私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

以前からホシムクドリはいたが、年々個体数が増加傾向のようだ。他のムクドリ類も何かしら来てはずなので、これから期待。

2024年1月2日(火)化女沼

2024年01月02日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2024年1月2日(火)6:57-7:44【天気】晴れ曇り【機材】 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】化女沼
【種名】シジュウカラガン、マガン(1科2種)
【メモ】恒例の化女沼のシジュウカラガンとマガンの飛び出しを見に行った。このフィールドの飛び出しは、朝日を浴びて周囲の木々と水面が赤く染まり、それらを背景にシジュウカラガンの白黒のカラーがとても美しく見えるのが特徴だ。マガンの方は羽色に赤い色が混じってしまうようになり、写真で撮るとピントが合わないのが続出する。さて、今日は、最初にダム対岸の広い水面にいたシジュウカラガンとマガンが飛び出したが、一回りしてダム側の群れの中に降りるシジュウカラガンも多くいた。次にダム側の一部が飛び出すが、また戻るシジュウカラガンやマガンも多かった。まだまだ、シジュウカラガンの個体数が多く、朝日で沼全体が赤く染まるのを期待していたが、7時25分に、朝日は西からずっと壮大に広がる雲の東端に隠れてしまい、沼全体が暗くなり、次のフィールドに移動することにした。沼を飛び出したマガンやシジュウカラガンの一部は、ダム周辺の田んぼにいったん降りて採餌したり、休んだりしている。今日は、この後、暖冬で雪もないであろう加美町宮崎と小野田に行って見ることにした。今までも雪があまり降らない年もあったが、今年は、さらに例年にない暖冬が重なっているので、いつも2月に行くところを今日行って見ることにした。ここからなら、田んぼ道を走って、1時間もかからない距離だ。
【動画】
朝の飛び出し前の化女沼シジュウカラガン
【写真】
  
ダム側のシジュウカラガンの群れ/今朝の月/最初の飛び出し
  
2回目の飛び出し/シジュウカラガンのファミリー/旋回してまた降りた
  
沼に降りる別のファミリー/シジュウカラガン小群の飛び出し
  
少しずつダム側の水面も赤く染まってくる/3回目の飛び出し
  
3回目の飛び出し
  
船形山方向に向かうマガンの群れ/ダム近くの田んぼで採餌するマガン。シジュウカラガンは奥のファミリーと手前の一羽は座って休息中。


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2024年1月2日(火)宮崎、小野田、田谷地沼

2024年01月02日 | 田谷地沼・宮崎地区

■2024年1月2日(火)8:09-11:52【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500 EOSR7+EF500Ⅱ ※時刻は写真1枚目と最後の1枚の時刻です。
【場所】加美町宮崎、小野田、田谷地沼、旭、原、田川
【種名】マガン、シジュウカラガン、コハクチョウ、オオハクチョウ、キジバト、ダイサギ、トビ、ノスリ、アカゲラ、チョウゲンボウ、モズ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ミソサザイ、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、シメ、ホオジロ(16科21種)
【メモ】化女沼で飛び出しを見た後、暖冬なので、もしかしてべちゃべちゃ田んぼになる前にもういるかもしれないと思い、加美町に向かった。高速道路の入口を通り過ぎて鳴子方面へ。勝手知ったる田んぼ道を走って、中新田へ。田川にあまり数が多くないハクチョウ類がいるのを確認して、賀美石へ。そこから、いつものコースで宮崎に向かうが、ガンがいない。やはり来ていないかと思って、ふと見上げるとマガンの群れ。やっぱりねと思い、ガンを追って宮崎方面へ。あまり行かない小道を行ったら、行きどまりで、そこで運よくアカゲラ♂が、梅の木に止まって、イラガの繭をつついていた。しばらくつついていたが、繭は丈夫で、諦めて飛んで行ってしまった。そこから戻り、旭まで行くがいなかったので引き返し、小野田方面へ行くと、防雪柵を越えてマガンの群れが。この方向はもうポイント決まりということで、行ってみたら、田んぼ8枚にシジュウカラガンとマガンの群れ。向こうの田んぼから、シジュウカラガンがどんどん、近くの田んぼに飛んできて、ランディングの写真が撮れた。2種以外いないかと探したが、首輪のないシジュウカラガンだけ。まあ、これまで、一通りの種類は加美町で見たので、まあ、いいやと思い、田谷地沼へ行って見る。雪の上に動物の足跡があったので、一周はやめて、もう一度戻って、陶芸の里の温泉に入る。それから、きっと小野田中近くの田んぼにいるはずだと思って行くと、そこよりもう少し西側の田んぼにいた。一応、ガンがいた場所は、GoogleMapの画面コピーを取っておいた。さっきの群れもこちらに移動して来たのか、広大な田んぼで遠くまでシジュウカラガンとマガンの群れがいて採餌していた。すばらしい風景だった。しかし、このあとの本来のべちゃべちゃ田んぼのガン・ハクチョウの採餌風景はあるのだろうか。2月にまた行って見ないといけないが、ガンの北帰行が12月末から始まっていたと聞いているので、今年の予想は難しい。雪は全く降らないということはないだろうから、それに期待したい。
【動画】イラガの卵を食べようとするアカゲラ♂(1)
イラガの卵を食べようとするアカゲラ♂(2)
採餌するシジュウカラガンとマガンの群れ

【写真】

  
好きな風景だが、ガンがいない/マガンの群れ発見。旭方面へ
  
戻ってきて原方面に行くと田んぼに群れ/山紫水明のシジュウカラガン。最高に好きな風景。
  
雪が少し積もった山を背景にシジュウカラガン/原の田んぼ
ここまでR5+100-500mm、次からR7+EF500mm

  
アカゲラ♂がさかんにイラガの繭をつついていた。
  
首輪はないが喉で白がつながっていない/シジュウカラガンのランディング
  
頭首に比べて胴体がやけに広い/マガン
  
シジュウカラガンとマガンの採餌
  
どこに降りるのか、下はマガンが密集/道路にも/いい風景


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