【産経・FNN合同世論調査】:内閣支持率50・7% 8カ月ぶりに不支持率上回る
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【産経・FNN合同世論調査】:内閣支持率50・7% 8カ月ぶりに不支持率上回る
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)は22、23両日に合同世論調査を実施した。岸田文雄内閣の支持率は前回調査(3月18、19両日)比4・8ポイント増の50・7%、不支持率は前回比3・0ポイント減の44・7%だった。支持率が不支持率を上回るのは昨年8月の調査以来8カ月ぶり。今年に入ってからの上昇傾向が続いている。
記者団の取材に応じる岸田文雄首相=24日午前、首相官邸(矢島康弘撮影)
岸田首相が掲げる「次元の異なる少子化対策」については54・1%が「評価する」と回答。ただ、少子化が改善されるかを問うと、「大いに改善する」と「ある程度改善する」を合わせて計25・7%にとどまった。少子化対策の財源として社会保険料を引き上げる案は「賛成」が30・1%、「反対」が64・4%だった。
防衛力の抜本強化に伴う増税については賛成が37・0%、反対が58・3%だった。憲法改正については「賛成」が52・4%、「反対」は35・5%となった。
5月に広島市で行われる先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)で議長を務める首相がリーダーシップを発揮することに期待するかを尋ねたところ、「大いに期待する」と「ある程度期待する」が計61・6%となった。「期待しない」は「あまり」と「まったく」で計36・6%だった。
新型コロナウイルス禍に関して、感染拡大前の生活に戻りつつあると思うかについては、「大いに思う」と「ある程度思う」で計71・4%となった。
首相の遊説先で爆発物が投げ込まれた事件を受け、選挙での要人警護が強化されたが、有権者との接触を制限しても警備を優先すべきだと思うか尋ねたところ、「思う」(77・1%)が「思わない」(16・7%)を大きく上回った。
調査では内閣支持率に関し、答えが不明確な場合、「どちらかと言えば」と再度質問して回答を得た。
元稿:産経新聞社 主要ニュース 政治 【政局・世論調査・産経・FNN合同世論調査】 2023年04月24日 11:37:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。