私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

広瀬川を歩いたが、メジロとホオジロとジョウビタキしかいなかった。小鳥少なし。

2023年9月10日(日)鳥の海

2023年09月19日 | 鳥の海

■2023年9月10日(日)8:45-10:29【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】鳥の海、周辺林
【種名】カルガモ、キジバト10+、アオバト♂成鳥1、カワウ、メダイチドリ幼羽10+、キアシシギ幼羽2+、オジロトウネン幼羽1、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ノスリ、チョウゲンボウ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、セッカ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、ホオジロ(17科22種)
【メモ】前日、ヨロネンとホウロクシギがいたので、翌日もいるかもしれないと、みんなで見たが、オジロトウネンはいたけれども、ヨロネンは見えずだった。しかし、黄色い家前の干潟から戻る途中、林の枯れ枝に、キジバトが10羽以上止まっていて、レンズを向けると逃げたが、2羽だけ逃げないのがいた。よく見ると、1羽はアオバトで、下尾筒が濡れていた。もしかしたら、尾づけをしたのかもしれないと思い、アオバトがいることを知らせ、みんな集まってきた。しばらくアオバトの行動を観察し、同じ行動を2回取ったのを観察できたことで、いろいろなことがわかった。おそらく、渡りの途中で、アオバトの行動に合った環境でアオバト独自の行動を繰り返しながら、渡って行くのだろうと思った。今日は、鳥の海に来るアオバトの秘密がちょっとわかってうれしかった。
【写真】
  
アシワラガニも蒲生同様、だいぶ増えてきたようだ
  
メダイチドリ幼鳥。オオメダイはいなかった。
  
アオバト成鳥だが比較的若い個体か。ブドウ色の部分がまだまばら。


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2023年9月9日(土)鳥の海

2023年09月16日 | 鳥の海

■2023年9月9日(土)12:11-16:14【天気】晴れ曇り【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】鳥の海干潟・海岸・堤防、周辺田圃・畑・荒れ地
【種名】カルガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、メダイチドリ成鳥2、チュウシャクシギ幼1、ホウロクシギ幼2、キアシシギ幼4、ソリハシシギ幼3、イソシギ幼2、ヨーロッパトウネン幼1、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ノスリ、チョウゲンボウ、ハヤブサ若、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ツバメ、セッカ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ(18科30種)
【メモ】大沼 、蒲生から閖上経由で鳥の海へ。閖上は何かいないかと毎回行っているが、テトラ周辺には何もいない。岩沼の途中の休耕田もサギ類はいるが、シギチの姿なし。ということで、鳥の海に着く。しかし、黄色い家の前の干潟も、いつもの干潟コースも満水でいない。仕方なく、最後は防波堤の方に行くと、何と、今季初のホウロクシギが2羽いるのが見えた。体色が一方はかなり赤茶でもう一方も茶色の方。ふと後ろを振り返ると、メダイチドリの赤い成鳥が、コウボウムギやハマヒルガオなどが生えているよくメダイが集団でいる場所にいた。撮影しようと、構えた瞬間に浜の方へ飛んで行ってしまった。浜も一通り見たがいなかった。戻って、防波堤の上に何かいないか見ると、小さいシギが見えた。手前の方はイソシギで、奥の方はキアシか何かと思って歩いて行き、双眼鏡で見るとキアシとソリハシシギ、それにトウネンっぽいのが1羽いた。ソリハシシギの1羽は青白の鳥の海放鳥標識を付けていた。小さいシギだが、近寄って見ると、これはトウネンではなくヨロネンだった。そのうち、向かいの砂浜に飛んで行ったので、そちらの方に行って見ると、こちらにどんどん走ってやってきて、通り過ぎるのかと思ったら、目の前でUターンし、しばらく近くにいた。たぶん餌を採りたかったのだろうと思ったので、早々にその場を離れた。気が付くともう、夕方の時刻で、堤防にはオオセグロカモメの各世代の一団が休息していた。ここでおそらく眠るようだ。船溜まりの方に行くと、どういうわけかチュウシャクシギが、フェンスのすぐ近くにいた。16時を過ぎていたが、日が差していたので、家への帰り道の別ルートでもあるので、教えられた場所に行ってみると、全く探すことなく、見つけることができ、夕日に映えて風景もきれいだった。今日の鳥の海は満潮だったが、思わず見たい鳥に出会えた。
【動画】
▶羽衣の色彩が異なるが、両方とも嘴の長さからホウロクシギの幼鳥。
▶かなり羽が擦れているヨーロッパトウネン幼鳥。
▶猛禽にでも襲われたのか、船溜まりのフェンスのすぐ近くにいたチュウシャクシギ幼鳥。車の窓からフェンスの隙間越しに撮影。
【写真】
  
第4回夏羽オオセグロカモメ/ホウロクシギ幼羽
  
色が違っているホウロクシギ幼羽/イソシギ幼羽
  
キアシシギ幼羽/ソリハシシギ・キアシシギ・ヨロネン幼羽/ソリハシシギとキアシシギ幼羽
  
ヨロネン幼羽/遠くからどんどん近づいてきて
  
さらにEF500Ⅱの焦点距離ぎりぎりまで来て、
  
そしてピントが合わなくなり、動画も後で見たら、ピントが近すぎて合っていなかった。そして目の前でくるりと方向を変え、立ち止まっていた。
  
かなり摩耗している/イソヒヨドリとは思うが/チュウシャクシギ幼鳥
  
チュウシャクシギ幼羽/夕刻、ここで眠るのか。防波堤の上にオオセグロカモメの一団がいた。



【番外】県内 アリスイ 情報をいただき感謝。
  

  


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2022年5月20日(金)21日(土)22日(日)鳥の海

2023年07月15日 | 鳥の海

■2022年5月20日(金)21日(土)22日(日)【天気】曇り、小雨【機材】EOSR5+EF500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】カワウ、セイタカシギ♂S1、ソリハシセイタカシギ1、オオソリハシシギ1、チュウシャクシギ3、アカアシシギS1、キアシシギ4(左足黄色標識1)、オバシギS4、ウミネコ、オオセグロカモメ、クロハラアジサシS1(4科11種)
【メモ】2022年、5月連休の鳥の海は、オオソリハシシギが少なかったし、他のシギの写真そのものもあまりよく撮影できなかったので、ストレスが溜まっていたが、5月のシーズン終わりごろに、セイタカシギのきれいな♂夏羽、ソリハシセイタカシギ、クロハラアジサシ、それにアカアシシギの夏羽を見ることができた。3日間連続して、鳥の海に通ったが、オバシギ夏羽も何とかシーズン中に見ることができてよかったと思う。ソリハシセイタカシギは、伊豆沼、蒲生に続いて、近年では3回目の観察。ずっと前は蒲生や石巻にもいた。石巻は情報をいただいて、勤務が終わった夕方見に行き、しかも、泥にはまりながら、何とか太った感じのソリハシセイタカシギを見ることができた。上野動物園では、ソリハシセイタカシギが、鶏小屋という感じのところでたくさんいたのを見たことがあった。近くで見ると、大きさ感がわかるので、鳥を理解する助けになる。
【写真】
  
セイタカシギ成鳥夏羽
  
アカアシシギ夏羽/左足に黄色の標識を付けているキアシシギ/オオソリハシシギ♀成鳥
  
オバシギ夏羽成鳥/ハマエンドウ/ウミネコの群れ
  
セイタカシギ夏羽成鳥/アカアシシギとキアシシギ
  
アカアシシギとキアシシギ/ソリハシセイタカシギ
  
ソリハシセイタカシギ
  
クロハラアジサシ成鳥夏羽
  
クロハラアジサシ成鳥夏羽


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2023年5月3日(金)鳥の海

2023年05月29日 | 鳥の海

■2023年5月3日(金)8:29-10:22【天気】晴れ曇り【機材】 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】カルガモ、ヨシガモ♂♀、スズガモ、カンムリカイツブリ、アカエリカイツブリ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、コチドリ4、シロチドリ3、メダイチドリ8、チュウシャクシギ、キアシシギ13、ミユビシギ1、ハマシギ55、ユリカモメ、ウミネコ、オオセグロカモメ、コアジサシ、ミサゴ、トビ、ハシボソガラス、ヒバリ、セッカ、オオヨシキリ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ(17科31種)
【メモ】5月連休2回目の鳥の海。最近ではあまり見ないユリカモメの夏羽が1羽いた。ユリカモメの夏羽と言えば蒲生ではよく見られたが、かなり前、ズグロカモメの越冬を蒲生で観察していた時には、ズグロカモメがまず、頭が黒くなり、ついでユリカモメが胸のあたりがピンク色になりつつ、頭が黒くなるのを見ることができた。今日のユリカモメは完全な夏羽ではなかった。干潟には、チュウシャク、キアシ、ハマシギに混じって、1羽冬羽のミユビシギがいたが、かつての鳥の海と言えば、ミユビシギの夏羽の大群が見られたが、最近は、本当に姿が見えない。やはり、シギチは年々、種類、個体数共に減少しているようだ。干潟のシギチを一通り見て、漁港に戻って、いつも必ず見ている船揚げ場に行くと、何と夏羽のアカエリカイツブリが、船揚げ場でまったりとしていた。けがをしているのかもしれないと近寄って見ると、どっこいしょという感じで立ち上がり、よちよち歩いて水に入り、体をブルブルして、あとはゆったり浮かんで、そのうち潜って餌を採り始めたので、どうやら大丈夫なようだった。アカエリカイツブリをスマホで撮影できるくらいの距離で見たのは初めてだった。
【写真】
  
チュウシャクシギ、キアシシギ、ユリカモメ/チュウシャクシギ
  
ユリカモメ夏羽/キアシシギ
  
ハマシギ/ミユビシギ冬羽/シロチドリ
  
アカエリカイツブリ夏羽
  
アカエリカイツブリ夏羽/コチドリ/チュウシャクシギ

ヨシガモとハマシギ、メダイチドリ


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2023年5月1日(月)鳥の海

2023年05月25日 | 鳥の海

■2023年5月1日(月)6:18-7:21【天気】晴れ【機材】 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】カルガモ、オオハム冬羽、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コチドリ2、オオソリハシシギ12(♂夏羽3+1、♀夏羽7、不明1)、チュウシャクシギ19、アオアシシギ夏羽1、キアシシギ夏羽24、キョウジョシギ♂夏羽2♀夏羽1、ウミネコ、コアジサシ4、トビ、ヒヨドリ(9科15種)
【メモ】5月連休は何と言ってもシギチ、それも鳥の海と昔から決まっていた。今日は仕事が早番で10:00まで出勤すればOKなので、鳥の海に朝早くから行くことにした。黄色い家の前の干潟に、アオアシシギとキョウジョシギ、それに赤い色のオオソリハシシギの♂夏羽がいた。海側干潟に行くと、またオオソリの群れがいたが、こちらは♂夏羽が1羽だけで、あとは♀成鳥がメイン。キアシもたくさん見ることができた。帰りはいつだったかの景色の再現で、黄色い家付近の堤防の上にチュウシャクシギが群れで止まり、周回路をの上をこれもまたチュウシャクシギが走っていた。近くの土手の草原にもチュウシャクシギがいる昔からの風景だ。漁港には今日もオオハムがいた。
【写真】
  
キョウジョシギ♂♀S/アオアシシギS/オオソリハシシギ♂S
  
オオソリハシシギ♀S/オオソリハシシギ♂S/オオソリハシシギの群れ
  
この群れには♂は1羽/この個体は嘴が短く体も一回り小さいので、♂かそれともまだお子様の♀なのかよくわからない。今回のオオソリハシシギは、飛翔が撮影できなかったので、わからないが、例年だとコシジロが混じるので、今回もおそらくいたとは思う。
  
キアシシギ
  
チュウシャクシギ/ヒヨドリの渡り/この景色がいい
  
堤防の上に群れていたり、道路を走っていたり、草むらにいたりする/オオハム


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2023年4月22日(土)鳥の海

2023年05月08日 | 鳥の海

■2023年4月22日(土)8:30-9:51【天気】晴れ【機材】EOSR7+EF500Ⅱ、R5+100-500
【場所】鳥の海
【種名】オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、スズガモ、ホオジロガモ、カンムリカイツブリ、キジバト、オオハム1、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、コチドリ3、シロチドリ2、メダイチドリ14、ハマシギ68、ミユビシギW1、ウミネコ、オオセグロカモメ、コアジサシ10+、トビ、ハシボソガラス、ヒバリ、セッカ、ツグミ、ハクセキレイ、カワラヒワ(17科30種)
【メモ】蒲生から鳥の海にやってきた。干潟に出ると、ハマシギとメダイの群れの中に1羽、ミユビシギがいた。オオセグロカモメの小群が干潟と海岸にいたが、その他のめぼしいカモメ類はいなかった。漁港に戻ると、いつもの船揚げ場の近くにオオハムがいて、こちらの方に近づいてきた。というか、船揚げ場の前あたりが魚がいるらしく、餌場にやってきただけだが、自分がそこにいたので、近づいいてきたという表現になる。3mくらいまで近寄ってきて、羽ばたきなどしたが画面に入りきれなかった。オオハムはシロエリオオハムと比べると、おでこが立っている印象だったが、要するに体勢の問題で、当たり前だが普通はおでこに見えるが、首を前に伸ばすとなだらかというような感じだった。後から話を聞いたが、漁港にいるオオハムやシロエリオオハム、アビなどは多くは好きで漁港にいるのではなく、漁港で放されたというのが実態のようだ。
【動画】
 
オオハム
【写真】
  
ハマシギ,メダイ、ミユビシギ羽いる/オオセグロカモメAdSと3S/メダイとシロチ
  
10羽ほどのコアジサシが飛んでいた/オカヨシガモペア/コチドリ
  
ハマシギ、メダイ、ミユビ/オオハムWからS
  
羽ばたきが近すぎて画面に入らず
  
時々、潜って魚を探していたが、あまりいないようだった。


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2023年4月8日(土)鳥の海

2023年05月08日 | 鳥の海

■2023年4月8日(土)8:27-9:45、12:26-14:25【天気】晴れ【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】阿武隈川河口、鳥の海
【種名】ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ホオジロガモ、スズガモ、ウミアイサ、カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、コチドリ夏羽1、メダイチドリ夏羽16、ハマシギ102+、ユリカモメ、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、オオジュリン(18科29種)
【メモ】最初に阿武隈川河口中洲を見るとユリカモメの夏羽に近い個体も見られた。それから鳥の海に行ったが、前回同様、干潟にシギチの姿はなく、海岸も見たがおらず、船揚げ場に行って、やっと5羽のハマシギとコチドリ1羽がいただけだった。ハマシギは1羽、ほぼ夏羽がいた。鳥の海を後にして閖上で、シロエリオオハムを見て、昨年マダラウミスズメを見た日と同じように、井戸浦と海上を見ようと思って旧荒浜小に行ったが、海岸部は工事のために中に入れず、仕方なく北釜に行ったが何もおらず、ここまで来たらと、もう一度鳥の海に行った。またしても何もおらず帰ろうとすると、ハマシギとメダイチドリの大群が飛んできて、海岸に行った。砂浜で探したがおらず、またまた帰ろうとすると、干潟の方から群れが飛んできた。結局、砂浜には降りずにまた干潟の方に飛んで行ったが、最後に船揚げ場に行ったら、そこに大群がひしめいていたが、今シーズン初認のメダイチドリはいなかった。今日は、暇だとは言え、ずいぶん走ったものだ。
【写真】
  
ユリカモメの夏羽近い個体で、胸のあたりもピンクががってきている/ウミアイサ♂♀
  
夏羽のカンムリカイツブリ/ミサゴ♂/コチドリ
  
ハマシギ夏羽と夏羽移行個体
  
カウント用/ハマシギとメダイチドリ/船揚げ場に降りていたハマシギ(全体の一部)


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2023年3月29日(日)鳥の海

2023年05月08日 | 鳥の海

■2023年3月29日(日)9:14-11:42【天気】晴れ【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】阿武隈川河口、鳥の海、牛橋河口
【種名】オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、ホオジロガモ、スズガモ、カンムリカイツブリ、ミミカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、ハマシギ冬羽38、ユリカモメ、ウミネコ、カモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、トビ、ノスリ、ハヤブサ幼鳥、モズ♂、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、オオジュリン(19科38種)
【メモ】阿武隈大橋下の中洲付近にハジロカイツブリの完全夏羽を含むハジロカイツブリの群れが2つほどいた。中州にはカモメ類5種で、夏羽になっているものも多かったが、ユリカモメだけは頭が真っ黒になるのは遅い。鳥の海をパスして最初に牛橋に行ったが、ズグロカモメはいなかった代わりに、ハヤブサの幼鳥が電線に止まっていた。これが、怖くてズグロカモメはどこかに隠れていたのかあるいは場所を離れていたのかもしれない。鳥の海に戻るが、シギチは干潟には見えなく、生殖羽になっているアオサギ、まだなっていないコサギ、ダイサギ、それにカモ類が見えるくらいだった。ミミカイツブリは2羽が海上にいた。帰りに、船溜まりの石積みの防波堤を見ると、ハマシギの群れがやや暖かい日差しの中で休息していた。
【写真】
  
ハジロカイツブリ/オオセグロカモメ、セグロカモメ、カモメの夏羽/ユリカモメ
  
きれいになったスズガモ生殖羽/手前と奥左がヨシガモ♀生殖羽、右奥が♀幼鳥から第1回生殖羽
  
ハヤブサ幼鳥/ミヤマガラス成鳥/ツグミ
  
これはオオカワラヒワでないカワラヒワ/ホオジロガモペア/ハマシギ冬羽


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2023年1月22日(日)・23日(月)鳥の海・牛橋

2023年01月23日 | 鳥の海

■2023年1月22日(日)・23日(月)【天気】22日晴れ曇り・23日曇天【機材】EOSR5+RF100-500 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】鳥の海・牛橋、周辺田圃・水路・海面
【種名】コハクチョウ、オオハクチョウ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、スズガモ、シノリガモ、ビロードキンクロ、クロガモ、ホオジロガモ、カイツブリ、アカエリカイツブリ、カンムリカイツブリ、ミミカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、アビ+、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、タゲリ18、ハジロコチドリ成鳥冬羽1、シロチドリ26+、ミユビシギ3+、ハマシギ68+、ユリカモメ+、ズグロカモメ成鳥冬羽1、ウミネコ++、カモメ++、セグロカモメ、タイミルセグロカモメ、オオセグロカモメ、ウミスズメ+、ミサゴ1、トビ、チュウヒ1、ノスリ、チョウゲンボウ、ハヤブサ、モズ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ++、カワラヒワ、ホオジロ、カシラダカ、オオジュリン(24科57種)
【メモ】日曜日は前日にズグロカモメの情報をいただいたので見に行った。2羽の情報だったが、中洲にいたのは1羽だった。もしかしたら、松川浦の方にもいるかもしれない。何度か飛んで近くに来たり、例によって中州を巡回飛行し、上空から一気に降下して獲物を狙っていたが、遠かったので捕まえたかどうかはわからなかったが、普通はカニを食べている。以前蒲生では夏羽になるまでいたことがあり、今回のは成鳥なので、いれば黒頭巾になるが、月曜日に行った時には、中州に重機が入っており、到底、いられる環境ではないようだ。ズグロカモメは全部上から降下して捕まえるものだと思っていたが、有明海に行った時には、目の前で歩いてカニを捕まえて食べていた。何千羽といるから、いちいち降下していたら、ペリカンのようになってしまう(フロリダで見たペリカンは大群が海中突入です)。日曜日は牛橋河口の前面の海を見ると、遠くにアビの群れがいたので、うれしかった。ビロキンも1羽♂がクロガモに混じっていた。鳥の海は日曜日は晴れて無風、歩いていると日差しが暑いくらいだったが、牛橋同様、アビの群れが遠く沖に群れていて、ウミスズメも20羽以上は確認できた。アカエリカイツブリも10羽以上いて、こちらは比較的近い(と言っても遠いが)ところにいた。クロガモの群れを見ていると中に1羽ウミスズメがいて、その奥をアビが飛んでいったのを写真に撮ることができた。その写真の隅の方にアカエリも写っていた。日曜日は砂浜にシロチとハマシギの群れがいたが、いるはずのハジコチは確認できなかったので、月曜に行って干潟で見てきた。いつもそうだが、ハマシギやシロチの群れとは離れて定位置で採餌しているので、探すのはとても楽だ。しかし、飛べば、仲間と一緒に飛んで、降りるとまた、ちょこちょこ歩いて別の場所で採餌している。カモメ類は日曜日に亘理大橋下流の中洲に群れがいたので、日、月と観察した。カモメが多く、セグロカモメも混じる例年の混群だが、、いつもは11月から12月には見られるのが、今シーズンはいたのかもしれないが、全く見ていなかったので、少し安心した。しかし、個体数は断然少なく、1/3くらいだ。さらに、よく全体が飛んでまた降りるというのを繰り返し、飛んでいるのもたくさん撮れて識別にもよかったのだが、全然飛ばない。やはり、以前とは違う。
ということで、久しぶりに鳥の海の冬らしい鳥たちに出会うことができた。
【写真】
  
ユリカモメ、カモメ、ウミネコ。天気が悪く羽の色が晴天の時に見るより,暗くなっている。実際はカモメの羽はもっと薄い。ウミネコの羽の濃さと比較するといい。次の写真も同じ。/オオセグロカモメ、セグロカモメ2羽・成鳥1、タイミルセグロカモメ3Wか4W。※写真中央がセグロカモメ成鳥冬羽。そこから左端2羽が2W。左に1羽足がオレンジ黄色いのがタイミル。タイミルやヒューグリン成鳥冬羽は上嘴の先端も赤味がある/ハジロカイツブリとミミカイツブリ1羽(右から8番目あたり)
  
ズグロカモメ成鳥冬羽
  
ズグロカモメ成鳥冬羽
 
タゲリ
 
アカエリカイツブリ夏羽移行個体/アビ,ウミスズメ,クロガモ,アカエリカイツブリ
  
ハジロコチドリ成鳥冬羽。
  
ミユビシギ冬羽


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2023/1/22ズグロカモメの急降下採餌

2023年01月22日 | 鳥の海

■2023年1月22日(日)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
2023/1/22ズグロカモメの急降下採餌


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2022年12月31日(土)鳥の海

2023年01月07日 | 鳥の海

■2022年12月31日(土)13:09-16:12【天気】晴れ【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】コハクチョウ、オオハクチョウ、マガモ、カルガモ、スズガモ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、ダイサギ、オオバン、ハジロコチドリW-S1、シロチドリ9+21、ハマシギ29、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ハイイロチュウヒ♀ad1、ノスリ1、コミミズク1、チョウゲンボウ1、ハヤブサJ1、ヒバリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カシラダカ、オオジュリン(18科28種)
【メモ】中浜から鳥の海に来て、最初にハジロコチドリを探した。が、探すまでもなくいつもいる場所に1羽佇んでいた。あとで大きく撮ろうと思っていると、かなりの距離があったのにぱっと飛んで、他のシロチとハマシギの群れが大空高く飛び回り、いったん降りたがまた飛んだ。いつもこれほど飛ばないのにどうしたかと思ったら、あとでわかったが、ハヤブサ若鳥が干潟を巡回していた。これはだめかなと思ったが一応、バンディングの沼地まで行ってみると、その北側寄りにシロチの小群がいて、その中にハジコチが採餌していた。成鳥でおそらく今年の2月に鳥の海で見つけて、5月初旬までいた個体の可能性がある。年が明けたら越冬していると思うので行ってみるつもりでいる。さて、ハジコチを見たので、あとはコミミだと定位置で待っていると、最初にかなり遠かったが松林の手前の方を飛んでいるハイチュウ♀を見つけた。その後、15時28分にコミミが松林の手前の方から低空で飛んできて、今日は止まり木の棒がないが、そこを越して草地に降り、ちょっとしてまた飛んで水門の方に行って、おそらく田んぼに降りた。ところが、写真がすべてピント合わず。大ショック。せめて、もう少し上を飛んでくれたら形だけでも撮れたのにと残念だった。その後、4時過ぎまで待ったが、ノスリ1羽とハヤブサ2羽が干潟よりの松林の手前に出ただけで終わりとなった。残念。せっかく無風、夕日のグッドコンディションだったのに。飛んでくれないことにはどうしようもない。ギャラリーが少なかったせいかな。
【写真】
  
この時期、オオセグロカモメはペアを作っている。4W-S/カウント用ハマシギとシロチの群れ/ハジロコチドリW-S
  
シロチとハジロコチドリ/夕方ウミネコとオオセグロカモメの大群が漁港の上を飛んでいた。


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2022年11月16日(水)鳥の海

2022年11月21日 | 鳥の海

■2022年11月16日(水)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR7EF500Ⅱ
【場所】鳥の海、周辺田圃、牛橋
【種名】コハクチョウ、オオハクチョウ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、ミユビシギ96、ハマシギ45、ユリカモメ、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ノスリ、チョウゲンボウ、モズ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ムクドリ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、オオジュリン(20科37種)
【メモ】阿武隈大橋中洲も満潮でカワウしかいない。鳥の海に着いたが満潮でどうしようもないので、磯浜コースに行った。帰りに鳥の海に寄ったがやはり潮位が高く、干潟は見えない。一応、浜の方に行ってみたが、ミユビシギもハマシギもおらず、ユリカモメが1羽いるだけ。北の対岸を見ると、消波ブロック上にウミネコが群れていたので、行ってみることにしたが、途中、船溜まりの船揚げ場にハマシギ5羽がいたので、もう一度ハマシギの群れを探そうと浜に戻り、防波堤をずっと歩いて行ったが、やはり何もいなかった。ユリカモメがまた同じ場所にいただけ。仕方がないので、帰る前に南側の消波ブロック周辺を見ることにして、堤防の上まで登れる駐車場に車を停め、双眼鏡で見ると、まずクロガモの群れがいる。ウミネコはいるが、オオセグロカモメなど大型カモメの姿はなし。と、ふと見ると、ハマシギとミユビシギが消波ブロックの上にけっこうの羽数がいる。これは、見ないとと思い、500mmを持って、土手を下り、テトラポッドを骨折が治ったばかりの足で慎重に乗り越え、砂浜に出た。まず、ブロックの上のミユビシギとハマシギをカウントするために、部分部分ごとに撮影した。最初はミユビシギがほとんどかと思っていたが、ハマシギもけっこういる。そうこうしているうちに、目の前にミユビシギの別群れが北の方から飛んできて目の前にランディングし、採餌を始めた。動画も撮ったが、何しろ逆光の方に行くし、動きが速くて途中でやめてしまったのが、掲載した動画。そのうち、消波ブロックの群れも飛んで採餌し、南の方へ飛んで行った。二つの群れは水路近くの工事をしている砂浜まで行って、また戻ってきては採餌を繰り返していた。帰りは橋の上から中州を見たが、やはりカワウだけだったのは興ざめと言えよう。
①消波ブロックの群れ:ハマシギ44、ミユビシギ60
②ミユビシギの群れ:ミユビシギ36、ハマシギ1
①+②:ハマシギ45+ミユビシギ96 ※実際にはもっといたはずなので、12月になったらまた行ってみることに。そのころには河口中洲にもカモメ類もいるだろうから。

【動画】
ミユビシギの採餌

【写真】
  
船揚げ場のハマシギ5羽。まだ完全に冬羽になっていない個体の方が多かった。/同じ場所にじっとしていたユリカモメ。
  
ウミネコが群れている消波ブロックの向こうにクロガモの群れ/近くのクロガモの群れ/ミユビシギとハマシギ1の群れ
  
ミユビシギの採餌/カウント用一部1/こちらはハマシギ・ミユビシギ混群
  
ハマシギ・ミユビシギ混群/カウント用2/オオハクチョウの親子

<余談>今シーズンのシギチは8月14日の骨折で、シギチが一番いい時期の石巻、蒲生、大沼、鳥の海を棒に振った。蕪栗沼もかなり良かったようだがそれも見ていない。仕方なく、県外に出たが、それはそれでリハビリにもなり、いろいろ鳥も見られたが、何と言っても、上述したフィールドでシギチを見られなかったのは、本当にショックだった。石巻は8月7日、そこから空いて10月17日どっちもトウネンがいたが、その間の見逃しは本当に痛かった。年も年なので気をつけないとね。


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2022年9月11日(日)牛橋・鳥の海

2022年09月11日 | 鳥の海

■2022年9月11日(日)7:13-9:04【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+EF500Ⅱ ISO100
【場所】牛橋・鳥の海
【種名】カルガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ヘラサギ若鳥、(セイタカシギ1)、オオソリハシシギ幼5(うち3コシジロ)、チュウシャクシギ2、(アカアシシギ幼2)、ソリハシシギ幼13、オバシギ幼2、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ノスリ、チョウゲンボウ、ハヤブサ、ハシブトガラス、ヒバリ、ツバメ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ(16科24種)
【メモ】蕪栗沼で骨折してもうすぐ1か月、だいぶ不自由な生活をしてきたが、何とか鳥の海・牛橋までヘラサギを見に来れるまで、少し良くなってきた。牛橋に着くと、レンズを構えた方が2名いて、その先を見ると中洲にダイサギと一緒にヘラサギがいた。鳥友から後で若鳥のようだという話があり、写真で羽繕いをしている写真を見ると確かに茶色っぽい羽が残っていた。飛ぶまで待っていたかったが、オオソリハシシギの中にコシジロが何羽いるか見たかったので、そこそこに牛橋を後にした。牛橋の出口で、ハヤブサ若が遠かったが餌を求めて何度か降下していたが、結局取れなかったようだ。鳥の海近くの電線には2羽のチョウゲンボウがいて、じゃれ合っていた。これは今年生まれのきょうだいかもしれない。ノスリも2羽ほど見た。さて、黄色い家の前の干潟しか今の状態では観察できないので、何とか堤防を乗り越えて、干潟側の階段に座って観察していた。けっこう近くまで来たが、潮干狩りの方が来て、遠くに行ってしまった。大潮ということで、いったん、フラミンゴに行って、早お昼をして、しばらく待ち、干潟に戻ったが、さらに干潟は広がっていて、今日は帰ることにした。セイタカシギやアカアシシギ、ホウロクシギなどもいたらしいが、とりあえず、牛橋・鳥の海までこれたのでよかった。
【動画】
ダイサギが魚を捕まえるのを見て、ヘラサギも採餌を始めた。
【写真】
  
ヘラサギ若
  
ヘラサギ若
  
ヘラサギ若
  
ハヤブサ若/チョウゲンボウ♀若/オオセグロカモメ幼鳥
  
オバシギ、オオソリハシシギ、チュウシャクシギ、ソリハシシギ


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2022年6月9日(木)・11日(土)鳥の海

2022年06月11日 | 鳥の海

■2022年6月9日(木)・11日(土)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】牛橋河口,鳥の海,阿武隈川河口,周辺
【種名】キジバト,カワウ,ササゴイ,ダイサギ,ウミネコ,セグロカモメ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ノスリ,ハシブトガラス,ハシボソガラス,ヒバリ,ツバメ,オオヨシキリ,コヨシキリ,セッカ,ムクドリ,スズメ,ハクセキレイ,ホオアカ,ホオジロ(15科22種)コブハクチョウ
【メモ】釣師浜の帰り鳥の海に寄り,主に港内と阿武隈川河口でカモメウォッチングをした。すると,意外にもたくさんのオオセグロカモメがおり,セグロカモメも若干いた。いずれ,繁殖はできない個体群ということになる。阿武隈川河口の中州に遠目からでも真っ白な大型カモメがいたので,シロカモメの可能性もあるが,オオセグロカモメの可能性の方が高く,ちょっと遠すぎて判別不可ということで,土曜日にまた行ってみることにした。土曜日,最初に河口に行ってみると,ちょうど中州が広く出ていて,たくさんのウミネコとオオセグロカモメ,それに少ないがセグロカモメもいた。白いカモメもいて,今回は,一番大きく見えるところで堤防を上がって双眼鏡で見て,さらに写真撮影して確認した結果,オオセグロカモメ第1回夏羽移行個体とした。遠くから見ると確かにかなり白く,嘴も黒と肉色だったが,伸びをするまでじっと待っていると,やはりこのまま成長するとオオセグロカモメになるようだった。
【写真】
  
紺色のメタリックな甲虫を一度咥えたが,すぐに離し,じっと見ていた。
  
オオセグロカモメ第1回冬→夏/右端に白いカモメ
  
コヨシキリの囀り
  
セッカ/コヨシキリ。この風景を見ていると北海道のサロベツの原生花園に行きたくなった。
 
翼を伸ばしたところ。奥はセグロカモメ成鳥夏羽


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2022年4月19日(火)鳥の海

2022年04月19日 | 鳥の海

■2022年4月19日(火)10:21-13;32【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+EF500
【場所】鳥の海、周辺田圃・畑地
【種名】ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、スズガモ、クロガモ、ウミアイサ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、ハジロコチドリ1S、コチドリ6+、シロチドリ5、小型シギSP、ウミネコ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ノスリ、ハシボソガラス、ヒバリ、ツバメ、ムクドリ、ツグミ、ノビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、オオジュリン(20科34種)
【メモ】今日は昨日の余勢?をかって、EF500mmを付けた方のR5を持って鳥の海に出かけた。しかし、昨日と違って風があり小鳥を撮影するにはちょっと不向きの天気だった。ノビタキやオオジュリンは昨日と同じ場所で出たが、風が強いため、止まっている時間が短く、結局、姿は見たが写真には写せなかった。それから干潟へ行くと、昨日いたハマシギ、メダイ、ムナグロの姿はなく、陽炎が揺らめく遠くの干潟にシロチが数羽いるのが見えただけだった。がっかりしてとぼとぼ歩いて行くと、自分の左側でピュイピュイ鳴いている声が聞こえたのでそちらの方を見ると、何とそれはおそらく2月、3月に計3回見たハジロコチドリだった。2,3月の時は額部分がまだ黒くなく、嘴も黄色と黒があまり明瞭でなかったが、今日のハジコチは完璧な夏羽だった。春の渡りに完璧な夏羽を見ることは多くはないので、これはラッキーだった。今回も前回同様、シロチ1羽と行動を共にしていた。それから、帰るついでにコチドリが争っているのを見たり、干潟の窪地に溜まった水に入り、水浴びをしている様子などを見ながら、戻ったのだが、帰る途中に今度は後ろで、例のピュイピュイという声がして振り向くと、ちょっと離れたところにハジコチがこっちを向いていた。このハジコチは、これまで撮影した個体と違って、やや警戒心が強く、画面からはみ出すようには近づけない。しかし、2月に撮影した時よりはやや大きめに撮影でき、特徴がわかる写真となった。ちょっと気分を良くして家に帰ったが、沼地で見た小型シギも気になった。またいるかもしれないので、今週中に来るつもりだ。
【写真】

  
セグロカモメ第4回W-S/交尾するウミネコ/セグロカモメAdW-S
  
コサギ/ハジロコチドリ夏羽/水浴びをしたコチドリ
  
争うコチドリ/ハジコチといるシロチ/コチドリ
  
ハジロコチドリ夏羽


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