会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

京都冬ひとり旅 29

2011-04-06 15:47:20 | 旅行
2011年4月6日(水)  快晴 
 久しぶりにお天気がよく暖房も止めて過せた。水道管破裂の始末をした時衣服が汚れたので洗濯をした。放射能物資の付着など心配しないで天日干し。半日で乾いた。
 原発の事故がなければ県内何処でも戸外に洗濯物が干せるのに・・・・・。
 今回の東日本大震災と原発事故で、卒業式も入学式も出来ない児童・生徒・学生などが多勢いる。お見舞い申し上げ、できるだけ早く明るい笑顔を取り戻して欲しい。
 
 東京にいる娘の次女は卒園し、小学校の入学式。妻がお祝いに行っている。
 会津若松の息子の次男は小学校を卒業し、中学校の入学式。私は区長をしているので来賓として式典に臨席できた。
  幸いにも私の孫達は節目の式をさせてもらえて感謝している。

  
~孫ふたり それぞれ祝う 入学を~

「京都冬の一人旅29」 
   第4日目 3月2日(水) 智恩院 山内庭園など 
 

 御影堂を出て左に行くと方丈庭園の拝観出入り口があった。この庭園と女坂近くの友禅苑などがセットで500円。智恩院の山内を歩くのは初めてだったので入場券を買った。はじめに方丈庭園を拝観。僧・玉淵坊によって作庭されたと伝えられている。池泉回遊式の庭園。大方丈や小方丈、勢至堂(法然上人終焉の地。智恩院最古の建物)みながら奥へ進んで山亭庭園に入る。

 
 智恩院一番の高所にあり、京都の街を一望できる。東山から西の市街地が実によく見えた。こじんまりとした庭である。庭の右手に木戸があり「奥に千姫の墓 午後4時まで参拝可」の木札。勝手に木戸をくぐった。そこは徳川家関係者の墓所で左手50mくらい進むと立派な墓があった。波乱万丈に生きた千姫のことを思いながら参拝した。参拝者は私一人。ほとんどの観光客はここまでは来ない。興味があったら参拝してみてください。

 
 帰りは木戸を開けて山亭庭園に入り方丈庭園へ戻った。御影堂前の広場に来たが友禅苑が分からず案内所で聞いた。
 三門から上って来た男坂の左に女坂がありその途中に拝観入り口があった。
 友禅苑は宮崎友禅翁(友禅染の始祖)ゆかりの庭園で、東山の湧水を配した庭と枯山水の庭で構成され、池の中央には観音像があった。苑内には「華麗庵」「白寿庵」の茶席があったが、営業は終わっていた。大急ぎで荷物を預けた三門へ。午後4時で閉まる。5分前でセーフ。ほっとした。
 欲張って広い智恩院の山内を歩き回ったので脚はかちんかちん。今夜の宿 西木屋町「花屋旅館」まで歩いて30分くらいの距離だったがタクシーに乗った。
   (続く)