ホームコンサートには「コントラバスを電車で運んでくる自信がない」ということで不参加だったAniaさんだが、今回の発表会のためにキャリーを買い、電車に乗って会場までちゃんと自力でやってきた。来年のホームコンサートには来てくれるかもしれない(だいぶ余計遠いんだけど)。
それにしても、こんなでかいものを、生徒さんがそれぞれに運んできて、狭いライブハウスに持ち込んだらどうなるんだろう?? と心配してしまったが、着いてみたらぜんぜんそんなことはなかった。
この発表会は、コントラバスの発表会ではなくて、あくまでサックスの発表会。そのために、サックスの先生が音楽仲間のピアノ・コントラバス・ドラムを連れてきており、ピアノ・コントラバスの人がそれぞれ数人自分の生徒を連れてきた、という構成だった。
つまり、コントラバスはおまけ。その伴奏にくっついてきた私は、おまけのおまけ(^^;;
店内は、暗くて古めかしい、いかにもジャズのライブハウスという感じ。いやこんなところにいていいんだろうかという場違い感も漂うが、Aniaさんがいっしょだから大丈夫(?)。
11時集合で、ひととおりリハをしたりばらばらとごはん食べにいったりして、そして13:30から本番という段取り。Aniaさんと私はもう二回、レッスンで合わせの練習をしていて完璧なので(嘘)、リハでは位置取りやボリューム調整を考えるというのがメイン。
ところがジャズの人たちというのは、リハの場でいきなり楽譜配ってたり、ソロの順番決めてたり、「ここ入れたら適当に入ってください」とか何でも現場合わせで作っていく。楽譜といっても、妙にパラリとしたもので、どうしてあんなちょびっとの楽譜であの長さの曲になるのかいまいち理解できない。
顔ぶれは、私たちよりもっと年配の方が多くて、サックスの技量は様々だけど、いずれも筋金入りのジャズ好きで、そもそもサックスを習う前からノリだけはどっぷりと掴んでいた人とお見受けする。
さて、このライブハウスでは、会場貸し賃の一部として、来た人はみんなワンドリンクオーダーするようにというお達しが事前からあった。それはいいんだけど、リハの最中にマスターが、これから出かけちゃうから今オーダーしてくれとか言い出した。え、今ですか(o_o;;
というわけで、リハの最中から飲みだした私。アルコール入りで人前で弾くのは初めてだが、吉と出るか凶と出るか。Gさん(Aniaさんのパートナー)によれば、アルコールを入れて演奏すると、量が少しのときは良いほうに働き、飲みすぎるとダメダメになるという。まぁそうかな?? ジントニック一杯くらいならいいかも。
お昼にはGさん、Aniaさんと一緒にうどんをいただいてますますリラックス。本番では、ジャズの演目が続く中、突然「カヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲」だった私たち。緊張はしたのだけれどもアルコールの勢いを借りてわりと落ち着いてできたと思う。とにかく落ちなくてよかった(外しただけで)
演奏が終わって、さぁおかわりでも飲もうかなというころになって、でもマスターは帰ってこない。今が儲け時なんじゃないの?? 商売っ気が足りないらしい…
誰かがマスターに電話をかけ、「作れるものは何でも作って飲んでいいって。500円で」ということになり(!) 出演者代表が二人くらい、カウンターの後ろに回ってあちこち開けて、飲み物を作ってくれた(「これも開けちゃう!?」「いーんじゃない、何でもいいっていってたから」)。
ジャズじゃないといえばもう一人、ピアノの生徒さんで中学生の男の子が「戦場のメリークリスマス」を弾いていた。なかなかきちんと弾けていて、しかも味があってとてもよかった。そしてそれに合わせて、コントラバスの伴奏がつくとぐっと引き立つのだ。これまた楽譜もなんにもなく「適当に入れたら入って」というものなのだが。
いつか、私が映画音楽などを弾くと、Aniaさんがああやって雰囲気を盛り上げてくれるかもしれない。うん。
というわけで当日の演奏はこちらです。
(注: コントラバスの音は帯域がとても低く、PCのスピーカーなどでは音が聞こえないか、歪んでひどいことになります。ヘッドホンなど、低い音までOKなもので再生してください)
今日の弁当:
ピーマンじゃこの卵炒めがメインだが、その他は昨日とよく似ている…肉団子、かぼちゃコロッケ、プチトマト、イカ揚げ、切り昆布煮
それにしても、こんなでかいものを、生徒さんがそれぞれに運んできて、狭いライブハウスに持ち込んだらどうなるんだろう?? と心配してしまったが、着いてみたらぜんぜんそんなことはなかった。
この発表会は、コントラバスの発表会ではなくて、あくまでサックスの発表会。そのために、サックスの先生が音楽仲間のピアノ・コントラバス・ドラムを連れてきており、ピアノ・コントラバスの人がそれぞれ数人自分の生徒を連れてきた、という構成だった。
つまり、コントラバスはおまけ。その伴奏にくっついてきた私は、おまけのおまけ(^^;;
店内は、暗くて古めかしい、いかにもジャズのライブハウスという感じ。いやこんなところにいていいんだろうかという場違い感も漂うが、Aniaさんがいっしょだから大丈夫(?)。
11時集合で、ひととおりリハをしたりばらばらとごはん食べにいったりして、そして13:30から本番という段取り。Aniaさんと私はもう二回、レッスンで合わせの練習をしていて完璧なので(嘘)、リハでは位置取りやボリューム調整を考えるというのがメイン。
ところがジャズの人たちというのは、リハの場でいきなり楽譜配ってたり、ソロの順番決めてたり、「ここ入れたら適当に入ってください」とか何でも現場合わせで作っていく。楽譜といっても、妙にパラリとしたもので、どうしてあんなちょびっとの楽譜であの長さの曲になるのかいまいち理解できない。
顔ぶれは、私たちよりもっと年配の方が多くて、サックスの技量は様々だけど、いずれも筋金入りのジャズ好きで、そもそもサックスを習う前からノリだけはどっぷりと掴んでいた人とお見受けする。
さて、このライブハウスでは、会場貸し賃の一部として、来た人はみんなワンドリンクオーダーするようにというお達しが事前からあった。それはいいんだけど、リハの最中にマスターが、これから出かけちゃうから今オーダーしてくれとか言い出した。え、今ですか(o_o;;
というわけで、リハの最中から飲みだした私。アルコール入りで人前で弾くのは初めてだが、吉と出るか凶と出るか。Gさん(Aniaさんのパートナー)によれば、アルコールを入れて演奏すると、量が少しのときは良いほうに働き、飲みすぎるとダメダメになるという。まぁそうかな?? ジントニック一杯くらいならいいかも。
お昼にはGさん、Aniaさんと一緒にうどんをいただいてますますリラックス。本番では、ジャズの演目が続く中、突然「カヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲」だった私たち。緊張はしたのだけれどもアルコールの勢いを借りてわりと落ち着いてできたと思う。とにかく落ちなくてよかった(外しただけで)
演奏が終わって、さぁおかわりでも飲もうかなというころになって、でもマスターは帰ってこない。今が儲け時なんじゃないの?? 商売っ気が足りないらしい…
誰かがマスターに電話をかけ、「作れるものは何でも作って飲んでいいって。500円で」ということになり(!) 出演者代表が二人くらい、カウンターの後ろに回ってあちこち開けて、飲み物を作ってくれた(「これも開けちゃう!?」「いーんじゃない、何でもいいっていってたから」)。
ジャズじゃないといえばもう一人、ピアノの生徒さんで中学生の男の子が「戦場のメリークリスマス」を弾いていた。なかなかきちんと弾けていて、しかも味があってとてもよかった。そしてそれに合わせて、コントラバスの伴奏がつくとぐっと引き立つのだ。これまた楽譜もなんにもなく「適当に入れたら入って」というものなのだが。
いつか、私が映画音楽などを弾くと、Aniaさんがああやって雰囲気を盛り上げてくれるかもしれない。うん。
というわけで当日の演奏はこちらです。
(注: コントラバスの音は帯域がとても低く、PCのスピーカーなどでは音が聞こえないか、歪んでひどいことになります。ヘッドホンなど、低い音までOKなもので再生してください)
今日の弁当:
ピーマンじゃこの卵炒めがメインだが、その他は昨日とよく似ている…肉団子、かぼちゃコロッケ、プチトマト、イカ揚げ、切り昆布煮