路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【名古屋市議選】:維新に立ちはだかった河村市長、減税日本が圧勝

2023-04-10 21:42:30 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【名古屋市議選】:維新に立ちはだかった河村市長、減税日本が圧勝

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【名古屋市議選】:維新に立ちはだかった河村市長、減税日本が圧勝

 全国政党化を目指す日本維新の会の前に、河村たかし名古屋市長が立ちはだかった。維新は河村市長が率いる地域政党・減税日本との共闘関係を解消し、9日投開票された名古屋市議選(16選挙区、定数68)では9選挙区で直接対決した。しかし結果は減税が7勝1敗(1選挙区は両党の候補が落選)と圧勝。維新は改選前の1議席を維持するのがやっとだった。減税は改選前の9議席を14に伸ばし河村市長も上機嫌だった。

減税候補の応援に駆けつけ、集まった人からの写真撮影の求めに応じる河村たかし名古屋市長(右)=名古屋市中川区で2023年4月1日午前10時38分、田中理知撮影

 千種区選挙区に立候補した維新現職の手塚将之氏(46)は、減税から維新にくら替えして選挙に挑んだ。選挙前から議会内で維新の一人会派として活動し、名古屋での浸透を目指していたが、当選は果たせなかった。手塚氏は敗戦の弁で「思っていた以上に名古屋では維新になじみがなかった」と力なく語った。

選挙戦終盤に名古屋市議選の維新候補の応援に応援に駆け付けた維新の馬場伸幸代表(中央)=名古屋市中村区のJR名古屋駅前で2023年4月7日午後6時44分、田中理知撮影

 維新が独自候補を擁立した全9選挙区のうち、議席を獲得できたのは45票差で新人候補が滑り込んだ名東区のみ。河村市長のお膝元・東区では減税候補との間で6781票の差がつき、緑区は減税が2議席を獲得し、維新候補の約5倍の票で突き放した。維新にくら替えした候補は手塚氏のほか3人いたが、いずれも落選した。

 市全体の得票数を見ても、減税と維新の地力の差は歴然だった。減税候補の総得票が10万6801票(全体の17・47%)だったのに対し、維新は2万8126票(同4・6%)にとどまった。維新は2022年参院選愛知選挙区で減税と共同公認で候補者を擁立し、名古屋市内で11万5825票を得たが、そのほとんどを減税に持っていかれた形だ。

 維新と減税は16年参院選以降、タッグを組んできた。19年市議選では候補者を減税に一本化し、14議席を獲得して市議会での躍進を後押し。河村市長は参院選後も連携継続に意欲を見せたが、維新側は党本部の「生え抜きを増やしたい」との方針で、維新公認候補の擁立を打診。減税が拒否し、共闘関係は崩れた。

 だが維新の候補者選びは難航した。昨年11月、統一地方選での愛知県全体の擁立目標を「40~50人」と示したが、わずか2カ月後に「約30人」に下方修正。結局、県内の公認候補は3月に出そろい、全16区での擁立を目指した名古屋市も9区にとどまった。維新の県幹部は「候補者の質という面でもふさわしい人を集めるのは難しかった。候補者をフォローする体制など準備不足もあった」と明かす。

 両党の支持層が重なる可能性も懸念されていた。選挙戦終盤の7日に候補者の応援に駆けつけた維新の馬場伸幸代表は「有権者もどちらの改革政党か迷うと思う。全国政党を目指す中、過渡期なので致し方ない」と明かした。

 一方、減税は「ナゴヤのことはナゴヤで決めよみゃあ」をスローガンに掲げ、連日街頭に立ち続けた河村市長は「減税は公認をやめて全部維新の公認にと。政策などは維新に従ってくれと。何考えとんだ私ども大阪の属国ではねえでよ」と批判を繰り返した。

 河村市長は21年東京オリンピック代表選手の金メダルをかじったことで批判を浴び、求心力の低下も懸念されたが、1日に5、6カ所の選挙区を回る活動量で「河村票」をまとめあげ「選挙モンスター」としての存在感を知らしめた。他党からも「河村人気は健在」「侮れない」などの声があがった。

 選挙から一夜明けた10日、河村市長は記者会見で「民主主義の大勝利だ」と減税の躍進を笑顔で総括した。【田中理知、酒井志帆、加藤沙波】

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【植田日銀新総裁】:緩和路線「ただちに見直す必要ない」 就任記者会見

2023-04-10 20:41:30 | 【財務省・財政予算健全化・基礎的収支・会計検査院・国債・国と地方の借金】

【植田日銀新総裁】:緩和路線「ただちに見直す必要ない」 就任記者会見

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【植田日銀新総裁】:緩和路線「ただちに見直す必要ない」 就任記者会見

 日銀の植田和男新総裁は10日、就任記者会見を開いた。前任の黒田東彦氏が続けてきた大規模金融緩和について、植田氏は「継続する」とした上で、「強力なのは間違いない。インフレ(物価上昇)率を見極めて適切なタイミングで正常化に行かないといけない」と述べ、現行の緩和策を当面続けながら、元の状態に戻す時期などを模索する意向を示した。

植田和男氏

 植田氏は9日付で32代目の日銀総裁に就いた。任期は5年で学者出身の総裁は戦後初めて。10日夕には岸田文雄首相と官邸で会談した。終了後、植田氏は記者団に「日銀と政府で意思疎通を密にして、経済情勢に応じた機動的な政策を行っていく」と語った。日銀と政府が2013年の共同声明で掲げた物価上昇率を2%で安定させる目標については「ただちに見直す必要はないという点で一致した」と述べた。会談には松野博一官房長官や鈴木俊一財務相、後藤茂之経済再生担当相も同席した。

 10日夜には副総裁2人を伴って就任会見に臨み、緩和政策の点検作業について「もう少し力の入った長い目で見た点検を行うべきかどうか議論していきたい」と述べた。

 植田氏はマクロ経済学や金融論が専門の経済学者。東京大経済学部教授などを経て1998年から05年にかけて、日銀で金融政策を決める審議委員も務めた。その後も日銀金融研究所の特別顧問を務めるなど、金融政策に精通している。

 前任の黒田氏は物価が前年比2%の安定した上昇を続ける「物価安定目標」の実現を目指し、国債を大量に買い入れて景気を下支えする大規模金融緩和を10年続けたが達成できなかった。長年続けたことで「市場機能をゆがめた」「安易な国債発行を招き財政を悪化させた」などと批判も根強い。米欧では急速なインフレを抑えるため、昨年以降、利上げを継続。緩和策を続ける日本との金利差が拡大し、円安を招いて原材料など輸入品の価格を高騰させる要因にもなっている。

 植田・日銀は物価安定目標の実現を目指し、超低金利路線を続ける構えだが、金融機関や市場からは「副作用」を抑えるための修正を求める声も強まっており、会見では副作用にも配慮する姿勢を見せた。

 元稿:毎日新聞社 主要ニュース 経済 【金融政策・財政】  2023年04月10日  20:41:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【日銀】:緩和路線10年、見えぬ出口 植田新総裁が直面する「副作用」

2023-04-10 20:20:30 | 【財務省・財政予算健全化・基礎的収支・会計検査院・国債・国と地方の借金】

【日銀】:緩和路線10年、見えぬ出口 植田新総裁が直面する「副作用」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【日銀】:緩和路線10年、見えぬ出口 植田新総裁が直面する「副作用」

 「植田・日銀」が本格始動した。日銀の植田和男新総裁は10日の就任記者会見で、前任の黒田東彦氏が主導した大規模な金融緩和路線を当面維持する考えを示した。ただ、大規模緩和の長期化による「副作用」は拡大しており、顔ぶれが一新した正副総裁には「待ったなし」の対応が求められる。植田・日銀が直面することになるハードルとは。

 

植田和男・日銀総裁

植田和男・日銀総裁

 ◆黒田・日銀が残した「宿題」も

 「これまでの経験を生かし、物価安定の総仕上げに尽力したい」

 岸田文雄首相から辞令を受け取った後、日銀本店に入った植田氏は総裁として初の会見に臨み、こう意気込んで見せた。

 日銀と政府は2013年1月に発表した共同声明で、消費者物価指数(生鮮食品を除く)が前年比で2%上昇する環境を実現する「物価安定目標」の達成を掲げた。黒田氏は達成に向けた具体的な手段として大規模緩和を打ち出したが、10年かけても実現することはできなかった。

 植田氏は2月の国会での所信聴取で、2%目標を賃上げを伴う形で持続的、安定的に達成するには「なお時間を要する」と指摘。「金融緩和を継続して経済をしっかりと支えることで企業が賃上げできる環境を整える」と述べ、大規模緩和を継続する必要があるとの見方を示した。10日に岸田氏と会談した際も共同声明はすぐには見直さないことで一致したという。

 植田氏の任期は5年ある。この間に…、残り1796文字(全文2363文字)

 ※この記事は有料記事です。「全ての有料記事が読み放題 春得 最初の2カ月間は無料」 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません。 いますぐ登録して、続きをお読み下さい。

 元稿:毎日新聞社 主要ニュース 経済 【金融政策・財政】  2023年04月10日  20:20:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【大阪維新の会】:無風区狙った「勝利の方程式」、大阪市議選過半数の裏側

2023-04-10 19:44:30 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【大阪維新の会】:無風区狙った「勝利の方程式」、大阪市議選過半数の裏側

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【大阪維新の会】:無風区狙った「勝利の方程式」、大阪市議選過半数の裏側

  9日投開票の大阪府議選(定数79)と大阪市議選(定数81)で、地域政党・大阪維新の会は単独過半数の議席を得た。特に市議選では初めてだ。難攻不落とされた市議選をなぜ攻略できたのか。そこには党勢だけではない「勝利の方程式」があった。

大阪市議選で初の過半数を獲得した大阪維新の会。新人候補の選挙活動には吉村洋文代表(右)や松井一郎前代表(左)ら「党の顔」が応援に入った。中央は大阪市長に初当選した横山英幸氏=大阪市中央区で2023年3月26日午前10時53分、三村政司撮影

 「選挙中はお騒がせしました。頑張っていきます」。淀川区選挙区(定数5)で初当選した維新新人の今村直人氏(39)は一夜明けた10日朝、駅前で道行く人に頭を下げた。冠婚葬祭関連の会社を経営する今村氏が公認されたのは、告示の2カ月前。この無名の新人が他党の現職を押しのけてトップ当選を果たした。

 大阪市北部にある淀川区は、JR新大阪駅を中心に交通の要衝にもなっている。過去3回の選挙は維新(2議席)、自民党、公明党、共産党の4党が議席を分け合った。24選挙区で争われる市議選は、こうした定数3以上の中選挙区が75%を占める。過半数を奪うには中選挙区でも定数に近い議席を取る必要があるものの、他党が候補者を1人に絞ると維新の2人目や3人目が当選圏内に割り込むのが難しい。維新が一度も過半数を手にしたことがないゆえんだ。

 淀川区は今回も「無風」とみられていたが、2022年末に情勢が動いた。地元選出の維新府議だった横山英幸氏(41)が市長選へ出ることになり、府議ポストが空いたのだ。維新はそこに淀川区選出で当選4回のベテラン市議、山下昌彦氏(56)を回す。そして代わりの市議候補に、山下氏の秘書だった今村氏ら新人2人に白羽の矢を立てた。現職の坂井肇氏(48)を加え、前回2人だった候補を3人に増やす攻勢に出た。

 周囲から「無謀」との声も聞こえたが、維新サイドには計算があった。19年市議選でトップ当選した山下氏の得票は約2万3000票だが、淀川区の当選ラインは8000票前後。山下氏の票を均等に割れれば、前回1万2000票余りを獲得した坂井氏も新人2人も当選が可能だ。しかし、公認発表は告示直前まで控えた。党関係者は「早い段階で候補を擁立すれば対策を立てられてしまう」とし、2月に新人2人を一気に公認した。

<picture><source srcset="https://cdn.mainichi.jp/vol1/2023/04/10/20230410k0000m010161000p/9.webp?1" type="image/webp" />党派別の当選者数</picture>
党派別の当選者数

 新人2人のうち、1人は元兵庫県伊丹市議の佐竹璃保氏(35)。ビラ配りや街頭演説をこなして無党派層への浸透を図った。今村氏の売り込みが課題とされたが、山下氏らと地域をくまなく歩くどぶ板選挙を展開。告示後には吉村洋文代表や松井一郎前代表ら「党の顔」も投入した。その結果、今村氏と佐竹氏はそれぞれ1万4000票余りを獲得してワンツーフィニッシュした。思惑通りの「票割り」で、同一選挙区での3人当選を初めて実現した。議席を失った共産の候補は「維新は票を割った上に全体の票も増えていた。非常に厳しい選挙だった」と話した。

 元稿:毎日新聞社 主要ニュース 政治 【政局・選挙・大阪維新の会・大阪ダブル選】  2023年04月10日  19:44:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【神奈川県】:黒岩知事「職投げ出さず」 不倫問題で、4選から一夜

2023-04-10 14:38:30 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【神奈川県】:黒岩知事「職投げ出さず」 不倫問題で、4選から一夜

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【神奈川県】:黒岩知事「職投げ出さず」 不倫問題で、4選から一夜

 神奈川の黒岩祐治知事(68)は10日、4選を果たした知事選から一夜明けて県庁で記者会見し、選挙戦中に判明した知人女性との過去の不倫問題を巡り、辞職せずに4期目の職責を全うする考えを明らかにした。有権者から信任を得たとして「投げ出すわけにいかない。しっかり務め上げたい」と強調した。

 4選を果たした知事選から一夜明けて県庁で記者会見する神奈川の黒岩祐治知事=10日午前

 4選を果たした知事選から一夜明けて県庁で記者会見する神奈川の黒岩祐治知事=10日午前

 不倫問題の影響を念頭に、前回選よりも自身の得票率が下がり、無効票も増えたと指摘。「批判票としっかり受け止め、信頼回復のため仕事で返したい」と語った。(共同通信)

 元稿:東京新聞社 主要ニュース 政治 【選挙・春の統一地方選挙・神奈川県県知事選挙】  2023年04月10日  14:38:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【自民党】:「保守分裂」で奈良県知事選惨敗…“戦犯”高市早苗氏は永田町でも「ぼっち化」加速

2023-04-10 13:50:50 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【自民党】:「保守分裂」で奈良県知事選惨敗…“戦犯”高市早苗氏は永田町でも「ぼっち化」加速

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【自民党】:「保守分裂」で奈良県知事選惨敗…“戦犯”高市早苗氏は永田町でも「ぼっち化」加速

 夜8時の投票終了と同時に「当確」が出る“ゼロ打ち”──。岸田自民にとって屈辱的な結果となった。

 統一地方選の前半戦で注目を集めた奈良県知事選が9日、投開票された。選挙戦は、現職の荒井正吾知事と高市経済安保担当相の後押しで出馬した元総務官僚の平木省氏による保守分裂の構図。そこに割って入った日本維新の会公認の山下真・元生駒市長が“漁夫の利”を得る形で当選した。

<picture>結局、平木事務所に顔は出さず(高市早苗経済安保担当相)/(C)日刊ゲンダイ</picture>

 結局、平木事務所に顔は出さず(高市早苗経済安保担当相)/(C)日刊ゲンダイ

 高市大臣は県連会長として平木氏の推薦を決めた張本人だが、9日は平木事務所に顔を出さず、ツイッターに〈明日は国会答弁もあり、こんな夜に平木省さんの側に居られない事は残念です〉とシレッ投稿保守分裂原因をつくった高市大臣が、今後、窮地追い込まれるのは確実だ。

 「高市さんはもう終わりでしょう」と言うのは、ある永田町関係者だ。

 「もともと、4期務めた荒井さんが進退を決める前に、県連会長の高市さんは総務大臣時代の秘書官だった平木さんの擁立に動いた。そんな高市さんのスタンドプレーに荒井さんとその周辺は激怒。結果、自民系2人が出馬する保守分裂となってしまった。地元で高市さんの責任を問う声が大きくなるのは間違いない。もはや居場所はないでしょう」

<picture>岸田自民には屈辱的な結果(奈良県知事選で当選を決め、ガッツポーズをする維新・山下真氏)/(C)共同通信社</picture>

 岸田自民には屈辱的な結果(奈良県知事選で当選を決め、ガッツポーズをする維新・山下真氏)/(C)共同通信社

 ◆和歌山1区補選にも影響必至

 岸田自民にとって、県知事を維新に奪われたショックは相当なもの。さらに、この惨敗は直近の重要選挙にも影響を与えそうだ。最もあおりを受けそうなのは、岸田政権の「中間評価」と位置づけられている衆参5補選のうちの1つ「和歌山1区」補選である。

 「同区は、自民党元職の門博文氏と維新の林佑美前和歌山市議、共産党の男性候補の戦いになっている。維新はもともと、奈良県知事選勝利の勢いを駆って近隣県の和歌山1区補選でも優位に立つシナリオを描いていましたが、その通りの展開になる可能性がある。門氏は女性議員との“路チュー”を写真付きで報じられた過去があり、評判がイマイチ。公明党の支持母体・創価学会は嫌悪感を示しており、女性候補の維新・林前市議に票が流れかねない状況です」(和歌山県関係者)

 高市大臣の失態により、岸田自民が和歌山1区まで落とせば一大事。“戦犯”のそしりを免れないだろう。地元のみならず、永田町でも「ぼっち化」が加速するのは必至だ。自民党ベテラン議員はこう言う。

 「奈良県知事選の結果はある意味、自業自得ではないか。保守分裂の件もそうだが、知事選が告示される前後から、高市さんは放送法の解釈を巡る総務省の内部文書問題で炎上していた。『質問しないで』という閣僚としてあるまじき答弁まで展開。この様子は連日報道され、完全に悪目立ちした。知事選への影響も否定できない。本人がかねて『入りたい』と言っていた安倍派(清和会)も、受け入れる様子はゼロ。党内で高市さんをかばう声も、ほぼ皆無です」

 次の内閣改造では経済安保担当相を外されるのが確実とみられている高市大臣。かつては「次の首相」ともてはやされていたが、もはやその目は完全に消えたのではないか。 

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITAL 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・春の統一地方選挙・奈良県知事選挙】  2023年04月10日  13:50:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【岸田首相】:チャットGPT開発元と意見交換、米企業幹部と面会

2023-04-10 12:56:30 | 【政策・閣議決定・予算・地方創生・能動的サイバー防御・優生訴訟・公権力の暴力】

【岸田首相】:チャットGPT開発元と意見交換、米企業幹部と面会

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【岸田首相】:チャットGPT開発元と意見交換、米企業幹部と面会

 岸田文雄首相は10日、人工知能(AI)を使った対話型ソフト「チャットGPT」の開発元である米新興企業オープンAIのアルトマン最高経営責任者(CEO)と官邸で面会した。人間のようなスムーズな対話ができると話題になっているチャットGPTの長所と短所に関し説明を受けた。首相は関心を持っていたという。アルトマン氏が記者団に明らかにした。

 岸田首相と面会後、記者団の取材に応じる米新興企業オープンAIのアルトマンCEO=10日午前、首相官邸

 岸田首相と面会後、記者団の取材に応じる米新興企業オープンAIのアルトマンCEO=10日午前、首相官邸

 利用が急拡大しているチャットGPTを巡っては、プライバシー侵害などへの懸念から各国で規制の動きが出ている。
 
 アルトマン氏は首相に対し、チャットGPTが有するリスクにどう対処するかについても見解を示した。(共同通信)

 元稿:東京新聞社 主要ニュース 政治 【政策・人工知能(AI)を使った対話型ソフト「チャットGPT」の開発元である米新興企業オープンAIのアルトマン最高経営責任者(CEO)と官邸で面会】  2023年04月10日  12:56:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【朝日新聞・世論調査】:岸田内閣支持率38%で回復傾向が頭打ち 少子化対策「期待できない」61%

2023-04-10 12:30:30 | 【新聞社・報道・テレビ・ラジオ・公共放送NHKの功罪・マスコミ・雑誌】

【朝日新聞・世論調査】:岸田内閣支持率38%で回復傾向が頭打ち 少子化対策「期待できない」61%

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【朝日新聞・世論調査】:岸田内閣支持率38%で回復傾向が頭打ち 少子化対策「期待できない」61%

 ウクライナ電撃訪問の政権浮揚効果は限定的だったようだ。朝日新聞社が8、9日に実施した全国世論調査によると、岸田内閣の支持率は38%で前回調査(3月18、19日実施)の40%から2ポイント低下した。不支持は45%(同50%)だった。内閣支持率は今年に入り回復傾向だったが頭打ちとなった。

<picture>口先だけの「異次元」少子化対策に不信(C)共同通信社</picture>

 口先だけの「異次元」少子化対策に不信(C)共同通信社

 背景にあるのは、財源をあいまいにした口先だけの「異次元の」少子化対策への不信があるようだ。

 岸田政権の対策で少子化問題への改善が期待できるかどうか質問したところ、「期待できる」はわずか33%で、「期待できない」(61%)が大きく上回った。

元稿:日刊ゲンダイ DIGITAL 主要ニュース 政治・社会 【政治ニュース・朝日新聞世論調査】  2023年04月10日  12:30:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【大阪ダブル選】:政治ヨコからナナメから、反省なき失敗続ける自民

2023-04-10 12:29:30 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【大阪ダブル選】:政治ヨコからナナメから、反省なき失敗続ける自民

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【大阪ダブル選】:政治ヨコからナナメから、反省なき失敗続ける自民

 4年に1度行われる統一地方選前半戦の投開票が9日行われ、大阪府知事大阪市長の「大阪ダブル選」は大阪維新の会の候補が勝利した。自民党にとっては、平成23年11月以降、ダブル選は4連敗となった。

 自民は中央で対立する立憲民主党や共産党(知事選は共産系候補も出馬)などの野党と結果的に共闘した。首長選での与野党相乗りは珍しくない。相乗りでも勝てばいいが、大阪で自民は負け続けている。そして負けっぷりもよくない。<button class="sc-kwgWOH gJotzN" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38"></button><button class="sc-kwgWOH gJotzN" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="38">「大阪ダブル選」に立候補して敗れた谷口真由美氏(左)と北野妙子氏(中央)=3月26日、大阪市北区(甘利慈撮影)</button>

「大阪ダブル選」に立候補して敗れた谷口真由美氏(左)と北野妙子氏(中央)=3月26日、大阪市北区(甘利慈撮影)(株式会社 産経デジタル)

 選挙期間中、府知事選に立候補した谷口真由美、市長選に出馬した北野妙子両氏がそろい踏みした街頭演説を見た。両氏が選挙カーの上に登壇する前に「応援弁士」と紹介されたタクシー会社経営の男性は、こう訴えた。

 「カジノで発展したような都市はない。世界中から名だたる犯罪者が来る街になってしまう」

 維新が進めるカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致を猛批判していた。ほかのテーマも含め、まるで共産のような主張ばかりだったが、なんてことはない。

 この男性は令和3年10月の衆院選で、「比例は日本共産党」と呼びかける同党公式のSNSの動画に出演し、「共産党を残す、増やすことが大事だ」と訴えていた。昨年7月の参院選でも同様の動画に登場し、共産の機関紙「しんぶん赤旗」にも出ている。今年2月には同党のインターネット番組で小池晃書記局長と共演した。

 思えば平成27年11月のダブル選のときだった。自民系の市長選候補の街頭演説を取材に行くと、共産などの野党支持者の間で流行していた「アベ政治を許さない」のステッカーを身に着けた多くの聴衆が「頑張って!」と叫んでいた。漫画やドラマでもこんなベタな演出はないだろう。

 今回は件の男性と候補2人は一緒に立たなかったが 男性の降壇直後に2人は自民の大阪市議とともに「ギャンブル依存症の人がただ発生するだけ」(谷口氏)とカジノ誘致批判を展開した。出来の悪い喜劇を再び見ているようだった。

 谷口氏は選挙期間中、前川喜平元文部科学事務次官とツイッターの音声会話機能「スペース」で対談した。前川氏は安倍晋三元首相を「噓つき」と断じ、自民や維新への批判を繰り返している。対談でも前川氏が「いつまで維新してますの?」と主張すると、谷口氏も激しく同調していた。

 言論の自由があるとはいえ、反自民で有名な前川氏と選挙中に対談すること自体、多くの自民支持者には理解できないだろう。

 こうした候補を自民の大阪府連は「自主支援」し、中央で対立する野党と連携して敗れるという失敗を繰り返した。2回にわたる大阪都構想の是非を問う住民投票に際し、推進した維新に反対多数で勝ったとの思いがあるのだろう。

 今回のダブル選でカジノ誘致反対を前面に掲げた2人だが、そもそもIR推進の法律を作ったのは自民である。本当に反対ならば、共産などと手を組んで党中央に関連法廃止法案の提出を働きかければいいものを、そんな形跡はない。岸田文雄首相ら自民幹部への批判も聞こえてこない。

 3月の知事選告示直前、ある維新重鎮が自民系の地方議員と遭遇する場面を見た。「(自民の大阪市議だった)北野さんをかつぐのは、まあええわ。しかし谷口さんはアカンわ」と維新重鎮が訴えると、自民議員は何も反論できなかった。忸怩(じくじ)たる思いがあるならば、中央とねじれた矛盾だらけの野合で支持者を裏切るような行動は、もうやめたほうがいい。(酒井充)

                 ◇

 政治にまつわるさまざまな出来事を取り上げる「政治ヨコからナナメから」がスタートします。普通の記事とは少し異なる視点から考察します。

 元稿:産経新聞社 産経ニュース WEST関西 政治 【政局・選挙・自民党・大阪ダブル選】  2023年04月10日  12:29:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【統一地方選】:知事選投票率は過去最低46% 道府県議選も

2023-04-10 12:24:30 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【統一地方選】:知事選投票率は過去最低46% 道府県議選も

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【統一地方選】:知事選投票率は過去最低46% 道府県議選も

  統一地方選前半戦の9道府県知事選の投票率は、統一選として過去最低だった2015年の47・14%を0・36ポイント下回り、46・78%となった。41道府県議選は41・85%。過去最も低かった前回19年の44・02%から2・17ポイント落ち込んだ。総務省が10日、発表した。

 投票する有権者=9日、大阪市

 投票する有権者=9日、大阪市

 知事選投票率の低迷は、明確な与野党対決型の選挙が少なく、有権者の関心が高まらなかったことなどが背景にあるとみられる。大阪市長選とダブル選となった大阪府知事選は46・98%で前回を2・51ポイント下回った。北海道、福井、鳥取、島根の4知事選も前回に届かなかった。(共同通信)

 元稿:東京新聞社 主要ニュース 政治 【政局・選挙・春の統一地方選挙】  2023年04月10日  12:24:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【総務省】:期日前投票者数を訂正 知事選と政令市議選

2023-04-10 12:24:20 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【総務省】:期日前投票者数を訂正 知事選と政令市議選

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【総務省】:期日前投票者数を訂正 知事選と政令市議選

  総務省は10日、統一地方選前半戦の期日前投票を巡り、最終結果の投票者数を訂正すると発表した。9道府県知事選が149人減って339万7396人、17政令市議選が1人減って249万702人にそれぞれ改めた。

 総務省

 総務省

 北海道、徳島県、岡山市の各選挙管理委員会の報告に誤りがあったという。期日前投票を済ませた有権者の割合に変更は生じなかった。

 元稿:東京新聞社 主要ニュース 政治 【政局・選挙・春の統一地方選挙】  2023年04月10日  12:24:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【こちら特報部】:利用者急増中のChatGPT…この勢いは本物なのか 日本のAI研究者が予測する未来の姿は

2023-04-10 12:00:30 | 【経済・産業・企業・起業・関税・IT・ベンチャー・クラウドファンティング

【こちら特報部】:利用者急増中のChatGPT…この勢いは本物なのか 日本のAI研究者が予測する未来の姿は

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【こちら特報部】:利用者急増中のChatGPT…この勢いは本物なのか 日本のAI研究者が予測する未来の姿は

 質問を入力するだけですぐに自然な言葉で説得力のある回答が返ってくる、対話型の人工知能(AI)ソフト「チャットGPT」。昨年11月に公開されると、わずか2カ月で利用者が1億人を超えた。この勢いは本物か。4月に行われたAIの専門家による対談では、チャットGPTが世界を変えうる可能性があると評価。一方、海外では利用を一時停止したり、著名な企業家らがAI開発の休止を求めたりするなど、その反応は割れている。(岸本拓也、西田直晃)

 チャットGPT 米新興企業オープンAIが開発した人工知能(AI)を使った対話型ソフト。ネット上の膨大な文章や画像データをAIに読み込ませて訓練する大規模言語モデル(LLM)と呼ばれる技術が使われ、質問を打ち込むと、自然な言葉で回答してくれる。生成AIとも言う。昨年11月に無料公開され、急速に利用が広がった。最新版の「GPT—4」は米司法試験で上位10%の成績を出した。一方、もっともらしい回答をするが、内容が全くの虚偽の場合もあり、イタリアなど使用を制限する国も出ている。

 ◆盛り上がり「ネットやスマホが出てきたとき以来」

対談するパークシャテクノロジーの上野山勝也社長(左)と、東大の松尾豊教授=東京都内で(パークシャ提供)

対談するパークシャテクノロジーの上野山勝也社長(左)と、東大の松尾豊教授=東京都内で(パークシャ提供)

 「スピードが大事だと言ってきたはずなのに、最近のビッグテック(巨大IT企業)のスピードを見ていると、自分は何て遅いんだと再認識している」
 
 4月4日、都内で行われた対談。日本を代表するAI研究者である東大大学院の松尾豊教授は、最近のチャットGPTを巡る動きの早さに驚いているという。周囲のAI研究者たちの反応について、「騒然としている。いろんな意味で変わり目にある」とも語った。
 
 チャットGPTが公開された昨年11月以降、国内外のさまざまな企業がこの技術を利用した関連サービスの開発を進めている。オープンAIに投資している米マイクロソフトは1月、今後さらに数十億ドル規模の投資を行うと表明した。それに対抗して米グーグルが2月に対話型AI「バード」を発表し、フェイスブックを運営する米メタも年内に商用化する構えだ。
 
 AI界隈かいわいは今、チャットGPTを軸に空前の対話型AIブームに沸く。だが、松尾氏は「一時的なトレンドではない」と言い切る。対談相手で、対話型AIサービスを手掛けるパークシャテクノロジー(東京)の上野山勝也社長も「これくらい新しいフロンティアが広がっているのは珍しい。ネットやスマホが出てきたとき以来ではないか」と指摘した。
 
 松尾氏は、チャットGPTの特徴を「(技術的に)やっていることは、次の単語を予測して表示しているだけ。しかし、相当複雑な概念も学習していて、プロンプト(指示文)でうまく引き出すと、良い答えが返ってくる。これは従来なかった技術だ。これから世の中に広がっていくことは間違いない」と説明した。

 ◆「失言で辞職」がなくなる?

チャットGPTを運営するOpenAIのウェブサイト(スクリーンショット)

チャットGPTを運営するOpenAIのウェブサイト(スクリーンショット)

 チャットGPTなど、文章や画像を生成するAIは、ネット上の膨大なデータを読み込ませて訓練する大規模言語モデル(LLM)と呼ばれる技術が使われている。条件を設定すれば、詩や小説といった創作物を作ることもできる。
 
 上野山氏が「ネット上のデータを集めて圧縮して新しいモデルに置き換えるのは、新しい知性を生み出していると言えるのか」と問うと、松尾氏は「生み出していると思う」と断言。「確かに学習データはネット上のものだが、大体の創造性というのは(既存知識の)類型化とその混ぜ合わせだ。そう考えると、チャットGPTがやっているのはかなり創造的と言える」との見方を示し、こう続けた。「逆に人間にしかできないのは、目的に照らして知能を使うこと。人間がうれしいことや楽しいこと、世の中のためになる目的を考え、AIとのコンビで新たな知を生み出していける」
 
 対談で松尾氏は、チャットGPTが差別などの問題発言をしないように調整されていることから、コミュニケーションが変わる可能性にも触れた。一例として政治家がARグラスを使い、そこにリアルタイムで表示されるチャットGPTが作った文章を読み上げるようになり、「失言して大臣が辞めることが昔話になるかも」と話した。
 
 仕事のあり方も変えそうだという。松尾氏が2月の自民党の会議で示した資料では、ワードやエクセルなどのマイクロソフトのオフィス製品がすべて変わり、「人間が自分で打つ時代が終わり、情報の集約や要約、可視化まで(チャットGPTなどのAIによって)自動化されていく可能性」に言及。「ホワイトカラーの仕事のほとんどすべてに何らかの影響がある可能性が高い」と結論づけ、2〜3年で身近に変化が生まれるとの見通しを示した。
 
 世界的な大変化を前に日本企業はどう対応すべきかという点について、松尾氏は対談で、「新時代なので今この瞬間は何をやっても良い。期せずしてみんながよーいドンの状態。グーグルなどのビッグテックもこれはやばいと思って全力で走りだした。日本も大きな構想をもってやった方が良い」と積極的に利用や開発に取り組むことを勧めた。

 ◆開発停止を求める声も続々

 聞こえてくるのは期待の声だけではない。高性能すぎるがゆえの慎重論も目立っている。
AI開発の一時停止を求める署名活動に賛意を示した起業家のイーロン・マスク氏=2020年3月、米ワシントン(AP・共同)

AI開発の一時停止を求める署名活動に賛意を示した起業家のイーロン・マスク氏=2020年3月、米ワシントン(AP・共同)

 「巨大なAI実験を停止せよ」。3月下旬、米国の非営利団体「フューチャー・オブ・ライフ・インスティチュート」はこう銘打った書簡を公開した。賛同者は続々と増え、4月7日時点で1万6000超の署名が集まった。顔触れは、ツイッターを買収したイーロン・マスク氏、米アップル共同創業者のスティーブ・ウォズニアック氏ら。影響力の強い経営者やAI研究者が名を連ねる。
 
 書簡では、より進化したAI開発について、少なくとも半年間の休止を要求。「人間と競合する知能があるAIは、人類と社会に深刻な危険をもたらしうる」と定義し、「プロパガンダ(政治宣伝)や真実でない情報を社会にあふれさせるべきなのか」「全ての仕事を自動化するべきなのか」と訴えた。過熱するAI開発の現状を「制御できない競争に陥っている」と指摘した上で、「半年間の休止期間を活用し、外部の専門家が関わる形で、高度なAI開発についての安全規定を共同で構築すべきだ」と呼びかけている。

 ◆適切な規制の仕組みが必要

 規制を求める声は出版・教育界からも。思考力の養成を妨げ、論文や作文での不正利用が横行しかねないためだ。米科学誌サイエンスはチャットGPTが作った論文は「盗作」と扱う考えを示した。ニューヨーク市は公立学校での利用をすでに禁じ、文部科学省は2023年度内にも学校での取り扱い指針を設ける方針という。
 7日時点では、イタリアだけが使用そのものを禁じている。ITジャーナリストの星暁雄氏は「EU諸国は個人情報管理を厳しく規制する一般データ保護規則(GDPR)がある。イタリアはプライバシー侵害の可能性を問題視しており、周辺国にも波及する可能性がある」と述べる。
 「リスクを放置するのは非常に危険だが、オープンAI社最高経営責任者のサム・アルトマン氏も『必要な規制はある』と言っている。一私企業の裁量に任せず、早期に適切な仕組みを構築することが求められる」

 ◆デスクメモ

 みんながAIを使い、世にはAIによる文章があふれ、それをまたAIが学習し、誰かの問いに答える。それが重なっていった時、AIによるAIの思想・表現・言葉が世の主流になっていくのかもしれない。そうなったとき「人間にしかできないこと」はどれくらい残っているのか。(歩)
 

 元稿:東京新聞社 主要ニュース 社会 【話題・連載・「こちら特報部」】  2023年04月10日  12:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【道府県議選】:女性の当選過去最多 自民過半数、維新が倍増

2023-04-10 11:01:30 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【道府県議選】:女性の当選過去最多 自民過半数、維新が倍増

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【道府県議選】:女性の当選過去最多 自民過半数、維新が倍増

 統一地方選前半戦は10日未明、41道府県議選の全2260議席が確定した。女性の当選者数は過去最高の316人だった。自民党は1153議席を獲得したが、前回議席には届かなかった。日本維新の会(政治団体大阪維新の会を含む)は改選前から倍増し、目標に掲げる「全国政党化」に向け前進した。立憲民主党と共産党は改選前議席に届かず、後退した。総務省発表によると、投票率は41・85%。同時に投開票された9知事選の46・78%と共に過去最低を更新した。

 41道府県議選 党派別獲得議席(確定版)

 41道府県議選 党派別獲得議席(確定版)

 岸田文雄首相は10日午前、統一選前半戦の結果に関し「自民党や与党に対する激励や期待の声はしっかり受け止めながらも、引き続き気を引き締めて対応しなければならない」と述べた。官邸で記者団の質問に答えた。
 
 女性は前回の237人から79人増えた。
 
 自民は前々回の2015年、前回の19年に続く総定数の過半数を確保し、議席占有率は51・0%となった。だが定数の過半数を占めた議会は24県と、前回の25道県より減少した。
 
 維新は改選前57議席から124議席に躍進した。(共同通信)

 元稿:東京新聞社 主要ニュース 政治 【政局・選挙・春の統一地方選挙前半戦】  2023年04月10日  11:01:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【大阪維新の会】:大阪市長選戦略は9カ月前から 圧勝の裏に周到なシナリオ

2023-04-10 10:50:30 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】
【大阪維新の会】:大阪市長選戦略は9カ月前から 圧勝の裏に周到なシナリオ
 
 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【大阪維新の会】:大阪市長選戦略は9カ月前から 圧勝の裏に周到なシナリオ
 
 9日投開票の大阪府知事・大阪市長のダブル選は、地域政党「大阪維新の会」が完勝した。維新圧勝の裏には、政界を引退した松井一郎前市長に比べて知名度で劣る後継候補をアピールする周到なシナリオがあった。
 
 
 「種まき」は9カ月前に始まっていた。2022年7月、大阪。焼き付けるような日差しの下でマイクを握る横山英幸氏の姿があった。当時は参院選のまっただ中。大阪府議だった横山氏は、大阪選挙区で日本維新の会が公認した候補の横に並んで何度も演説した。党幹部は当時の取材に「横山氏が市長選の有力候補の一人になるのは間違いない。今から顔を売っておく必要がある」と狙いを語った。<button class="sc-kwgWOH gJotzN" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="39"></button><button class="sc-kwgWOH gJotzN" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="39">初登庁して松井一郎・前大阪市長(左)にあいさつをする横山英幸・大阪市長=大阪市役所で2023年4月10日午前11時16分、藤井達也撮影</button>
 初登庁して松井一郎・前大阪市長(左)にあいさつをする横山英幸・大阪市長=大阪市役所で2023年4月10日午前11時16分、藤井達也撮影(毎日新聞)
 
 この年の1月、松井氏は市長後継候補を予備選で決めると表明していた。予備選が始まったのは9月で、まだ誰が候補になるか分からない状況だったが、その前から本番を見据えた動きを始めていたことになる。
 
 一般党員らによる投票の結果、横山氏が候補者に選ばれると、ダブル選でタッグを組む吉村洋文氏の知名度を生かした戦略を開始した。市民参加型集会「タウンミーティング」を選挙告示日までに約40回開き、吉村氏とセットで売り出すことで浸透を図った。選挙期間中も横山氏の街頭演説計97回(維新発表)のうち27回で吉村氏が隣に並んだ。松井氏も16回応援に駆け付け、「維新の第1ステージは僕と橋下徹さん。次のステージは吉村さんと横山さんのYYコンビ」と世代交代を強調した。  
 
 現職で全国最年少の政令市長となった横山氏だが、カジノを含む統合型リゾート(IR)誘致や2年後の大阪・関西万博など課題は多い。横山氏は「改革の流れを引き継ぎ、守りに入ることなく新しいことに挑戦していきたい」と語った。【澤俊太郎】

 元稿:毎日新聞社 主要ニュース 政治 【政局・選挙・大阪維新の会・大阪ダブル選】  2023年04月10日  10:50:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【維新】:大阪で「完全制覇」 4選挙、市議会過半数は初

2023-04-10 09:01:30 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【維新】:大阪で「完全制覇」 4選挙、市議会過半数は初

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【維新】:大阪で「完全制覇」 4選挙、市議会過半数は初

 大阪府議選、大阪市議選は10日未明、全議席が確定し、政治団体・大阪維新の会がそれぞれ過半数を獲得した。市議会で過半数を占めるのは初めて。府知事選、市長選と合わせた四つの選挙で「完全制覇」を達成した。日本維新の会としては、公認候補が奈良県知事選で首長として大阪府外初の当選を果たし、「全国政党化」に向けて足掛かりを得た形だ。

 大阪府議会、大阪市議会の党派別勢力

 大阪府議会、大阪市議会の党派別勢力

 市議選は定数が2~6の中選挙区で、一つの区で複数人を当選させる必要があるため過半数獲得のハードルが高かった。大阪維新代表の吉村洋文氏は、達成できなければ代表を辞任すると明言。自身は知事選で圧勝し、市議選でも改選前の議席を大きく上回って目標に到達した。(共同通信)

 元稿:東京新聞社 主要ニュース 政治 【政局・選挙・大阪維新の会・春の統一地方選挙前半戦】  2023年04月10日  09:01:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする