2019年3月21日(木)の思い出し備忘録、
宝塚OGによる歌と踊りのレビュー、
出演は、真琴つばささん、一路真輝さん、香寿たつきさん、演出は宝塚の三木章雄先生、生演奏という贅沢なひとときでした。
いっちゃんのブログ、
https://ameblo.jp/ichiro-maki/entry-12448642867.html
真琴つばささんに舞台で会ったのは、おそらく『BLUE・MOON・BLUE』以来20年ぶりでした。スカーレットもジャッキーも演じていらっしゃいますがドレス姿は初めて、なんだか今でも不思議な感じでした。いっちゃんは『オン・ユア・フィート』ぶり、タータンは『モーツァルト』ぶり。勝手に久しぶりで懐かしい人たちに会えたような心持ちでした。タータンが、最近は舞台で一番年上になることが多くなったので下級生の立ち位置は久しぶりと、チャーミングな笑顔で可愛い下級生になっていました。厳格なゾフィーを演じているタータン、素の声はほんとに可愛くてギャップよとなりました。
プログラムもセットリストもないので、ライフイズソングズHPより曲を振り返り。
ライフイズソングズHPより、
https://www.life-is-songs.com/
第一幕
ノスタルジックな洋楽を中心に、戦前・戦後を生きた女性歌手にスポットライトを当てる。
1920~30年代のフランスのレビュー爛熟期を代表する、“ミスタンゲット”や“ジョセフィン・ベーカー”。
100万ドルの脚線美と言われた男装の麗人“マレーネ・ディートリッヒ”。
そして、今もなお多くの歌い手たちが愛する“エディット・ピアフ”。
彼女たちの人生を、シアトリカルに語り、歌う。
第二幕
20世紀を彩った音楽を、ジャンルごとにスポットライトを当ててゆく。
ジャズ、ボサノヴァ、タンゴ、ミュージカル・・・・・・。
さまざまな音楽スタイルの名曲の中から、今も多くの人に親しまれている音楽を、
ベスト・セレクトで綴るひととき。
それぞれの出演者にもスポットを当て、思い出のレパートリーを披露。
出演者たちの心の故郷である、宝塚歌劇団の最も得意とするスタイルでお届けする、
華やかなショーをご堪能ください。
「リリー・マルレーン」マレーネ・ディートリッヒ
「バラ色の人生」「水に流して」エディット・ピアフ
「二つの愛」ジョセフィン・ベーカー
「Gream Girls」
「ミュージカル・メドレー」
「ラテン・メドレー」
残念ながらすべてを思い出すことはできません。真琴つばささんの、女優の人生をたどるかのような「リリー・マルレーン」が素敵だったかな。三木先生がどうしてもやりたいミュージカル曲が、いっちゃんのトート、タータンのルドルフで「闇が広がる」は贅沢すぎました。タータンの組替えにより東京公演ではみることのできなかった初演エリザの夢の組み合わせ。いっちゃんの衣装がトートっぽくて振り付けも入って、まだまだトートを歌えるのだと。タータンのルドルフ、今もなお一瞬で愛に飢えた孤独な青年になるところがすごいと思いました。直後のMCタイムでタータンがちょっと振りを間違えた、いっちゃんは一瞬よろけたって話していたかな。歌っている間はそんなこと全くわかりませんでした。ねんきが入った会館の壁がぶっ飛ぶのではないかと思うぐらいの声量と歌声。圧倒されました。
それぞれの思い出の曲。真琴つばささんがスターブーツを履いて『WEST SIDE STORY』より「to nigh」、MCタイムで肩がいかついのが変わっていないと言われるという話があったと思いますが、変わらずお似合いでカッコよかったです。脚が細くて長い。いっちゃんが「わたしだけに」だったかな。タータンは『凍てついた明日-ボニー&クライド』より、安蘭けいさんが歌った歌だと思います。日本青年館で観劇したので体が記憶している感覚でした。宝塚に入団後ダンスの花組に配属したタータン、大浦みずきさんから形見分けでもらったというブラウスを着ていました。北海道でバレエをずっとやっていた、ダンスがやりたかったという話が印象に残っています。
もっと記憶が鮮明なうちに書ければよかったですが、なかなか書けませんでした。ようやく。
真琴つばささんが出演中の宝塚OGが集まった『8人の女たち』、どうやらコメディタッチでものすごく面白いと評判がいいので、久しぶりにライブ配信チケットを購入しました。久世星佳さんと一緒なんて胸あつすぎますが、そんなことは一瞬でわすれてしまう仕上がりになっているようです。サンシャイン劇場まで行けるといいですが、池袋は遠くて駅から歩く場所なのでこの足では断念。3日間アーカイブで視聴できるので楽しみ。ライブ配信もなかなかの緊張感なので久しぶりです。