■2010/10/17(日)6:44-9:34【天気】馬の背 ガス,曇り時々晴れ
【場所】蔵王馬の背,エコーライン,聖山平
【種名】ツミ成鳥♂1成鳥♀1不明1,キジバト,ビンズイ1,カヤクグリ1,カラ類SP8,ホオジロ,アトリ30+の群れ2回,マヒワ50+の群れ1回,カケス2,ホシガラス5,ハシブトガラス(8科11種)
【メモ】昨年10月17日に紅葉を見に蔵王に行ったら,偶然アトリの群れが馬の背を山形側へ越えて行ったのを見て,今回同じ日,ほぼ同じ時間に行ってみた。エコーラインの中間辺りで,レース鳩の群れを見つけた。何回か上空を旋回して南東方向へ飛び去った。この辺りまでは晴れていて,時々ホシガラスも出現する。7時前に駐車場に着いたが,ガスがかかっていて,何も見えない状態。気温は車の計器で8℃くらいだった。7時を過ぎたので,一応外に出てみるが,多少視界がよくなったくらい。結局8時過ぎに出かけた。馬の背を歩いて行くと,8:10に黄緑っぽい小鳥の群れがすぐ近くを飛んでいった。双眼鏡で種類を確認するとマヒワの群れで,一気に馬の背は越えず,リフト前辺りのハイマツに降りる。続いて8:14にアトリ30羽+の群れでこれは何とか撮影したが,ガスがまだかかっていたのと暗かったので証拠写真程度にしか撮れなかった。イワヒバリを探しにいつもの場所に行ったがビンズイ1羽しかいなかった。8:24引き返すところで上空を小型のタカ1羽が馬の背を越えて行った。8:40にリフト付近で待ち構えていると,逆光の方に小型タカ1,順光の方に同じく小型タカ1がほぼ同時にやってきたので,証拠写真のつもりで写しまくった。デジカメの確認画面を見てハイタカかツミと見当を付け,あとは翼先分離数をチェックすると3個体とも5枚でツミだった。最初の個体は暗くて成幼雌雄判別不能だったが,後の2羽は最初が成鳥♂,もう1羽の順光の方が♀成鳥だった。9時近くになり,観光客や登山客でいっぱいになってきたので帰ることにした。
昨年はクマタカ計4羽を見たが,今回は空振りだった。
【写真】
■1枚目:馬の背を越えて行くアトリ/ナナカマドの赤い実/お釜。決して晴れて天気ではなく,不安定な天気だった。
■2枚目:最初のツミ成幼雌雄不明個体/ツミ成鳥♂
■3枚目:ツミ成鳥♀
タカの飛翔識別は『タカの渡り観察ガイドブック』信州ワシタカ類渡り調査研究グループ,文一総合出版,2003年がとても参考になる。
Copyright(C)2010 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.
【場所】蔵王馬の背,エコーライン,聖山平
【種名】ツミ成鳥♂1成鳥♀1不明1,キジバト,ビンズイ1,カヤクグリ1,カラ類SP8,ホオジロ,アトリ30+の群れ2回,マヒワ50+の群れ1回,カケス2,ホシガラス5,ハシブトガラス(8科11種)
【メモ】昨年10月17日に紅葉を見に蔵王に行ったら,偶然アトリの群れが馬の背を山形側へ越えて行ったのを見て,今回同じ日,ほぼ同じ時間に行ってみた。エコーラインの中間辺りで,レース鳩の群れを見つけた。何回か上空を旋回して南東方向へ飛び去った。この辺りまでは晴れていて,時々ホシガラスも出現する。7時前に駐車場に着いたが,ガスがかかっていて,何も見えない状態。気温は車の計器で8℃くらいだった。7時を過ぎたので,一応外に出てみるが,多少視界がよくなったくらい。結局8時過ぎに出かけた。馬の背を歩いて行くと,8:10に黄緑っぽい小鳥の群れがすぐ近くを飛んでいった。双眼鏡で種類を確認するとマヒワの群れで,一気に馬の背は越えず,リフト前辺りのハイマツに降りる。続いて8:14にアトリ30羽+の群れでこれは何とか撮影したが,ガスがまだかかっていたのと暗かったので証拠写真程度にしか撮れなかった。イワヒバリを探しにいつもの場所に行ったがビンズイ1羽しかいなかった。8:24引き返すところで上空を小型のタカ1羽が馬の背を越えて行った。8:40にリフト付近で待ち構えていると,逆光の方に小型タカ1,順光の方に同じく小型タカ1がほぼ同時にやってきたので,証拠写真のつもりで写しまくった。デジカメの確認画面を見てハイタカかツミと見当を付け,あとは翼先分離数をチェックすると3個体とも5枚でツミだった。最初の個体は暗くて成幼雌雄判別不能だったが,後の2羽は最初が成鳥♂,もう1羽の順光の方が♀成鳥だった。9時近くになり,観光客や登山客でいっぱいになってきたので帰ることにした。
昨年はクマタカ計4羽を見たが,今回は空振りだった。
【写真】
■1枚目:馬の背を越えて行くアトリ/ナナカマドの赤い実/お釜。決して晴れて天気ではなく,不安定な天気だった。
■2枚目:最初のツミ成幼雌雄不明個体/ツミ成鳥♂
■3枚目:ツミ成鳥♀
タカの飛翔識別は『タカの渡り観察ガイドブック』信州ワシタカ類渡り調査研究グループ,文一総合出版,2003年がとても参考になる。
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