は、「著しく健康を害するときや生命を保てない恐れがあるとき」や「70歳以上」の場合、刑の執行を停止できると規定し、弁護人などの求めに応じて検察が執行停止を判断することもある。

 過去には、北海道拓殖銀行の不正融資事件で2009年に82歳で懲役2年6月の実刑が確定した元頭取(11年死去)に対し、検察は高齢や病気を理由に収監を見送った。

 ただ、犯罪白書によると、20年に受刑者となった1万6620人のうち執行停止となったのは22人だけで、例外的な運用となっている。また、近年は高齢受刑者が増えており、20年は70歳以上が1294人に上った。

 ある検察幹部は飯塚被告について「法廷でしっかりと主張しており、執行停止が必要な状況ではないだろう」と語る。

 飯塚被告は逮捕・勾留されていないため、実刑判決が確定するまで収監されることはない。控訴すれば、判決が確定するのはしばらく先になる。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・裁判・東京・池袋の都道で19年に乗用車が暴走し、松永真菜さん(当時31)と長女莉子ちゃん(同3)が死亡した事故】  2021年09月03日  00:16:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【東京地裁】:松永さん池袋事故から2年4カ月「生きようと2人の命と向き合った」

2021-09-03 00:16:40 | 【裁判(最高裁・高裁・地裁、裁判員制度・控訴・冤罪・再審請求、刑法39条】

【東京地裁】:松永さん池袋事故から2年4カ月「生きようと2人の命と向き合った」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【東京地裁】:松永さん池袋事故から2年4カ月「生きようと2人の命と向き合った」 

 東京・池袋の都道で19年に乗用車が暴走し、松永真菜さん(当時31)と長女莉子ちゃん(同3)が死亡した事故で、東京地裁は2日、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)罪で起訴された、旧通産省工業技術院元院長・飯塚幸三被告(90)に禁錮5年(求刑禁錮7年)の実刑判決を言い渡した。

判決後の会見で涙を浮かべる松永拓也さん(右)と義父の上原義教さん(撮影・村上幸将)判決後の会見で涙を浮かべる松永拓也さん(右)と義父の上原義教さん(撮影・村上幸将)

実刑判決を受け東京地方裁判所を後にする飯塚幸三被告(撮影・中島郁夫)実刑判決を受け東京地方裁判所を後にする飯塚幸三被告(撮影・中島郁夫)

 被害者参加制度を使って裁判に参加した真菜さんの夫の松永拓也さん(35)と父の上原義教さん(64)は判決の言い渡し後、会見を開いた。松永さんは記者から、事故が発生した2019年(平31)年4月19日から約2年4カ月、20年10月8日の初公判から約11カ月の日々は何だったのかと聞かれると、しばし考えた。その上で「ひと言では言えない。事故当日から始まって、悲しみ、苦しみ、絶望…死んだ方が良いんじゃないか、というところから始まって、多くの人に支えられて、何とか生きようとした。私だけでなく遺族全員が、2人の命と向き合いながら苦悩と葛藤の中、生きてきた2年4カ月」とかみしめるように語った。

 その上で「それが今日で終わるのかと言えば、終わらないんですけど…絶対に悲しみと苦しみが襲ってくるタイミングは、この先もあります」とも語った。事故発生から1年を前にした20年4月16日、YouTubeを通じて発信したメッセージで実名を公表。「1年という猶予の間に、心の準備、戦う準備、交通事故防止への覚悟、特に交通事故防止の活動をしたいと思ったことが1番の要因。今回、実名を報道をし、世の人たちの命が守られる交通社会にするという決意を、新たに表明したいと思います」と決意を語った。

 一方で、同5月17日のブログでは「一周忌まではビール缶一本飲めば眠れたのですが、一周忌以降は朝方まで眠ることが出来なくなり、それと共に右手が震えるようになりました」と告白。初めて心療内科にも行き「これからは呼吸法で副交感神経を優位にするように心がけて、筋トレやジョギングをはじめて、お酒を毎日飲むのはやめます。まず自分の力で眠れるようにしたいと思います」と誓っていた。

 告白から、1年3カ月が経過した。松永さんは「事故当日の感情の、すごい波から、時間とともに少しずつ穏やかになってくると思う…でも、それは一生、続くだろうなと思います。それに向けての1つの大きな区切り、少しでも前を向き、感情の波が収まる大きな1日、判決にはなったと思います」と、事故からの日々を踏まえた上での、判決の意義を語った。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・裁判・東京・池袋の都道で19年に乗用車が暴走し、松永真菜さん(当時31)と長女莉子ちゃん(同3)が死亡した事故】  2021年09月02日  19:33:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【東京地裁】:池袋事故遺族松永さん、裁判所が飯塚被告の踏み間違え認定「2年かかった」

2021-09-03 00:16:30 | 【裁判(最高裁・高裁・地裁、裁判員制度・控訴・冤罪・再審請求、刑法39条】

【東京地裁】:池袋事故遺族松永さん、裁判所が飯塚被告の踏み間違え認定「2年かかった」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【東京地裁】:池袋事故遺族松永さん、裁判所が飯塚被告の踏み間違え認定「2年かかった」 

 東京・池袋の都道で19年に乗用車が暴走し、松永真菜さん(当時31)と長女莉子ちゃん(同3)が死亡した事故で、東京地裁は2日、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)罪で起訴された、旧通産省工業技術院元院長・飯塚幸三被告(90)に禁錮5年(求刑禁錮7年)の実刑判決を言い渡した。被害者参加制度を使って裁判に参加した真菜さんの夫の松永拓也さん(35)と父の上原義教さん(64)は判決の言い渡し後、会見を開いた。

判決後、会見を開く松永拓也さん(右)と義父の上原義教さん(撮影・村上幸将)判決後、会見を開く松永拓也さん(右)と義父の上原義教さん(撮影・村上幸将)

 飯塚被告側は過去7回の公判で、事故発生時に運転していたトヨタ「プリウス」の電気系統などの経年劣化が事故の原因で、同被告はアクセルペダルとブレーキペダルを踏み間違えていないなどと主張。一方、検察側は車の故障診断センサーにアクセル、ブレーキともに故障の記録がないと指摘したが、同被告は「アクセルを踏んでもいないのにエンジンが異常に高速回転し、加速した」などと事故を車両のせいにして無罪を主張し続けた。

妻・松永真菜さんと長女・莉子ちゃんの遺影を胸に東京地方裁判所を訪れた松永拓也さん(左)(撮影・中島郁夫)妻・松永真菜さんと長女・莉子ちゃんの遺影を胸に東京地方裁判所を訪れた松永拓也さん(左)(撮影・中島郁夫)

 裁判所が判決で、飯塚被告の踏み間違えを認定したことについては「素人ながら、どう考えても踏み間違いとしか考えられない。それを裁判所が認定してくれたことは…何て言ったらいいか、良かったというか、そうだろうなと思うことに2年かかったわけで。でも、やっと客観的なジャッジが下されたんだなと」と率直な感想を語った。

 その上で「ブレーキのことを中心にしゃべられている場面があり、もしアクセルのセンサー、ブレーキランプ、ブレーキそのもの…コンピューターが壊れても物理的な油圧ブレーキがあり、別系統の部分が壊れるのは考えにくいとおっしゃった…私もずっと前から思っていました」と、裁判官がブレーキに着目した点を評価した。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・裁判・東京・池袋の都道で19年に乗用車が暴走し、松永真菜さん(当時31)と長女莉子ちゃん(同3)が死亡した事故】  2021年09月02日  17:22:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。 

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【東京地裁】:池袋事故遺族、飯塚幸三被告に対し「客観的な判決…控訴はして欲しくない」

2021-09-03 00:16:20 | 【裁判(最高裁・高裁・地裁、裁判員制度・控訴・冤罪・再審請求、刑法39条】

【東京地裁】:池袋事故遺族、飯塚幸三被告に対し「客観的な判決…控訴はして欲しくない」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【東京地裁】:池袋事故遺族、飯塚幸三被告に対し「客観的な判決…控訴はして欲しくない」 

 東京・池袋の都道で19年に乗用車が暴走し、松永真菜さん(当時31)と長女莉子ちゃん(同3)が死亡した事故で、東京地裁は2日、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)罪で起訴された、旧通産省工業技術院元院長・飯塚幸三被告(90)に禁錮5年(求刑禁錮7年)の実刑判決を言い渡した。被害者参加制度を使って裁判に参加した真菜さんの夫の松永拓也さん(35)と父の上原義教さん(64)は判決の言い渡し後、会見を開いた。

公判に出廷するため東京地方裁判所を訪れた旧通産省工業技術院の元院長、飯塚幸三被告公判に出廷するため東京地方裁判所を訪れた旧通産省工業技術院の元院長、飯塚幸三被告

 

 松永さんは、今後について「これだけの証拠と、客観的な判決で納得できないなら控訴すれば良いですが…あくまで心情的には、裁判を続けたくない。人と争い続ける私は、2人が愛した私ではない」と、控訴は望まないことを重ねて強調した。一方で「ただ、控訴は、あくまで権利ですから被告が決めること。私には何も出来ない…でも、して欲しくない」とも語った。

 報道陣から、飯塚被告の謝罪のチャンスはラストか? と聞かれると「(罪を)認めた上での謝罪もラストチャンスだと思う。私は(謝罪は)刑が確定してからでいい。罪を認めた上で、謝罪してもらえるのであれば、私の心情で受け入れるかは分かりませんですけど、それは受け入れざるを得ない」と率直な思いを語った。

 上原さんも「(禁錮)5年でも7年でも、2人は戻ってこない。でも裁判官は思ったより、寄り添ってくれた。感謝します。飯塚さんも、今日の判決を聞き、誤った考えをしたと受け止めて、心からの謝罪をして欲しい。何度も言ってきましたが、人は間違いを犯す。控訴はしないで欲しい…私たちの心を惨めにする、控訴はして欲しくない」と涙ながらに訴えた。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・裁判・東京・池袋の都道で19年に乗用車が暴走し、松永真菜さん(当時31)と長女莉子ちゃん(同3)が死亡した事故】  2021年09月02日  17:10:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【東京地裁】:池袋事故遺族松永さん、裁判官の言葉に「救われる気持ち」飯塚被告禁錮5年

2021-09-03 00:16:10 | 【裁判(最高裁・高裁・地裁、裁判員制度・控訴・冤罪・再審請求、刑法39条】

【東京地裁】:池袋事故遺族松永さん、裁判官の言葉に「救われる気持ち」飯塚被告禁錮5年

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【東京地裁】:池袋事故遺族松永さん、裁判官の言葉に「救われる気持ち」飯塚被告禁錮5年 

 東京・池袋の都道で19年に乗用車が暴走し、松永真菜さん(当時31)と長女莉子ちゃん(同3)が死亡した事故で、東京地裁は2日、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)罪で起訴された、旧通産省工業技術院元院長・飯塚幸三被告(90)に禁錮5年(求刑禁錮7年)の実刑判決を言い渡した。

 起訴状によると、飯塚被告は19年4月19日に都道を走行中、車線変更の際にブレーキと間違えてアクセルを踏み続け、時速60キロから96キロまで加速して交差点に進入。松永さん母子をはねて死亡させ、9人を負傷させたとされる。

判決後、会見を開く松永拓也さん(右)と義父の上原義教さん(撮影・村上幸将)判決後、会見を開く松永拓也さん(右)と義父の上原義教さん(撮影・村上幸将)

実刑判決を受け東京地方裁判所を後にする飯塚幸三被告(撮影・中島郁夫)実刑判決を受け東京地方裁判所を後にする飯塚幸三被告(撮影・中島郁夫)

妻・松永真菜さんと長女・莉子ちゃんの遺影を胸に東京地方裁判所を訪れた松永拓也さん(左)(撮影・中島郁夫)妻・松永真菜さんと長女・莉子ちゃんの遺影を胸に東京地方裁判所を訪れた松永拓也さん(左)(撮影・中島郁夫)

 被害者参加制度を使って裁判に参加した真菜さんの夫の松永拓也さん(35)と父の上原義教さん(64)は会見を開いた。松永さんは「検察側の事実認定は全て認められ、遺族の主張も認められた。裁判官が『尊い命が奪われて、この2人(松永さん母子)が感じた恐怖心は想像しがたい、遺族の失望は想像するに余りある』と配慮の言葉を述べていただき、涙が出てしまいました」と語った

 その上で、裁判長が「裁判に納得がいったなら、遺族に謝って下さい。納得できないなら2週間の間に控訴の権利があります」と言葉をかけたことについて「否認事件で、ああいうことを言うのは珍しいと聞きましたので大きいことだと思います。今回、客観的な判決が下されたことを受け、まず客観的に認められたことは被告にも受け止めて欲しい。控訴する権利は国民にありますけど、もう1度、自分自身に問いかけて欲しいという意味で、裁判官は言ったと思う。私も、そう思います」と語った。高橋正人弁護士は、裁判官が語りかけた際の飯塚被告の様子について「飯塚被告はうなずいていた。人間性に期待したい」とも語った。

 松永さんは「被告人側の主張に苦しめられましたけども、私としても救われる気持ちになった。感謝しております」と、20年10月の初公判からの日々を振り返った。その上で「これで命が戻ったらどんなに良いか…むなしくなって涙が出たが、判決は前に向いていけるきっかけ。大変、つらったけれど、被害者参加制度を使って参加して良かった。一生懸命、伝えたことが裁判官に伝わった印象が持てた」と語った。

 その上で「さまざまな人に支えられ生きてこられた。感謝しております。被告人に権利があり、続くか分かりませんが、どんな結果でも出来ることをやっていきたい。2人の命を無駄にしないために」と語った。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・裁判・東京・池袋の都道で19年に乗用車が暴走し、松永真菜さん(当時31)と長女莉子ちゃん(同3)が死亡した事故】  2021年09月02日  16:58:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【東京地裁】:池袋事故遺族松永さん「2人の命と罪と向き合って欲しかったがかなわず…」

2021-09-03 00:16:00 | 【裁判(最高裁・高裁・地裁、裁判員制度・控訴・冤罪・再審請求、刑法39条】

【東京地裁】:池袋事故遺族松永さん「2人の命と罪と向き合って欲しかったがかなわず…」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【東京地裁】:池袋事故遺族松永さん「2人の命と罪と向き合って欲しかったがかなわず…」 

 東京・池袋の都道で19年に乗用車が暴走し、松永真菜さん(当時31)と長女莉子ちゃん(同3)が死亡した事故で、東京地裁は2日、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)罪で起訴された、旧通産省工業技術院元院長・飯塚幸三被告(90)に禁錮5年(求刑禁錮7年)の実刑判決を言い渡した。

 被害者参加制度を使って裁判に参加した真菜さんの夫の松永拓也さん(35)と父の上原義教さん(64)は判決の言い渡し後、会見を開いた。松永さんは量刑が求刑より2年、少なかったことについて「何よりも2人の命と罪と向き合って欲しかった。残念ながらかなわなかった。それが第一なので(量刑が)何年とかは…考えはまだまとまっていないんですけど」と答えた。

判決後、会見を開く松永拓也さん(右)と義父の上原義教さん(撮影・村上幸将)判決後、会見を開く松永拓也さん(右)と義父の上原義教さん(撮影・村上幸将)

妻・松永真菜さんと長女・莉子ちゃんの遺影を胸に東京地方裁判所を訪れた松永拓也さん(左)(撮影・中島郁夫)妻・松永真菜さんと長女・莉子ちゃんの遺影を胸に東京地方裁判所を訪れた松永拓也さん(左)(撮影・中島郁夫)

 その上で「遺族として罪を償っていただきたいというだけでなく、司法という枠を超え、次にこういうことが起きないように、この裁判を糧にしなければいけないという認識。双方の主張をぶつけ合い、証拠を元に客観的な事実として裁判所が決める事実が認定された…限りなく事実に近い」と語った。その上で「なぜ、こういう事故が踏み間違えで起きたかを裁判官によって認定された。こういう踏み間違えが起きないためには社会がどうなれば良いか、という議論につながると良い」とも語った。

 松永さんは、事故後、交通事故撲滅に向けて取り組んでいるが「高齢者は全員、運転をさせない…というのは私は正しいとは思わない。地方では車がないと生きていけない人がいる。いつか事故を起こすかも知れないと悩む人、家族がいる。来年から高齢者の免許認定が試験制になり、落ちる人がいたらどう救うかという議論につながって欲しい」と、高齢者の運転を全面的に否定するのは違うと、改めて訴えた。

 その上で「若年者と高齢者の分断は私は望んでいません。どうすればお互いの命、生活のちょうどいいところを探す社会…国、自治体が出来ることはたくさんあると思う。自分がつらさを知ってしまったから、味わって欲しくない…だから私は声を上げていきたい。国も自治体も真剣に議論して考えて欲しい。裁判を事故のなくなる未来につなげたい」と強調した。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・裁判・東京・池袋の都道で19年に乗用車が暴走し、松永真菜さん(当時31)と長女莉子ちゃん(同3)が死亡した事故】  2021年09月02日  16:55:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【2021年09月01日 今日は?】:M7・9の関東大震災、死者・行方不明者は10万5000人超

2021-09-03 00:00:20 | 【社説・解説・論説・コラム・連載・世論調査】:

【2021年09月01日 今日は?】:M7・9の関東大震災、死者・行方不明者は10万5000人超

  『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【2021年09月01日 今日は?】:M7・9の関東大震災、死者・行方不明者は10万5000人超

 ◆9月1日=今日はどんな日

  M7・9の関東大震災。死者・行方不明者は10万5000人超(1923)

 ◆出来事

  ▼大韓航空機がサハリン上空でソ連空軍機に撃墜され、乗客乗員269人全員死亡(1983)▼歌舞伎町のビル火災で44人死亡(2001)

 ◆誕生日

  ▼小澤征爾(35年=指揮者)▼渡部陽一(72年=戦場カメラマン)▼土田晃之(72年=タレント)▼三浦理恵子(73年=女優)▼土屋礼央(76年=RAG FAIR)▼森下千里(81年=タレント)▼平岡祐太(84年=俳優)▼鈴木理子(95年=女優)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・今日は?】  2021年09月01日  00:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。 

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