会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

京都冬ひとり旅 25

2011-04-02 22:35:47 | 旅行

2011年4月2日(土) くもり   寒い寒い。 
 また、朝方会津で震度2.6の地震。緊急地震警報で知っただけで体感無し。よかった。前にブログでも書いたが、この大震災の惨状には心を痛めお見舞い申し上げるとともに出来るだけの支援をしていきたい。それと同時に自粛だけでなく平常の生活をすることが経済活動を活性化し、復興への道である。同じような趣旨のメッセージが会津若松市長のから市民へあった。
 
以下は 市長メッセージ本文
     「取り戻そう!元気な会津」力強い本市経済の復興に向けて

市民の皆様へ
                  会津若松市長 菅家 一郎
 
東北地方太平洋沖地震の発生以来、20日が経過し、この間、市民の皆様には、大変なご苦労とご心配をおかけしておりますが、これまでの冷静な対応と避難者への支援をはじめ、復興に向けてのご理解とご尽力を賜り、深く感謝を申し上げます。

さて、物資の供給不足や全国的な自粛ムード、風評被害の中で、本市におきましても消費活動や様々なイベント、会合の中止などにより、飲食業、旅館業、食品製造業など多くの分野で経済活動が縮小しており、本市経済は極めて深刻な状況となっております。

こうした状況の中、会津若松商工会議所はじめ飲食業組合や温泉団体、旅館・ホテル組合など多くの業界団体から、地元小売業等の消費購買活動の活発化や、農産物の安全宣言による活用推進と飲食店等の積極的な利活用による地域経済の回復について、支援要望をいただきました。

市といたしましても、各種イベントや歓送迎会を、できるだけ早期に開催するよう全職員に要請したところであり、率先して地元での積極的な消費活動を促進して参りたいと考えております。
もとより被災をされた皆様の心情に配慮することは当然のことでありますが、こうした活動が地域の復興の力強い歩みに、つながっていくものと確信いたしております。
どうぞ市民の皆様におかれましても、会津の元気を取り戻すため、お一人おひとりが、これまでどおり地元での買い物や飲食などの消費活動を行っていただきたいと、切に願うものであります。

私は、こういう時だからこそ、市民が一丸となってこの未曾有の大災害に負けることな
く、一日も早く市民生活の日常が戻り、ひいては本市経済が回復することによって、市民の安心・安全な生活を取り戻すことが不可欠であると存じます。
被災地の復興を願いながら、前向きに、心を一つにして、この苦境を乗り切っていくために、市民一人ひとりのご理解とご協力を切にお願い申し上げます。
 
~通常の 経済活動こそ 復興の道~

「京都冬の一人旅25」 
   第4日目 3月2日(水) 少し暖かくなった
 
長楽館で一休みしたので疲れもとれた。あまり観光客も訪れない長楽寺へゆるい坂道を上って行った。この寺は延暦24年(805)桓武天皇の勅命によって伝教大師を開基として観世音菩薩を本尊として創建された。
 当初(平安時代)は天台宗の別院であったが、その後室町時代初期に時宗に改まった。
 もともと円山公園を含む広大な寺域をもった有名寺だったが、大谷廟建設の際幕命により境内内を割かれ、明治初年境内の大半が円山公園に編入され今に至る。


 祇園町の賑わいからわずか徒歩10分あまりで、街の雑踏を忘れさせてくれる静寂な場所でした。紅葉の美しい隠れた名所でもある。古来より「洛中随一絶景の霊地」として文人墨客に、その景勝は愛でられ、今昔物語や平家物語などの古典にも数多く記されている寺である。
 壇の浦の戦いで平家は破れ、建礼門は入水するも助けられこの寺に入り出家した。
 その塔が下記の写真です。
 

 帰りには東大谷祖廟(真宗大谷派 本山東本願寺)宗祖親鸞の墳墓にお参りした。エレベーターがあり階段を昇らなくてよかった。参拝者も多かった。